小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

山道具-アイゼン

2008年05月26日 | 山登りでのたわごと

グリベル

エアーテックライト・ニューマチック

 

GWのアルプスに向けて前歯が付いているアイゼンが欲しくて色々と物色。

しかし12本アイゼンとなると、今使ってるものよりはるかに重くなる。

平均で450g(片方)といったところか。

本格的なアイゼンだから仕方ないかと、諦めかけてた時にグリベルのカタログに

目が留まった。

エアーテックライト・ニューマチックと称するアイゼン。

普通はクロモリ鋼なのに、これは材料がアルミニウムで、グリベルの鍛造技術

で作られたアイゼン。

アルミニウムというのがちょっと心配だが、鍛造という響きに食いついた。

車のアルミホイールでも鋳造と鍛造があって、鍛造のほうがコストはかかるが軽く、

強い製品ができる。だから、本格的なアルミホイールしか用いない高級品。

そんなウンチクが頭にあったのか、興味津々。

それに重さが335g(片方)というダメ押し。

ただ、本当に大丈夫か?という不安が無かった訳ではない。

まあ、厳冬期に使うわけではないし、だめなら考えようと安易な考えで購入。

それに、2月の八ケ岳や今回の鳳凰三山でもそうだが、シモンのジグラルを使ってる

人に遭遇。このジグラルは岩稜禁止ということなのに、普通に使ってるのを見てそんな

に神経質にならなくてもいいんじゃないかと思った。

実際鳳凰三山に携帯して行ったが、ヘタ子のシモンとの重さの差は歴然。ヘタ子からの

視線が突き刺さってくるのをひしひしと感じていた。

ザックから取り出しても、ザックが軽く感じない。足に履いても苦にならない。

これは、なかなかの優れものかもしれない。

足に装着しても、今回のような雪の状態だと全く不都合を感じない。

むしろ軽さのメリットが前面に出ている。

そう思える。

 

しか~し、自宅に帰ってからアイゼンの状況をしげしげと確認すると、クロモリ鋼とは

あきらかに違うアイゼンの刃の減りを確認できる。

やはり、いかにグリベルの鍛造技術を駆使しても、アルミニウムの壁は越えることが

できないのか?

まあ、使用頻度から考えれば十分だろうと納得することにする。

 

 

 



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