じぶんの足でたつ、それが教養なんだ

「われこそは」と力まないで、じぶんの歩調でのんびりゆったり歩くのがちょうどいい。

先づ綴方から

2007-01-13 | 歴史(history)
 「最初の学校が最も長く私を容れてくれて三年間。いわゆる新卒の猛烈さを以て一本調子に突進した。私は水泳用の褌(ふんどし)に名前を書いてあるというので、村の巡査が『褌に名前を書く男を初めてみた。あいつはほんとうに狂人だ』と、村の内外をふれ歩く。巡査さんのいうことにまちがいはないというので『夜もろくろく眠らんで、髪をのばして変な奴だと思ったが、かはいそうにほんとうの狂人になったのか』と近所の教員連まで . . . 本文を読む