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新型エブリィ6型 DA17W:DA17Vからの車両入替

10年目の真実、VからWへの乗り換え。登録は2人乗り4ナンバー

★新型エブリィーDA17V、ワゴン用ベンチレーテッドローターは、バンに装着可能か? Vol.12

2015年10月16日 | DA17V
最近、めっきり寒くなってきましたね。

車弄りには、これからの季節は厳しくなりますね。


さて今回は、DA17Vへの流用情報を一つ確認してみました。

ただ実際にその物を”あてがい”確認したわけではないので、そこのところはよろしくお願いします。



先日ヤフオクを確認していると、オッ―!これはいけそうかなぁ?という物をみつけました。

それがこれです。

スリットが入った”フロントブレーキローター”です。

ただこれをそのままポン替えするのではつまらないので、ワゴン用のそれを取り付ける事はできないか?と考えてみました。

何故にそう考えたかというと、ワゴン用のそれはベンチレーテッドで、バン用は違います。

どうせ換えるのであれば、ワゴン用をチョイスできればと思ったのです。

そこで調べてみました。

交換にあたり問題となりそうな事は、ローター自体の厚みです。

調べる前からある程度は予想していましたが、やっと現車で確認する事ができました。

結果は…

DA17V→14ミリ、DA17W→18ミリ そうです、やはり厚さが違うのです。まぁーあたり前といえばあたり前ですが…

約4ミリの違いですが、実際にはどうなのでしょうか?

下記が実車の画像です。


キャリパーの矢印の距離が、微妙に違うのです。

そこでパーツカタログから部品番号の確認をしてみました。

すると…


ローター以外の違いは、赤枠内の部分のみで他は一緒である事が分かりました。

ピストンやパッド、その他細かい部品も一緒のようです。

問題の赤枠部分ですが、残念ながらこの部分だけの発注はできないようです キャリパー毎の交換しか手はないようです。残念。

という事で結論です。

DA17Vに、DA17Wのベンチレーテッドローターは、そのままでの”ポン替え”はできそうにない!という事です。

もしそれでもという強者の方は、キャリパー毎ワゴン用に交換しその上でローターをセットする事になります。

ただこの場合にも問題が残ります。

キャリパーを交換すると、純正のスチールホイールが装着できなくなる可能性があります。

純正スチールホイールは12インチで、オフセットの問題が生じるからです。

キャリパーが手前に4ミリ出ると、オフセットが+4ミリ増えるわけで…ホイールと干渉するかもしれません。

まぁーそれでも対応策はありますが。(JWL-T規格のアルミに付け替えて車検をとるなど)

何れにせよ、簡単にはいかないという事です。

強者の方、是非チャレンジして結果を報告して頂ければと思います。【マニアックですねーーー】


以上ご報告まで。

★新型エブリィーDA17V、スライドレールインナー部カーボン加工へ Vol.11

2015年09月23日 | DA17V
今回は、超マニアックな作業をしてみました。

既存のスライドレールの内側に、できあいのカーボンシートを貼っていきます。

えっ!そんな商品何処で買えるの… 普通はそう思いますよネ。

もちろん、DA17用としてはありません。ならば作ったのでしょうか?器用な方なら、この方法も当然ありです。

ただ今回は違う方法でチャレンジしてみました。その方法とは???


