みどりのスケッチブック

いなかのくらしと身近な自然のスケッチブック。

窯出し

2012年07月08日 | ものづくりバンザイ!
本日は午後3時から先週の窯焚の焼物を取り出す窯出し作業がありました。
窯は2日間ほどで冷めるそうで、当初の予定では水曜日でしたが予定変更で日曜日の午後とあいなりました。

ふたたび目にした窯はしんと静まり返って、どんどん薪を放り込まれていた窯の口もむんずとふさがれていました。

時間になると、上部の蓋の隙間を埋めていた粘土を取りはぶきます。
大人2人がかりでいよいよ窯を開きます。


期待と不安と好奇心の瞬間です。


ゆっくりと持ち上げられた窯の蓋の下から陶器たちが顔を出します。


おおっ!なんか色が付いてます!前回の白い器とは全く雰囲気の違う焼き上がりです。
ちなみに梅の実の乗っかっていた作品にはしっかりと白い跡が付いていましたよ。(写真右上の作品)


窯の前の方につめられたカップなどもとてもいい色に出来上がっていました。
薪窯でないと出せない色合いに感心したり、感動したり。


焼き上がった作品は手渡しリレーで運ばれて、最初に水洗いされた後机に並べられました。


すべてが出そろうと圧巻ですね。
どれもなかなか良い色に焼けていました。
なかには溶けた灰が飴のようになって器同士がくっついていたり、割れてしまったものもありましたが出来上がりは上々のようです。

以下、メモ代わりの初心者作品。



たたらの小皿。
置き場所によって模様が全く違います。緑色が出ているものも。


たたらの大皿。上に乗っていた粘土の形と炎の流れがよく出ています。
おむすびとか、ケーキをのせたい。


ライン入りたたらの四角皿。あじわいのある色合いになりました。
和菓子とか、四角い食べ物をのせたいな。


ライン入りのたたらの中皿。とても優しい色合いになりました。


青海波いりのたたらの大皿。
綺麗な緑色が出ました。こちらも優しい色合い。


ろくろの小鉢。しっかりと灰がかかった左側と綺麗な焼き色のついた右の小さいの。


たたらのコーヒーカップ3兄弟。
とてもいいかんじに焼けたのだけど、他の器とくっついていて、はがす時に欠けました。
これはどうしても金継ぎをマスターせねば!


てびねりの練りこみのしましま鉢。
お、重い・・・。


てびねりの練りこみの湯のみ。ふしぎなマーブル模様。
窯焼きで渋い仕上がりになりましたよ。


てびねりマーブル湯のみ。たたらのカップ。てびねりマーブルビアジョッキ。
すごく渋い3兄弟ですな。
ビアジョッキは細かい泡が立つそうで楽しみ。

以上20点近くの作品が出来上がりました。
陶芸も2年目、もっと練習して上手になりたいな~。
今年はろくろ上達を目指すぞ!
そして金継ぎ独学だ~!
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
竹屋の茂季屋 (tarolink)
2012-07-08 22:20:33
ふしぎなマーブル模様、いいね!
だけど、食器が増えすぎて困らない?
返信する
きんつぎ! (やぶちん)
2012-07-09 00:56:53
おいのこちっくな作品!自ビールが美味そうじゃ~。いいの~。

ところで・・・我が家の10号土鍋の蓋が割れてしまい、只今接ぎ手を探してるんだけど・・・。
返信する
tarolinkへ (オイノコ)
2012-07-09 18:05:17
まだちょっとしか焼いていないから、あんまり困ってないです。
もっとたくさん作って腕を上げねばね。
返信する
やぶちんさんへ (オイノコ)
2012-07-09 18:06:44
まかせてください!
と言いたいところだけど…まだ金継ぎのきの字もできません。
入門書買おうっかな~。
返信する

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