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2011,8,20~21
(2)
高野山参拝(和歌山県)
一通りの高野山参拝を終え、龍神スカイラインへと車を走らせます。
山の尾根づたいにつけられた道は、展望抜群。と言いたいところですが、天気予報通りに、雨が降ってきました。
予報通りではありますが、全くガスの中を走る羽目になってしましました。
展望地の護摩山タワーは、タワー自体が見えないほど。
しかたないのでそのままスルーし、高野山から約1時間半で道の駅「龍神」に到着。
道端の法面には龍神の文字と龍のレリーフ。これなかなかの迫力です。
小太郎一行は、ここで休憩と木工製品を購入した後、龍神温泉に入ります。
道の駅からは間もなくで到着。
龍神温泉。ここは、徳川幕府の御三家の一つ、紀州藩の御用達の温泉。
今では、日本三美人の湯の一つとして抜群の泉質を誇る温泉として有名になっている温泉。
その中で、今回お世話になったのは、紀州藩主がお泊りになったのが上御殿
そして、お付きの家来衆がお泊りになったのが、お世話になった「下御殿」。
今回、「日高川が見える和室」と言うことで予約をしましたが、ご好意でワンランクアップの掘り炬燵付きの
和室に案内されました。これは、ラッキー。
3人が泊まるには超余裕。大変きれいなお部屋に大満足。ゆったり泊まらさせていただきました。
では、日本三美人湯の実力やいかに?
そんなことを思いつつ、ホテルのフロントで割引券をもらい、隣の元湯へ直行。
700円の入湯料が550円に割引。
龍神温泉の中でも、源泉かけ流しはこの元湯だけ。期待十分で入ってみますと、こりゃあすごい!
期待以上に、ヌルッ、ヌルで温泉成分が全身を包むようで、トロットロです。
無色透明で、湯船で温度が2種類あって、温いほうで丁度いい塩梅。
いい塩梅って言う言葉がピッタリ!
久し振りに、本物の温泉に浸かったって感じがしました。
▲夕食
夕食は1皆のお食事処で。写真以外にどんどん後から来て、熱いものは熱いように、
冷たいものは冷たいように、出していただき、久ぶりに完食いたしました。
夕食の後は、ホテルのお風呂に入りまたまた満喫。
あまり大きな湯船ではなかったのだが、個人客が大半で少なかったからか、ゆったりと入れました。
2日目
朝、目が覚めて折角なので今一度お風呂へと部屋を出ようとしたら、
「鍵がない!」
どこを探しても・・・・ない!
荷物をひっくり返し、布団をひっくり返しても、 無い!
前日の記憶をたどると・・・この部屋にあるはずなんだけど、約1時間探しても
やっぱり無い。
意を決して、フロントに届いていないか聞いてみたが、無い。
朝食の間に、ホテルの方が確認してみると言ってくれたので、一時休戦。
▲朝食
昨日の夕食同様、朝食もおいしい。
その時、ホテルの人がカギを持って現れた。
「どこに?」
「掛け布団のシーツの中からです」
えらいとっから出て来たもんだ。さすがにシーツの中まで見なかったが、ビックリ!
とりあえず一件落着で、ゆっくりと朝食を頂きました。
本日の1件目の訪問先は、高野山同様に世界遺産の登録されている熊野本宮大社。
▲熊野本宮大社
車を止め、石段を158段登り切った所にあるのが、本殿入口。
ここには、日本サッカー協会のシンボルマークである八咫烏(ヤタガラス)を神武天皇を熊野から
大和の国へ道案内したとされ、神の化身と考えられているところから、熊野本宮大社では信仰の
対象となっている。
▲本殿
入口を抜けると、3つの社殿が迎えてくれるはずだったが、一番左の社殿は丁度檜皮葺の屋根を
葺き替える工事の最中で、シートにお覆われていたのが残念だった。
▲三段壁
熊野本宮大社まで来れば、普通熊野川沿いに那智勝浦まで出るって言うのが普通なんだけど、
今回はこのまま岡山まで帰らないといけない。というわけで、来た中辺路の道を戻り、
白浜の景勝地めぐりで締めます。
まずは、断崖絶壁の三段壁。本当は、下をのぞくのも恐ろしいはずなんだけど、すっかり整備されちゃって、
ふ~んって感じ。
▲三段壁2(クリックで拡大)
先に見えるもう一つ岸壁まで行けば迫力満点なんだろう。
▲千畳敷(クリックで拡大)
もうひとつは、千畳敷。三段壁とは打って変わってなだらかな岩の広場。
この後、白浜温泉街を抜けると、海水浴場の白良浜。
それは、それは、関西からドッと押し寄せて来て、とてつもない人、人、人。
白浜温泉の集客パワーを見せつけられた気分だった。