「しんきろうの見える海岸をきれいにする会」の小栗会長さんと有磯さんにお世話をかけながら、4年生などの希望者が大町公民館に集まってところてんを作りました。
これは、毎月第三日曜日に行っている「大町海岸ピカピカ作戦」の時に集めた「テングサ」を材料に、この夏休みの間に、環境問題に取り組んでいる4年生が中心になって、教えていただいているものです。ところてんが「テングサ」からできていることを知らなかったみんなは、「こんな白や薄いピンクがかった海草からどうやってできるんだろう」と興味津々でした。
大きな鍋にてんぐさを入れ、ひたすら煮詰めます。「まだするがけ。」と、始めてから10分ぐらいでもう飽きてきたようです
でも、みんなとおしゃべりをしながら煮詰めていくと「あれぇ、とろとろになってきたよぉ。」の声。
箸でかき回すことに疲れてきた辺りから、箸さばきを間違えてパシッと煮汁が飛びました。「あつっ!!」
ほんとに熱かったです。
まだ熱い煮汁を、おそるおそるさらしの袋に投入!!会長さんの手にかからないように…
ここからは大人の方たちの出番です。熱いけど我慢してしぼります。(大変だなぁ。)
子どもたちはこの間に有磯さんたちに手伝ってもらいながら後片付けです。
そして、待つこと3時間(この間にみんなは学校のプールへ行きました。)
いよいよ固まったところてんを切り分けます。会長さんは、ところてんのブロックが『心太突き』(東京の「道具の町」合羽橋まで行って買ってこられたと聞きました )に中にちゃんと入るように、長さを測って切っておられました。ありがとうございま~す。
この突くのがおもしろいんです。にゅ~っと出てくるのですが、出てくるけど、ストンと器の中には落ちません。強いんです、ところてんが。だから、最後は手で抜き取りました。
お手製のたれと好みでショウガも入れて、去年と同じ和室で、おいしくいただきました。
「うんま~い!!」「初めて食べたけどおいしいわ。」「前食べたがと、全然違うわ。」「しょうがは苦手だけど心太にいれたらおいしいちゃ。」などなど、感想を言い合いながら「おかわりしてもいいがけ、先生?」と遠慮がちに言ってきた子。いただきましょう、いただきましょう。
前会長の油本さん、天国から見ていてくださいましたか?今年も、みんなは「ところてん」をごちそうになりました。
ありがとうございました。小栗会長さん、有磯さん丸々1日お世話になりました。ありがとうございました。