そうです。前モデルの”DA64”用を利用します。

スライドレールが同じであれば尚良いのですが、生憎部品番号は違っていました。。。

なのに…

部品番号が違えど、基本的な形は相違ありません。手元にDA64のスライドレールがあるわけでもないので、ここはひとつ”賭け”をしてみます。

こちらのお店にアクセスし、ポチって!しまいました。多分大丈夫だと信じて…

商品が届きましたので、作業を開始します。(かなり前に届いていたのですが、天候が悪かったのでノビノビとなっていました

まずはノーマルの状態を確認します。


こんな感じです。

よく見ないと分からないのですが、内側の凹んでいる部分(インナー部)がメッキになっていますよね。ここにカーボンシートを貼ります。

貼る前には次の準備が必要です。

1)貼る部分の清掃をする。→汚れを取り、脱脂を行います。(ブレーキクリーンなどを使用すると良いでしょう)特に油分は確実に取り除いてください。

2)霧吹きに数滴中性洗剤を混ぜ、それを凹んでいる面全体に噴霧します。

3)自分の手にもスプレーして、カーボンシートを剥がしていきます。この時剥がした面にも十分スプレーしましょう。

4)スライドドアを閉めた状態で、カーボンシートの先端をドア側から入れ込んでいきます。つまりレールを転がる車輪?の裏側に入れるという事です。これがポイントです。

5)シート裏はスプレーした洗剤で滑りますので、これを利用して今度はリヤゲート側のゴム部裏側へ差し込みます。差し込んだらこちらから決めていきます。

6)シートの圧着は本来”ヘラ”などを使用するのですが、凹んでいる為なかなか上手くいきません。そこで”指の腹”を使ってシートを圧着させましょう。これで十分です。

7)あまり強く擦るとズレテしまうので、ズレナイ程度にスプレーした洗剤を抜いていきます。

8)最後にスライドドアを開け、内側も圧着します。ここは剥がれやすいので、ドライヤーなどで炙りながら作業すると良いでしょう。

作業自体は大変簡単なので、車弄りが好きな方であれば””楽勝””です。

完成状態です。







どうでしょうか?

分かる人が見れば分かりますが、ほとんどの方は分からないでしょう。

こんな事までしなくても…って言う声が聞こえてきそうですが、敢えてやってみました。

マニアック過ぎましたネ。


因みにこのシートのサイズですが、810×20となっていました。

DA64用でしたが、高さも20でバッチリです。長さは厳密には短めですが、ドア側で調整可能です。(ドアを閉めてしまえば、エンドの部分は見えませんから。)



まぁーこれなら自分で作る事もできますね。

拘りのある方は、チャレンジしてみては如何でしょうか?



ここで次回のネタについて…

あるパーツ(純正部品)を利用しての流用ドレスアップです><

こちらは見た目にすぐ分かる仕上がりとなりますので、流用大好きな方は是非チャレンジしてみて下さい。

因みに、ASSY交換すればそれはそれで早いのですが、如何せんスズキの純正パーツは…お高いのでそうもいきません。

手元にあるこのパーツリストから、部品単体で揃えていきます。


中身はこんな感じです。

次回の流用とは関係ありません。念の為。


ただこれを完成させるには、一部を自作で行わなければならない作業が発生すると思います。(多分)

UPする時には、その辺も詳しく説明していくつもりですので、乞うご期待!!

★新型エブリィーDA17V、ドアミラーブルーレンズ仕様への交換 Vol.10

2015年09月14日 | DA17V
先日注文しておいたブツが届いたので、早速交換する事にしました。

今回はドアミラーのレンズ部を、ブルー仕様のレンズへと交換します。

ヨーロッパ車などは、ドアミラーのレンズが初めからブルーのモノが多々あります。ファッション的な要素が大ですが、色が付くだけでなかなかのものです。


レンズ部をブルーに変更するやり方は、いろいろな方法があります。

一番簡単なのは、ノーマルのレンズの上にブルーのレンズをそのまま貼り付ける方法です。

もちろんこれでもOKなのですが、小学生レベルの作業ではチョッと物足りなく感じます。

そこで…

レンズ毎交換するタイプをチョイスしました。

交換するにはそれなりの手間が必要ですが、ここは順を追って進めていきたいと思います。

こちらがノーマルです。



まずはこの状態からレンズのみを外します。

事前にドアミラーS/Wにて、上に最大、内側に最大と向きを変えておきます。

その後、カバー部とレンズ部との隙間から指を入れ、レンズを剥がす様に引っ張ります。

ベースは4か所嵌め込んであるだけなので、簡単に外れるはずです。(一気に強めに剥がすようにするのがコツです。)

レンズ部分が外れると、ドアミラー側はこんな感じとなっています。



レンズが外れたら、それを持ってお風呂場へ急行しましょう!!

洗面器にお湯を溜めます。ここでポイントです。

給湯器の設定温度を最高にし、できるだけ熱いお湯を溜めるようにしてください。熱ければ熱いほどOK。

ここにレンズ部を浸けます。

こうする事で、レンズ部とベースの間にある溶剤が柔らかくなり、剥がす事が可能になります。

少しずつ剥がしていくと、最後はこの様に剥がれます。



あとはブルーのレンズをこのベースに付け、ドアミラーカバーに戻せば完了です。

ここで注意があります。

レンズ側ベースとドアミラー本体側の4か所を、パチっ!という音がするまで確実に押し込む必要があります。

これを怠ると、走行中にレンズ部が落下する危険があります。十分注意してください。


丸枠の部分です。

この部分をレンズ表面から強めに押せば、パチっと音がしロックされるはずです。4カ所とも確実に実行してください。


そして完成です。



どうですか?いい感じでしょう!!

