6月30日に陶芸教室の薪窯焼きがありました。
陶芸の先生の自宅には自作の薪窯があり、年に一度は生徒さんの作品をこの窯で焼くのだそうです。
いつもは秋にやるのですが、今年は諸事情でこの季節になりました。
私は窯焚をしている光景は何度か見たことがあるのですが、自分の作品が焼かれるのは初めてです。
ワクワクしながら参加してきました。
まずはみんなの作品を窯まで運びます。
たくさんありますが、重ねて置くので大丈夫。
窯の中は段々になっています。
窯の中に入り込んで、一つ一つ丁寧に置いて行きます。
重ねるところには、焼いても固まらない土を団子にしてはさみます。
たくさんあるのと、置く位置によって焼き色が変わってくるので試行錯誤しながら置いているようです。
なんとか綺麗に収まりそうです。
ここまでで結構時間がかかりました。
窯の中は1000度を超えるので、すべてが焼きつくされます。重なっているところや灰がかかったところは模様ができます。
おもしろい模様が出るかどうかウメの実や植物を置く人もいました。
全部が入ると蓋をしめて、隙間を粘土でふさいで行きます。
しっかり蓋ができたら、いよいよ着火!
と、その前にお神酒を捧げて成功を祈ります。
窯の温度をゆっくりと上げて行くために、まずは焚口の外で火を燃やします。
火や煙は焚口から吸い込まれて行きます。
数時間して、徐々に窯の中に火を入れて行きます。
何事も、いきなりはよくありませんからね。
この調子で窯の中に火が入った後は、翌日の昼くらいまで薪を足し続けます。
夜を徹しての作業なので、交代で休憩を取りながらの作業になります。
休憩は先生の御自宅でとらせていただきました。
先生の家には珍ペットがいます。
なんと、野兎です!
赤ちゃんの時から育てているそうですが、非常に気性が荒くて凶暴だそうです。
人がいる間は微動だにせず、じっと暗がりから様子をうかがっていました。
でっかい目がめちゃくちゃに可愛かっただけに、スキンシップが取れないのが残念でした。
そうこうしているうちにあたりは暗くなり、窯の火が赤々としてきました。
温度は700度近く。
途中で温度計が壊れてしまいましたが、予備に変えていよいよ1000度を超えました。
しかし、ただ薪を放り込めば温度が上がるというわけではなく、非常に難しいテクニックが必要でした。
薪をくべると温度が下がり、煙突からは炎が噴き上がります。
それが終わるとまた徐々に温度が上がって行きます。
温度が上がらなくなるとまた薪をくべます。
汗だくになりながらこの繰り返しで温度を上げて行くのですが、なかなか1100度を超えることができませんでした。
1200度は越えたいところなので、非常にやきもきしました。
途中で交代したり仮眠を取りながら、薪をくべたりオキをかきだしたりしているうちに空が白みはじめました。
夜通し聞こえていたカエルの鳴き声に、小鳥の歌声がまじり始めると辺りはすっかり明るくなりました。
結局私のいられる午前6時までに1200度を超えることはありませんでした。
あとは他の人に託して、一旦家に戻りその後仕事へ行きました。
おそらく窯焚は昼ごろまで続いたのではないでしょうか。
一昔前までは徹夜をしても平気でしたが、さすがにこの年になるとこたえます。この体力では陶芸家にはなれないと心底思いました。
次回窯を開くのは日曜日だそうです。
どんなふうに焼けているのか、非常に興味深々です。
割れずに無事に焼き上がっていればいいのですが!
