新型エブリィ DA17V:バージョンUPへの道

できる事から少しづつ、自分好みに仕上げる事での満足感。

★新型エブリィーDA17V、スライドレールインナー部カーボン加工へ Vol.11

2015年09月23日 | DA17V
今回は、超マニアックな作業をしてみました。

既存のスライドレールの内側に、できあいのカーボンシートを貼っていきます。

えっ!そんな商品何処で買えるの… 普通はそう思いますよネ。

もちろん、DA17用としてはありません。ならば作ったのでしょうか?器用な方なら、この方法も当然ありです。

ただ今回は違う方法でチャレンジしてみました。その方法とは???


そうです。前モデルの”DA64”用を利用します。

スライドレールが同じであれば尚良いのですが、生憎部品番号は違っていました。。。

なのに…

部品番号が違えど、基本的な形は相違ありません。手元にDA64のスライドレールがあるわけでもないので、ここはひとつ”賭け”をしてみます。

こちらのお店にアクセスし、ポチって!しまいました。多分大丈夫だと信じて…

商品が届きましたので、作業を開始します。(かなり前に届いていたのですが、天候が悪かったのでノビノビとなっていました

まずはノーマルの状態を確認します。


こんな感じです。

よく見ないと分からないのですが、内側の凹んでいる部分(インナー部)がメッキになっていますよね。ここにカーボンシートを貼ります。

貼る前には次の準備が必要です。

1)貼る部分の清掃をする。→汚れを取り、脱脂を行います。(ブレーキクリーンなどを使用すると良いでしょう)特に油分は確実に取り除いてください。

2)霧吹きに数滴中性洗剤を混ぜ、それを凹んでいる面全体に噴霧します。

3)自分の手にもスプレーして、カーボンシートを剥がしていきます。この時剥がした面にも十分スプレーしましょう。

4)スライドドアを閉めた状態で、カーボンシートの先端をドア側から入れ込んでいきます。つまりレールを転がる車輪?の裏側に入れるという事です。これがポイントです。

5)シート裏はスプレーした洗剤で滑りますので、これを利用して今度はリヤゲート側のゴム部裏側へ差し込みます。差し込んだらこちらから決めていきます。

6)シートの圧着は本来”ヘラ”などを使用するのですが、凹んでいる為なかなか上手くいきません。そこで”指の腹”を使ってシートを圧着させましょう。これで十分です。

7)あまり強く擦るとズレテしまうので、ズレナイ程度にスプレーした洗剤を抜いていきます。

8)最後にスライドドアを開け、内側も圧着します。ここは剥がれやすいので、ドライヤーなどで炙りながら作業すると良いでしょう。

作業自体は大変簡単なので、車弄りが好きな方であれば””楽勝””です。

完成状態です。







どうでしょうか?

分かる人が見れば分かりますが、ほとんどの方は分からないでしょう。

こんな事までしなくても…って言う声が聞こえてきそうですが、敢えてやってみました。

マニアック過ぎましたネ。


因みにこのシートのサイズですが、810×20となっていました。

DA64用でしたが、高さも20でバッチリです。長さは厳密には短めですが、ドア側で調整可能です。(ドアを閉めてしまえば、エンドの部分は見えませんから。)



まぁーこれなら自分で作る事もできますね。

拘りのある方は、チャレンジしてみては如何でしょうか?



ここで次回のネタについて…

あるパーツ(純正部品)を利用しての流用ドレスアップです><

こちらは見た目にすぐ分かる仕上がりとなりますので、流用大好きな方は是非チャレンジしてみて下さい。

因みに、ASSY交換すればそれはそれで早いのですが、如何せんスズキの純正パーツは…お高いのでそうもいきません。

手元にあるこのパーツリストから、部品単体で揃えていきます。


中身はこんな感じです。

次回の流用とは関係ありません。念の為。


ただこれを完成させるには、一部を自作で行わなければならない作業が発生すると思います。(多分)

UPする時には、その辺も詳しく説明していくつもりですので、乞うご期待!!

★新型エブリィーDA17V、ドアミラーブルーレンズ仕様への交換 Vol.10

2015年09月14日 | DA17V
先日注文しておいたブツが届いたので、早速交換する事にしました。

今回はドアミラーのレンズ部を、ブルー仕様のレンズへと交換します。

ヨーロッパ車などは、ドアミラーのレンズが初めからブルーのモノが多々あります。ファッション的な要素が大ですが、色が付くだけでなかなかのものです。


レンズ部をブルーに変更するやり方は、いろいろな方法があります。

一番簡単なのは、ノーマルのレンズの上にブルーのレンズをそのまま貼り付ける方法です。

もちろんこれでもOKなのですが、小学生レベルの作業ではチョッと物足りなく感じます。

そこで…

レンズ毎交換するタイプをチョイスしました。

交換するにはそれなりの手間が必要ですが、ここは順を追って進めていきたいと思います。

こちらがノーマルです。



まずはこの状態からレンズのみを外します。

事前にドアミラーS/Wにて、上に最大、内側に最大と向きを変えておきます。

その後、カバー部とレンズ部との隙間から指を入れ、レンズを剥がす様に引っ張ります。

ベースは4か所嵌め込んであるだけなので、簡単に外れるはずです。(一気に強めに剥がすようにするのがコツです。)

レンズ部分が外れると、ドアミラー側はこんな感じとなっています。



レンズが外れたら、それを持ってお風呂場へ急行しましょう!!

洗面器にお湯を溜めます。ここでポイントです。

給湯器の設定温度を最高にし、できるだけ熱いお湯を溜めるようにしてください。熱ければ熱いほどOK。

ここにレンズ部を浸けます。

こうする事で、レンズ部とベースの間にある溶剤が柔らかくなり、剥がす事が可能になります。

少しずつ剥がしていくと、最後はこの様に剥がれます。



あとはブルーのレンズをこのベースに付け、ドアミラーカバーに戻せば完了です。

ここで注意があります。

レンズ側ベースとドアミラー本体側の4か所を、パチっ!という音がするまで確実に押し込む必要があります。

これを怠ると、走行中にレンズ部が落下する危険があります。十分注意してください。


丸枠の部分です。

この部分をレンズ表面から強めに押せば、パチっと音がしロックされるはずです。4カ所とも確実に実行してください。


そして完成です。



どうですか?いい感じでしょう!!

貼り付けタイプではこのクオリティーは出ないと思います。

DA17V以外にも、各車種用が出ていると思います。お試しください。

こちらから