貼り付けタイプではこのクオリティーは出ないと思います。

DA17V以外にも、各車種用が出ていると思います。お試しください。

こちらから

★新型エブリィーDA17V、RS-R:Ti2000 ローダウンサス取付 Vol.9

2015年08月10日 | DA17V
今日、ついに決行してしまいました。何か?って、そうですRS-R Ti2000を組んでみました。

なかなかDA17V用のダウンサスがでなかったのですが、ここへきてRS-Rから2種類ほど発売になったのです。

ただこれらは全てDA17W用との事。んーん、多分一緒だと思うのですが、今一気になります。

そこでパーツカタログで調べてみると、ワゴン用とバン用では部品番号が違う事が分かりました。

詳細については分かりませんが、ワゴン用のそれをバンに取り付けるのはどうか?と。

DA17V用としてはラインナップが無いので、しばらく待つしかないのかと思っていたところ、この方から貴重な情報を得ました。ありがとう御座いますm(__)m

それは…日産にOEM供給している車、そう!NV100(クリッパー)ってありますよね。この車用にRS-R Ti2000が販売されているのです。

本家を差し置いて、こんな事ってあるんですね。ホントに知りませんでした。。。

これって元々エブリィ-(DA17V)ですから、違うところはエンブレムだけのはずです。という事で、NV100のTi2000を購入する事にしました。

因みにNV100の形式は、DR17Vとなるそうです。他に三菱バージョンのOEMとマツダ用のそれもあります。(関係ないので形式は省きます)



今日は定休日です。この日を逃すと、次いつ決行できるか分からないので気合を入れ!作業していく事にしました。(ホントは辛いのですが…歳なので

車で20~30分の所に実家があります。ここへ行けばほとんどの道具がそろっているので、やる気次第で何でもできるのです。

まずは移動前に現在の状態を確認しておきます。

今回は、フロントのみを入替えます。というのはこの車、所詮作業車なので”荷”を常に積んでいるので、リヤのみそこそこ沈んでいるのです。

この状態を横から見ると、尻下がりのフロントアップ!みたいに見えてしまうのです。

これではネ。





フェンダーとタイヤの隙間が約6~70ミリあります。これをもう少し何とかしたいのです。

ただ下げ過ぎると操作性に支障が出るので、まずはマイルドに20ミリほどダウンとなるように仕上げていきます。


サス交換を行うには、フロントストラットASSYを取り外さなければなりません。

乗用車の場合には、ボンネットを開ければストラット:アッパー部が見えるのですが、ワンBOXタイプの場合にはそれは室内にあります。そこで、

運転席と助手席の足元にあるそれを外す為、このカバーをまずは外します。


黄色の枠内にあるクリップをそれぞれ外します。



すると、アッパー部を固定しているナット(12ミリ)2つが出てきます。


この状態にしたら、ジャッキUPをし馬を噛ませタイヤホイールを外します。

こんな感じになります。丸で囲ったところを、それぞれ外していきます。

この車は、フロントのスタビがストラットケースに留められています。(14ミリ)

これももちろん外します。

続いてブレーキホースが2カ所ケースに留めてあります。これも外します。

これでストラットケースがフリーとなりました。

最後にこれとステアリングナックル部を留めている17ミリのボルトナット2ケを外します。

片側を17ミリのメガネで押さえ、エアーインパクトで緩めていきます。

その後アッパー部のナットを外せば、ストラットASSYが外れます。

この様に。


続いてこれにスプリングコンプレッサーを掛けます。


ノーマルのこのスプリングを、これを用いて縮めていくわけです。これを行わずに作業を進めると、アッパー部が外れた途端、スプリングの力で大変な事になります。

なので、必ずこの作業は行ってください。安全第一ですから。

スプリングコンプレッサーを縮めるには、相当な力が必要です。人力でもできない事はありませんが、ここはエアーコンプレッサーの使用をお勧めします。

19ミリで両側を縮め、アッパー部の17ミリのナットを外します。

するとこの様になります。スプリングが縮んでいるので、アッパー部を外しても飛び出すような事はありません。

ストラットからスプリングを抜きます。


コンプレッサーを緩めれば、スプリングは元通りになります。


外したスプリングを比べてみます。

左がノーマルで、右がTi2000です。全長の違いが分かりますか?

