小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

東一 純米吟醸

2008年03月12日 | 日本酒でのたわごと

東一 (佐賀県

純米吟醸生酒

使用米:山田錦

精米:49%

日本酒度:不明

五町田酒造株式会社

 

九州旅行に行くのなら、地酒をゲットしたい。ただ、九州イコール焼酎のイメージが

高い。

でもよく考えれば、佐賀県に「東一」という地酒があることを思い出した。

今回の旅行のルートに酒蔵があることを確認。でも、調べると酒蔵ではお酒を販売

していないらしい。

じゃあ、どこかで販売していないか調べると大村駅前の酒屋さんで扱っていることを

確認した。

で、雲仙温泉を出発して時間調整して開店時間の10時ちょうどにお店の前に到着。

しか~し、シャッターは閉まったまま。

車の中で、確か定休日は平日だったはず。今日は日曜日だから営業日のはず。

でもネットで調べた情報なんで、変更になったのか?

横でヘタ子は、開店時間が10時10分じゃないかと訳のわからないことを言ってい

る。

「どこの店で、10時10分が開店時間の店があんねん? ありえへん!」

そうこう言っても店のシャッターは閉まったまま。

あきらめて、右にウィンカーを出し佐世保へ行こうとした、まさにその時!

 

  ガラガラガラ!

 

シャッターが開き、メガネをかけた人が良さそうなおじさんが、犬と一緒に出てきた。

休みの日に、犬の散歩かと思った瞬間、

「おまたせしました。」と言うではないか。

え~、営業日なんや。時計を見ると、10時05分を差している。

そんなバカな。5分も送れて開店とは。

ご主人に「東一」が欲しい旨を伝えると、吟醸酒しかないと言う。

まさに、ニーズとマッチしてるではないか。

ということで、「東一 純米吟醸」をゲットしました。

 

で、家に帰り栓を抜くと、フレッシュな果実香りが漂います。色は無色。

この香りに期待がが膨らみます。

で一口含むと、「これは、えらい酒を手に入れたのかも知れない。」

とにかくこれほどフレッシュで、白ワインを飲んでいるのかと感違いしてしまうほどの味は初めてだ。

そんな味わいにも増して、しっかりしたボディー。

いやみな部分が全くない。スッキリした第一級の味わいにビックリ。

そして、この印象が栓を抜いて一週間もの間全く印象が変わらない。

空気と触れ合って、お酒というものは少しは変わってくるもの。ワインに至っては、

その日でも全く味わいが変わってしまう。

しかしこのお酒、最後まで印象が変わらなかった。

それも常に「なんでこんなにおいしんだろう。」という気持ちにさせてもらえる。

このお酒、酒蔵のご主人が自分の田に栽培した米のみを使用。

とことんこだわった、山田錦で作ったお酒。

ご主人がこだわった米と、こだわった酒造りが作り出したお酒。

それは、私のような者でもわかる、「おいしい日本酒」

このお酒が無くなるまで、幸せな日々を過ごさせてもらいました。

絶品です。

 

★★★★★(5★満点)

 

 

 

 

 



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