陶芸の先生の自宅には自作の薪窯があり、年に一度は生徒さんの作品をこの窯で焼くのだそうです。
いつもは秋にやるのですが、今年は諸事情でこの季節になりました。
私は窯焚をしている光景は何度か見たことがあるのですが、自分の作品が焼かれるのは初めてです。
ワクワクしながら参加してきました。
まずはみんなの作品を窯まで運びます。
たくさんありますが、重ねて置くので大丈夫。
窯の中は段々になっています。
窯の中に入り込んで、一つ一つ丁寧に置いて行きます。
重ねるところには、焼いても固まらない土を団子にしてはさみます。
たくさんあるのと、置く位置によって焼き色が変わってくるので試行錯誤しながら置いているようです。
なんとか綺麗に収まりそうです。
ここまでで結構時間がかかりました。
窯の中は1000度を超えるので、すべてが焼きつくされます。重なっているところや灰がかかったところは模様ができます。
おもしろい模様が出るかどうかウメの実や植物を置く人もいました。
全部が入ると蓋をしめて、隙間を粘土でふさいで行きます。
しっかり蓋ができたら、いよいよ着火!
と、その前にお神酒を捧げて成功を祈ります。
窯の温度をゆっくりと上げて行くために、まずは焚口の外で火を燃やします。
火や煙は焚口から吸い込まれて行きます。
数時間して、徐々に窯の中に火を入れて行きます。
何事も、いきなりはよくありませんからね。
この調子で窯の中に火が入った後は、翌日の昼くらいまで薪を足し続けます。
夜を徹しての作業なので、交代で休憩を取りながらの作業になります。
休憩は先生の御自宅でとらせていただきました。
先生の家には珍ペットがいます。
なんと、野兎です!
赤ちゃんの時から育てているそうですが、非常に気性が荒くて凶暴だそうです。
人がいる間は微動だにせず、じっと暗がりから様子をうかがっていました。
でっかい目がめちゃくちゃに可愛かっただけに、スキンシップが取れないのが残念でした。
そうこうしているうちにあたりは暗くなり、窯の火が赤々としてきました。
温度は700度近く。
途中で温度計が壊れてしまいましたが、予備に変えていよいよ1000度を超えました。
しかし、ただ薪を放り込めば温度が上がるというわけではなく、非常に難しいテクニックが必要でした。
薪をくべると温度が下がり、煙突からは炎が噴き上がります。
それが終わるとまた徐々に温度が上がって行きます。
温度が上がらなくなるとまた薪をくべます。
汗だくになりながらこの繰り返しで温度を上げて行くのですが、なかなか1100度を超えることができませんでした。
1200度は越えたいところなので、非常にやきもきしました。
途中で交代したり仮眠を取りながら、薪をくべたりオキをかきだしたりしているうちに空が白みはじめました。
夜通し聞こえていたカエルの鳴き声に、小鳥の歌声がまじり始めると辺りはすっかり明るくなりました。
結局私のいられる午前6時までに1200度を超えることはありませんでした。
あとは他の人に託して、一旦家に戻りその後仕事へ行きました。
おそらく窯焚は昼ごろまで続いたのではないでしょうか。
一昔前までは徹夜をしても平気でしたが、さすがにこの年になるとこたえます。この体力では陶芸家にはなれないと心底思いました。
次回窯を開くのは日曜日だそうです。
どんなふうに焼けているのか、非常に興味深々です。
割れずに無事に焼き上がっていればいいのですが!
簡単といっても、先生に任せきりですが…徹夜で薪を放りこむようなことはありません。
陶芸は面白いですが、思ったより難しくて苦戦中です!
子供のお友達が陶芸に癒されてるよ。
作品楽しみだな。
もう年なので、一回徹夜すると一週間は疲れが取れない・・・。
地方によっては1カ月も焚き続けるものもあるようですよ。あなおそろしや・・・。
めぐさんがんばって!
徹夜明けのお仕事、お疲れ様でした<(_ _)>
しかし、体力・・・体力仕事・・・!!
こんな大変なんですか、窯。
めぐさんちもそろそろ焼くそうなんですけど、
備前焼はこれが4~5日続くそうですよ・・・
根性!!
差し入れ持っていかなきゃ。