あとはこれを逆の手順で戻していきます。

ここで注意です。

DA17Vのスプリングアッパーシート部には、矢印マークが付いています。

このマークが車両の外側に来るように、アッパー部をセットしなければなりません。

で組み込み完了です。



ASSYを車両に戻します。



アッパー部を車両に取り付ける時、チョッとしたコツが必要になります。

友人に手を借りるか、簡易ジャッキを用意すると良いでしょう。

さぁー確認です。





どうでしょうか?

予定より落ちませんでしたが、尻下がりは解消されたと思います。

少し様子をみて、もう少しと思ったらTi2000 スーパーダウンに変更するのも有り!かと。

その場合、Ti2000のリヤも入れバランスをとるのもいいかもしれません。

正直サス交換は、実際に装着してみないと分かりません。実行あるのみです。

これを参考にして頂ければ嬉しいですね。



因みに乗り心地ですが、ノーマルとほとんど変わりません。

さすが最近のダウンサスはシッカリしていますね。乗り心地重視の方にもお勧めですヨ。

またお盆頃に、タナベから”NFシリーズ”(ワゴン用)もラインナップされるようです。


今後もよろしくお願い致します。ではまた!

★新型エブリィーDA17V、フロントバンパー脱着方法&LEDヘッドランプ交換 Vol.8

2015年07月31日 | DA17V
今日は、DA17Vのフロントバンパーの脱着方法を中心に、LEDヘッドライトへの取付を行っていきます。

納車時に一度、LEDヘッドライトへの交換を行っています。

その時フロントバンパーを外したわけですが、その方法は詳しくUPしておりませんでした。

今回、LEDバルブの交換をする事になり、ついでといっては何ですがその方法を説明させて頂こうと思います。


ヘッドライトバルブを交換するには、フロントバンパーを外す必要があります。

ただこの作業は、細心の注意をして行わないと”バンパー”本体を傷付けてしまう危険性もあります。


それでははじめていきます。


バンパーを正面から見ると、

印のあるところに、10ミリのビスとクリップなどで固定されています。

これらを外していきます。

何処からはじめてもいいのですが、分かりやすくフロントフェンダー内から説明します。

ここは上下2か所です。


下はクリップです。


上はトラスタッピングビスです。


これはこの様に外します。


両側を同じ様に外しておきます。

続いて、バンパー下部です。

養生などを下に敷いてからはじめると、汚れませんし寝転げるので楽に作業できます。

片側3カ所にクリップがあります。(計6ケ)


これも外しておきます。

最後に、ボンネットを開けこの3か所を外します。




これで車両と接続しているものは全て外れました。

ここからが正念場です。

バンパーとフェンダーが接している部分を、フェンダーから剥がす様に引っ張ります。

この部分は爪でフェンダーと噛んでいるので、それを外すのです。

チョッとしたコツが要りますが、そんなに難しい事ではありません。但し、破損しない様に注意してくださいネ。

さぁー両側が外れたとして、あとはバンパー中央部分にホックが2ケ付いています。

緑色の物です。

また車両側から出ているセンサー(黒いチューブの物)もバンパーから外してください。

これで本当にフロントバンパーが外れます


ここまで来れば、あとはそれぞれのライトASSYを外すだけです。




10ミリのボルトが3本、クリップが上部に一つです。

ここで注意です><

このボルトには、廻り留めの溶剤が塗られています。

これを無理に廻そうとすると、車両側の母材が破損する可能性があります。

最初に外す時には、インパクトなどで一気に廻さず徐々に廻していくようにしてください。

車両側がもし破損してしまったら、大変な事になりますので!!


今回取り付けるLEDは、こちらです。

PIAA製です。それもこれはメイドインジャパンです。

通常のLEDやHIDは、ほぼ中国製です。どれもこれも同じ様なモノばかりで、品質も今一つでした。

そこで何か良いモノがないかと探していくうちに、これを見つけたのです。

価格は少々張りましたが、長く使えればと思い思い切ったのです。


ライトに装着して分かりました。かなりの親切設計です。

取説通りに上手くセットできました。この辺がやはりMADE IN JAPANなのでしょう。

中国品では、こうはいきません。


ライトASSYに装着するにあたり、一つだけ加工が必要となりました。

それはこれです。

ライト裏側に付く、ゴム製の”カバーソケット”です。

これのこの部分を


少しだけカットしました。

これでOKです。

フィット感もです。


ライトを指定の位置に戻して



バンパーを戻して完成です。

2時間もあれば、十分作業できます。

皆さんも頑張ってみて下さい。