秋晴れの姫路城をいくら撮っても限がなく、白亜の美しさも観飽きないのですが、先へ急ぎませんと
話が進みませんので、枚数撮った中から程々にしまして、次なる内部を少々ご披露致します。
兎に角日本屈指の美しさを誇る白鷺城・・・、特とご笑覧くださいませ!!
城の中へ入りまして、急階段を登り着いた天守閣最上階には、小さな神社が安置されていました。由来は姫山の地主神で「 長壁(刑部)神社 」と云い、近代になってこの場所に祀られたようです。又、この見るからに大きな柱は、東西2本の大柱の内、西の大柱で地階から五階の梁まで通柱となっているんだそうです。
此方が東の大柱で、昭和の大改修の際に補強の鉄輪がなされているんだそうですよ。
天守閣最上階から眺めた姫路市街で、右側の大通りの真っすぐに延びた先がJR姫路駅なんです。
白い漆喰で塗り固められた屋根の先には鯱鉾が・・・残念ながら窓には太い網目の鉄柵(涙)
隣りの花は全く関係のない場所で咲いていたホトトギスの花なんです。
最後に姫路城の掘割りに掛かる橋の前から眺めてお別れとなります。
姫路城をあとにしてバスは一路京都へと・・・・、着いた先がこの巨大な山門の前でした。
この山門は日本最大の威容を誇る知恩院の山門なのです。
此処からこの近辺を正に駆け足の観光で短い時間を費やして観て廻ったのでした。
すっかり葉っぱだけのこの大木は、圓山公園のシンボルの桜の樹なのです。
春の花咲く頃はそれは見事な豪華な光景で観る人の眼を楽しませてくれます。
高台寺へと続く小路を進むと、あまり足を止める人もないこの石塔・・・実は、平清盛の母上の供養塔なんですよ。
隣りの道筋から眺める寺院の変わった形の屋根、何処かで見たことは・・・祇園祭の山鉾の山車に有りますよね。 この独特の変わった屋根が珍しくて、一枚パチリと!!
此処は独楽の様に回る祈願の鐘でしょうか?? 風に靡いて自然とクルクル廻っていました!
道すがら金木犀の花が馥郁たる香りを周りに広げて見事に咲いていたのでした。
向かった先は、高臺寺・・・秀吉の正室・北政所(寧々)のお寺で、内部を急ぎ足で
観て廻ったようなことでした。
右に見えるお堂の中に秀吉と寧々の座像が安置されているのでした。
変わった二階建ての茶室・・・どのように使われたのか細かく観る時間が無くてそそくさと撮って次へ!
この石畳の階段状の廊下は西日が差し込む影が一寸面白くてほんのワンショット・・・!!
この竜の屋根瓦は何処にあったものか謂れもなかったのですが、その昔は魔除けの鬼瓦だったのでしょうか?
先ほどのホトトギスの花は、実は此処で咲いていたものでした。
隣りの神々しく西日に輝いて鎮座ましますお姿は、”霊山観音”と言われまして厚い信仰のシンボルなのでしょう・・・・!
そんな慌ただしい京都のホンの一角の観光を済ませてバスに乗り込み帰路に就いた様な2日間の旅でした。これで今回の短い旅行記は終わり、次なる舞台へと話を変えていきたいと思い、拙作に長々とご笑覧頂きました事を暑くお礼申し上げて終了させて頂きます。有難うございました。(._.)