みどりのスケッチブック

いなかのくらしと身近な自然のスケッチブック。

旧正月 もちつき

2012年01月23日 | 季節の風景
先日、旧正月に餅つき大会をやろう!という企画があったので参加してきました。
メンバーは猟友(りょうとも)です。
私はたまごもち指導員としての参加です。

普段臼と杵で餅をついたことのない若手の発案のため、今回は杵つき餅指導員のもと一致団結して餅をつきました。
私も数回しか経験がないので興味深々です。



まずは前日から水に浸しておいたもち米を蒸し、お湯で温めた石臼に投入。
濡らした杵で大まかにつぶします。
ぐりぐり、こねこね。

だいたいつぶれてきたら、軽くつきはじめます。
途中で返し、まんべんなくつけたらいよいよショータイム。



杵つき餅指導員のリズミカルな掛け声と手返しが光る!
みるみるうちに蒸米がもちに仕上がりました。


黒豆入り

つやつやの黒豆がきれい。


塩餅なので塩を入れてつきます。


こちらはエビ餅。


こんなに赤くなっちゃいました。

あとはたまごもちや砂糖もち、こぶもちなど。
つまみ食いした杵つき餅はものすごい弾力でのどにくっつき、これがのどに詰まってお亡くなりになるというのは真実だと実感しました。
でも、すごくおいしかったです。命がけで餅を食らう気持ちがわかりました。

杵つき餅は少人数では大変です。でも、できたお餅はすごくおいしい!
大変だからとか、人手が足りないからといって消え去っていく文化があるのは悲しいことです。
人生の先輩たちにはもうちょっと頑張ってもらって、いろんな技術や知恵を次世代に伝承していってほしいと思います。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
tarolinkへ (オイノコ)
2012-01-24 20:15:59
どっちもいいよネ!
ちなみに木臼だと、ささくれが餅に入っちゃうんだって。
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石臼イイネ! (tarolink)
2012-01-24 00:04:10
それが乗ってる台もイイネ!
返信する

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