小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

剣山(2) 2008,7,20

2008年07月26日 | 中四国の山のぼり

2008,7,20

剣山・1955m(徳島県)

(2)

剣山山頂-次郎笈-剣山山頂-登山口

(1)から読む

 

■剣山山頂 9:07~9:20(1955m)

剣山山頂に到着したものの、めっちゃ期待していた次郎笈はガスの中。

下からはよく見えていたのに・・・・・・。

先週同様こういう星の元に生まれているのか?

燃料補給している間に天気が好転しないかと山頂で燃料補給と休憩。

▲ランチパックのアッ~プ

最近ハマっているのがこの「ランチパック」。これまで「おにぎり」とか「カップラーメン」ばかりだっ

たので新鮮な気分。

最近はヘビーローテーションです。ただ買った時から袋がパンパンなのに、この標高になると

ちきれんばかりになる。時には、耐え切れず破裂しているのがたまにキズだ。

▲剣山山頂

かなりガスが取れ、剣山山頂は日が差すほどになったが、

▲次郎笈

次郎笈方面は依然としてガスが取れない。

待ちきれなくなって、ガスのかかったままの次郎笈へ向けて出発する。

するとウソのようにどんどんガスが流れて行くようになり、とうとう次郎笈が全貌を現した。

▲次郎笈

最初に剣山に登った時の感動が再び再現だ。このたおやかな山容に心を奪われ、いつかは

登ってみたいと思っていた。

初めての時にはこの道を歩くことすら想像できなかったのに、当然のことのように剣山から

次郎笈へ向けて剣山を下り鞍部に向け進んでゆく。

四国の稜線には、笹に覆われていることがほとんどなのに、ここ剣山には笹ではなく低草に

覆い尽くされている。

この大きな山塊の気持ちいい縦走路に身を置いていることに感動。

実は2年前の海の日の三連休にも歩いたのだが、ガスガスどころか雷に襲われ、その雷も

耳元で「パーン!」と炸裂し、体を低くして通り過ぎていくの待ち、生きた心地がしなかったの

思い出す。

▲次郎笈への縦走路(クリックで拡大)

ガスが切れるのを待っていたので、気が付くとへタ子は先をスタスタと下って行ってしまった。

▲鞍部からの剣山

振り返ると、いかに剣山からの道がたおやかなのかを実感できます。

▲鞍部からの次郎笈(クリックで拡大)

ここからは、約150mの登り返しの開始です。

ちょっとした、ザレ、ガレがあるが全く問題ない。途中、三嶺への縦走路に向けての分岐も

過ぎると、次郎笈がどんどん大きくなってゆく。

▲ニセピークから三嶺への縦走路

ずんずんと登ると山頂手前の偽ピークに到着。なぜか三角点もあり、西尾根には三嶺への

縦走路に合流するルートも見える。

その時思い出した。2年前に到達したのはここだ。

ガスガスで真っ白だった為、三角点があったので次郎笈のピークと勘違いした地点だ。

■次郎笈 10:30~10:36(1929m)

▲次郎笈山頂

ニセピークから50mも歩けば、正真正銘の次郎笈山頂に到着だ。

感動の登頂と言いたいところだが、山頂で出迎えてくれたのは、「蝿」。それもかなりの数だ

ぶ~ん!ぶ~~ん!と身体にまとわり付き、

おもわず「俺はう○こじゃない」と呟いてしまった。 

▲次郎笈からの剣山(クリックで拡大)

▲次郎笈山頂からニセピーク方面(クリックで拡大)

あまりの五月蝿さに写真を数枚撮ってそそくさと退散!

いっきに鞍部まで降りて登り返す。

▲鞍部からの剣山(クリックで拡大)

登りになって練習不足のヘタ子が遅れだしたGWからまったく山登りをしていないのだから

無理も無い。

■剣山山頂 11:29~11:50(1955m)

▲剣山山頂

小太郎が到着して、しばらくしてヘタ子も到着。

剣山に帰ってくると、朝とは全く違って老若男女を問わずの観光客で溢れかえっていた。

まるで、穂高から帰ってきた上高地を思い出す。

下界は35℃の灼熱地獄だから、18℃くらいの剣山に集まってくるのは当然といえば当然か。

数多く設置されている椅子は満席状態。やっと空いた椅子で、次郎笈で食べれなかった昼食を

摂る。

昼食を摂った後は一気に降る。帰りは、緩やかなルートを選択したが、今日は膝の調子もいいの

で、快調そのものだった。

■剣神社(登山口) 12:43

▲剣神社

誰かが、「剣山は次郎笈があるからその存在感が大きくなっている。」と言った。

まったく同感だ。

 



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