桶川サッカースポーツ少年団のブログ

『桶川サッカースポーツ少年団』は、桶川市周辺の子供たちが
大切な仲間と楽しくサッカーの技術向上を目指すチームです。

北足立北部指導協主催ちびっ子大会

2012-09-18 08:55:01 | Weblog
昨日は、Dチーム唯一の公式戦であるちびっ子大会の予選でした。

結果は、
対 鴻巣下忍 ○ 4-0
対 上尾東  ● 0-4
1勝1敗で、2位パートのトーナメント戦に進出することができました。

上尾東の選手たちは、一人ひとりの基礎技術が桶川の選手たちよりも上手く、現時点での実力からは妥当な結果とも言えます。
しかし、相手からボールを奪う気持ち、奪われたら自分が奪い返すという気持ち、ボールを奪われないとする気持ち、ゴールを決める気持ちを、一人ひとりがもっともっと強く出せたら、結果がどうなっていたかは分かりません。その位の実力差であったとも言えると思います。

少し具体的な話をすれば、上尾東戦はゲリラ豪雨後のぬかるんだピッチ状態。3年生はトレシューを履いていることもあり、非常に滑りやすい状態でした。ハーフタイム時、ユニフォームが汚れていない選手が8名、汚れてる選手が3名。つまり、いつもどおりに全力で走ると滑って転びそうなので、転ばないような力でプレーしていたということに他なりません。後半開始時、何人かの選手には、ユニフォームが汚れるくらいに全力でプレーしてくるようアドバイスしましたが、気持ちを高めることはできませんでした。口うるさくとも少しずつ意識を変えて行きたいと思いました。

当然、1試合目は、物凄く良い試合でした。GKの気迫溢れるプレー、ディフェンスは最後までしっかりボールを追いかけ、ハーフはボールをつなぐ意識がしっかりと感じられました。トップはしっかりとトップとしての仕事をしました。
一つ良かったプレーを紹介すると、普段ほとんど得点を決めていない選手が、ペナルティーアーク付近でボールを持ち、その後GKと対峙した際、しっかりとGKを見て、アウトサイドで横に1タッチ、ボールを動かしシュート。試合などのハイプレッシャーな場面では、練習では出来ていても、どうしても利き足のインサイドに頼ってしまいます。彼が、あの場面で冷静にワンタッチ入れてくれたことは、普段の基礎練習が、ゆっくりではありますが着実に選手たちの技術として身に付いているということだと思えました。
ちなみに、アウトサイドで横に1フェイント入れることで、GKの重心の位置は偏り悪くなるとともに、ポジションをボールとゴール中心の間であるセンターからずらすことができます。それを自然とやってのけた選手に、ちょっと感動しました。

来週は、桶団主催のちびっ子大会です。気持ちを強く持って望めば結果は必ず着いてくるので、頑張りましょう。