旧鹿野小学校と旧鹿野幼稚園を転用した「鳥の劇場」にはスタジオと劇場があり、「料理昇降機」はスタジオで上演された。
横に細長く舞台のスペースをとり、ベンチ席が3列。小劇場っぽい空間だ。この日は座席の前と通路に座布団席が設えられ超満員だった。場内への客入れに適切にスマートな誘導をしてくれたのは鳥の劇場主宰の中島諒人さん。
舞台は、物置のようになった地下室らしき部屋に粗末なベットが2台。
照明が入り . . . 本文を読む
「鳥の演劇祭」には、『隣にいても一人』の広島編も呼んで戴いたのだし、ここはひとつ広島県人としてお礼に伺わなくちゃなんて関係者でもない癖に勝手に思っていたのだ。
ところが観に行く芝居の事しか考えてなかったものだから、会場となった鹿野町のことは実際に行くまでまったく知らなかった。
正直なところ鳥取県というのは観光地としてはあまり魅力を感じなくて、芝居を観るためだけに出かけるのはちょっとなあと二の足を . . . 本文を読む
“京都発、お茶会演劇どすえ~”のキャッチコピーと各回限定30席というので
とりあえず未見の劇団衛星『珠光の庵』を観に行ってみることにした。お抹茶・お菓子つきの公演というのも珍しい。
「東京発」以外の他の地域からやってくる広島公演はとりあえず歓迎してあげようと思っている。2日間公演で観客総数約60名余りのこの公演、実は広島文化財団の主催である。
会場はアステールプラザの大広間の予定(4F)だが、 . . . 本文を読む
子ども向け作品とは思えぬほど素晴らしい舞台という評判を聞いて以来、チャンスがあれば観に行きたいと思っていた。
チケットを申し込んでから知ったのだけれど、この「ユタと不思議な仲間たち」は北海道から九州までの67都市を巡演中で、最終公演地がこの広島なのだ。
しかも各都市・地域が1ステージずつの舞台なのに広島は3日間3ステージである。当地広島は100万都市にも関わらずその演劇人口が極端に少ないと思われて . . . 本文を読む
まだまだ暑い日が続くが、9月は芸術の秋、芝居見物のシーズンである。
今月もいくつかの芝居を観に行く予定にしているが、地元の芝居がない。
地元劇団応援中の身としてはこれはイカンなと思い、今月上演作品から選んだのが今日のこのお芝居だ。
名前だけはよく知っていた演劇企画室ベクトル、創立10年なのね。
ひとつくらいは観に行ったつもりでいたが今回が初見だった。この時点で3日間5ステージのうち3ステージが前 . . . 本文を読む
こんなに早く「隣にいても一人」の舞台に再会できるとは思わなかった。
しかも熊本編との競演である。
もちろん我が(!)広島バージョンが一番のお気に入りなのだけれど
各地で作られたというあちこちの「隣にいても一人」を観るチャンスがなかった。
何とか観たいものだと切望していたところなのだ。
9/6(土)「隣にいても一人」(熊本編)
ちょっと古風なイメージのある熊本弁(幕末のドラマでみたせい・・? . . . 本文を読む