パペット劇場ふらり旅 ~広島~

芝居好きの私がめぐり合った人形劇の魅力、たっぷりとお伝えします。

2012年観劇記録

2012-11-23 | 演劇
2012年、今年観たお芝居の記録です。

『お伽草子/戯曲』(劇団うりんこ全国ツアー)詳細
 【観劇日・会場】2月1日(水)アステールプラザ多目的スタジオ

・太宰ファンとしては、かなり期待して観に行ったのだけれど。う~ん、ちょっとって感じだった。

『ガラパゴスパゴス」(演劇引力廣島 第9回プロデュース公演) 詳細
 【観劇日・会場】2月26日(日)アステールプラザ多目的スタジオ

・舞台の壁やら床やらを黒板みたいにして、役者が喋りながらチョークで書いていく。こんなの、東京のお客さんは面白がるかもねって思った。

『ぼくピンチなんです!』(くわえ・ぱぺっとステージ&人形芝居ひつじのカンパニー合同作品) 詳細
 【観劇日・会場】4月1日(日)呉市広公民館大会議室

・オオカミと子ダヌキの絶壁での攻防(!)、見ごたえがある。愛情いっぱいに育ち
周囲の期待が息苦しいと悩む人間は、誰にも期待されず、孤独に育った人間の思いを、想像することさえないに違いない。オオカミの立場に視点を移すと舞台の様子がガラリと変わって見えます。
 

『翔べ!原子力ロボむつ』(j渡辺源四郎商店第15回公演) 詳細
 【観劇日・会場】5月5日(土)下北沢ザ・スズナリ

・お世話係の2体のロボットを女優さんが演じていて、めちゃ可愛かった。終演後に一緒に記念写真のサービスあり。

『自慢の息子』(サンプル) 詳細
 【観劇日・会場】5月6日(日)こまばアゴラ劇場

・芝居はなんだかよく解らなかったけれど、東京の役者は芝居が巧いね。

『なんちゃって大衆演劇団山条一座』(天辺塔ぷろでゅーす) 詳細
 【観劇日・会場】6月24日(日)アステールプラザ4階大広間

・久しぶりの、山条一座に狂喜乱舞。売店でおひねりグッズやお札のレイも販売、ペンライトを手に、贔屓の役者に声援を送る。ほぼ、毎年の恒例であります。

『アルルカン再び天狗に出会う』(ディディエ・ガラス日本ツアー) 詳細
 【観劇日・会場】7月8日(日)東区民文化センタースタジオ2

・フ、フランス語の台詞でね、分かるところと解らないところがまだらです。ふぅ~。
ディディエは、途中から流暢な日本語の台詞。異文化に対するあたしの順応性が試されちゃったよね。

『高き彼物』(ala Collectionシリーズ 主催:公益財団法人可児市文化芸術振興財団) 詳細
 【観劇日・会場】7月27日(金)アステールプラザ・中ホール

・評判作で、チケットの売れ行きも順調だったらしい。やっと最後列のチケット確保。つかこうへい事務所の頃からの石丸さんが、巧い役者になったなあと感慨。でも石丸さんは、ちょっとオカマっぽい感じがあったから、初演の高橋長英の方が衝撃的だったかも。東京の芝居の地方公演じゃなく、可児市からです。

『GODZILLA』(”DOCS"演劇起源創造スタジオ) 詳細
 【観劇日・会場】8月11日(土) 南区民文化センター・スタジオ

・お芝居の中のたったひとつの嘘、それをしらけずに見せてくれた。若い役者たちの習作芝居ってレベルを、超えているので、いつも楽しみにしてる。客演の竹元さんがいかにも楽しそうに何役も演じてた。


『班女/邯鄲』(第七劇場広島公演) 詳細 
 【観劇日・会場】9月23日(日)広島市東区民文化センター スタジオ2

・「邯鄲」がよかった。とてもスタイリッシュな舞台で、積み木をあんなふうに使ってビジネス 社会を描いていて、なんか、すごく「今」って感じがした。
毎年広島に公演に来てくれる第七劇場、すごく楽しみにしてる。

『C.T.T.Hiroshima Vol.9』(C.T.T.広島事務局) 詳細
 【観劇日・会場】10月14日(日)ガレリア・レイノ

・今回は、見応えありの3作品。
 「ひげよ、さらば」予告編(広島・PROJECT Fe)1人の役者が何役も、しかも猫役。
 「火粉、背高泡立草」(京都・烏丸ストロークロック)はだか舞台に、役者が2人。
  でも、すごい迫力。〈昭和〉って、あんなふうだったよね。本公演もぜひ観たい。
 「集合写真」(鳥取・劇団雨蛙)授業のくりかえしのシーン、愉快。役者さんたち、
  声優出身が多いとか。岸田賞戯曲のコラージュ、面白かった。

『こんばんは、父さん」(二兎社公演37) 詳細
 【観劇日・会場】11月3日(土)世田谷パブリックシアター

・やっと取れたチケットは補助席。平幹二朗は、蜷川さん以来。佐々木蔵之助の舞台は初めて。今が、うまくいかなくても、かつての昭和は輝いていた。思い出だけじゃ生きられないけど。これから日本は、どうなるんだろうな。
 

『アンドロイド版 三人姉妹』(青年団+大阪大学ロボット演劇プロジェクト」 詳細
 【観劇日・会場】11月4日(日)吉祥寺シアター

・人間とアンドロイドの違いは、「食べない」と生きていけない、それだけ?
けっこう衝撃だった。それから、空気が読めないのは、ロボットだけじゃない。
スイッチを切って停止させられちゃう感も、あるし。

『みずをめぐる3』(劇団こふく劇場 第13回公演) 詳細
 【観劇日・会場】11月18日(日)アステールプラザ多目的スタジオ

・独特の台詞回しや、奇妙な所作も、あまり気にならない。ため口や歌謡曲の俗っぽい部分のさじ加減が絶妙で、とにかく面白くて厭きさせない。この芝居を役者にさせるのに、どうやって演出しているのだろう! 何役もこなした、あべゆうさん、うまい。


*時間とお金の制約があるので、観に行きたい芝居をいくつも、泣く泣く諦めた。そのなかで選んで観に行った芝居だから、おおむね満足。制作の岩崎さんに感謝!
今年は、あと一本、観に行く予定です。  


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