2010,6,5
金ケ谷山(1164m)・朝鍋鷲ケ山(1078m)
岡山県・鳥取県
新庄山の家-金ケ谷山-朝鍋鷲ケ山-新庄山の家
週末高速道路MAX1,000円に乗じて、四国へ四国へと行っていたせいか、久し振りの岡山
県北の山。以前は、北の三平山から縦走した朝鍋鷲ケ山へ、逆の南側から金ケ谷山を経て
登ってみようとスタート地点の新庄山の家に到着。
■新庄山の家 9:20 (631m)
山の家と道路を挟んだところが登山口だ。
しばらく歩いたところで信じられない光景が目に飛び込んできた。
▲おたまじゃくしがいっぱい!
登山道脇の川と言うか、水溜りのようなところに動くものが・・・・・・・。
良く見ると、おたまじゃくし!それも1匹や2匹じゃなく、数え切れない程の数だ。
なんで?って思うのと同時に、気持ち悪くなるほどだ。
▲林道
そんなおたまじゃくしを後に、先に進もう。道は当分の間、林道を歩くことになる。
今日は天気が良いので、杉林の中はひんやりして気持ちがいい。
すると、今日2度目の信じられない光景が目に飛び込んできた!
▲木像
杉林の中に妖精のような子供のような像が数体置かれている。よく見ると、チェーンソーで削った
人形のようだ。その後は、目ぼしいものもなくひたすら林道を歩いてゆく。
■登山口
▲登山口
約1時間で林道からの登山口に到着した。看板もしっかりしていて迷う心配はない。
右手に伸びる階段が入口だ。
▲滑り止めが入った根っこ
ここからは思った以上に傾斜がきつい。ゆっくりと息が上がらないよう歩いてゆくと、足元の木の根
に細工しているのが目に入った。足が滑らないように、根に切れ目を入れてしている。
ここまで整備している登山道は初めてだ。
▲ブナ林
相変わらず急坂は続く。顔を上げてみると、いつの間にか周りはブナの林に変わっていた。
ここでも、比婆山同様に新緑がまぶしい。この後、ブナ林は金ケ谷山の頂上を過ぎるまで
群生していた。
■縦走路分岐 10:44
▲縦走路分岐
ブナの林の中の道を尚も進めると、やっと縦走路に出ることができた。
左に行けば毛無山。我々は右へ。階段の道を約15分登れば、
■金ケ谷山山頂 11:00 (1164m)
▲金ケ谷山山頂
金ケ谷山山頂だ。ただし、ブナを始めとする広葉樹に覆われていて展望はない。仕方が無いので
先を急ごう。
▲伯耆大山
今日は天気がいいので、木々の間から伯耆大山が見える。アルプスに行くとどうしても槍ケ岳を
探すのと同様で中国地方では大山を探してしまう。
▲金ケ谷山からの下り
大山を横目で見ながら、ブナ林の道を下って行く。ここでも階段で整備された急坂をズンズン
下って行く。ここで初めての登山者に出会った。「毛無山から来たのか?」と聞かれたので、
「まさか、山の家からです」と答えた。
逆に毛無山まで縦走するのだろうか?そんな健脚には思えないが。後ろの奥さんは結構疲れ
ているようだし。そんなことを思いながら、朝鍋鷲ケ山まで唯一の登山者を見送った。
鞍部まで下りると中国電力の鉄塔が姿を現し、時期に視界が開けた。
■朝鍋鷲ケ山 11:40~12:39 (1078m)
▲展望台
ここも金ケ谷山と同様に、木々に覆われ展望が無いはずなのだがここには3階建ての展望台が
ある。
▲山頂の碑
▲伯耆大山(クリックで拡大)
展望台に登ってみれば360度の大パノラマが迎えてくれた。
北側には、伯耆大山の南壁がドーンと目に入ってきた。そして手前には三平山。
東には、蒜山三座と蒜山高原。
▲金ケ谷山
南側には今日歩いてきた金ケ谷山。山頂には、三平山から登山者が登ってきて、いつの間
にか10名程になっている。
こちらも、展望台の2階で昼食。日陰で、風が爽やかなのが気持ちいい。
すると、ドドドッと音が聞こえる。数台のバイクが登ってきた。バイクで来ることができの?って
思っていたら、他の人が同じ質問をしていた。許可をもらって、入口の鎖を外して来たとのこと
だ。
実際、その道から下山すると全てが林道で、途中からは舗装もされていて、ちょっと興ざめして
山の家に到着した。
■新庄山の家 13:55