パペット劇場ふらり旅 ~広島~

芝居好きの私がめぐり合った人形劇の魅力、たっぷりとお伝えします。

「彼岸の花火 此岸の花火」(演劇ユニット体温第3回公演)

2006-06-28 | 演劇
演劇ユニット体温は年1回のペースで広島でプロデュース公演を続け、その上質な舞台づくりに安心して観られる数少ない演劇集団である。 今回の「彼岸の花火 此岸の花火」は松田正隆の「坂の上の家」をプロデューサーのなかいくみが翻案、広島を舞台に広島弁で上演された。彼岸はあの世のことかなと見当がつくが、此岸というのは調べると私たちの住んでいる世界の事で、欲や煩悩にまみれたこの世のことだという。 両親を水害 . . . 本文を読む