~先天性心疾患(単心室症,無脾症etc.)×凸凹発達障害~らんまりのラクガキ。。。

minority界隈でぶっ放す勿怪の幸い
旺ちゃんの笑顔は闇夜の提灯σ
無明長夜の浮き世を照らせ✽

ヤサシイオカアサン

2016-12-16 | 旺ちゃん(^з^)-☆

らんまりのラクガキ。。。

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単心室症

手術歴・治療経過についての

詳しい内容は

コチラママンのラクガキ。。。


 
オカアサンの続き。

 

ここにきて

かなり自分を遠目から且つ

より客観的に分析してみる。

 

旺ちゃんを初めて妊娠して

母になる未来を与えられた。

 

妊婦だからといって

誰もがすぐに母になれるわけではない。

 

そんな未完成な母の状態で

先天性心疾患だと胎児診断を受ける。

怖くてたまらなかった。

嘘であれと何度願ったかわからない。

生まれたら死ぬかもしれないと

言われていた。

 

全身麻酔での帝王切開。

産んだ記憶がない。

目が醒めて旺ちゃんの生存確認。

 

そこから旺ちゃんの病気に

向き合う事になる。

 

子どもが病気という現実に

 苛立つ日々。

OPをしたからってよくならない。

病気の実態をつかむことに苦労した。

 

掴みかければ

それなりに母ではあるのか

感情が揺れ動く。

私情を挟まず冷静に旺ちゃんの体を

理解することが難しい日々が続いた。

 

たぶんこの私情感情が

“オカアサン”

だったのかな。

 

私はブログに何度も

自分は強くなったと記しているはず。

 

だけど今こうして自己分析してみて

わかってしまった。

 

強くなったんじゃない。

“母”として旺ちゃんを“ミル”より

患者として旺ちゃんを捉えるほうが

楽だったんだ。

そうすることで

冷静に旺ちゃんの体で起こっている事が

見えた。

やたらめったと怖がるんじゃなくて

“正しく怖がる”ことができた。

 

冷静に旺ちゃんを観察していたと言えば

聞こえはいい。

同じことなのかもしれないけれど

私の中では

“患者として旺ちゃんを捉えるほうが

楽だった”

の方がしっくりきた。

 

たぶん

これは私の心の生命維持装置の役割を

果たしていたんだ。

“旺ちゃんの病気を理解し向き合うため。

旺ちゃんの病気と生きていくため。

旺ちゃんを失いたくない。

そのために私が旺ちゃんの体を

理解しなければ!”

そんな気持ちと

自分の子どもが

病気で苦しんでいる姿を

見続けるという恐怖から

逃げない為の対策として

“患者として旺ちゃんを捉える”

という方法が

一番理にかなっていたんだと思う。

 

なんだか私って

側副血管みたい…


旺ちゃんと生きていくために

新しい思考回路を自ら作り上げる。


 

現時点の私でも

この方法は間違っていなかったとは思う。

 

ただ私が

“オカアサン”

がわからなくなった原因も

この方法を選択したからだとも思う。

 

例えばだけど

昔から子どもが採血されていて

その声を聞いたママたちは

「堪らないこの声を聞くの」

と心を痛めている姿をよく目にした。

その時私は本当は何も感じていなかった。

それよりも

泣いていることで

BNPの値が上がっちゃわないだろうか

とか他の血液検査の値が気になるばかりで

旺ちゃんの泣き声を聞いても

それほど心が痛むという感情を

持ち合わせておらず

「母性が足りないんだろうな…」

と密かに感じていた。

そんな自分を隠すように

「本当ですね…」

と話を合わせたことも少なくない。

 

 

最初の頃こそ

ミルクをもっと飲ませてあげたいとか

体重を増やしたいとか

思っていたけれど

病気を理解してからというもの

そういった母として心を痛めるといった

感情を抱くこともほとんどなく

心臓病の勉強をすればするほど

冷たい母のように感じることも多かった。

 

空気を読まない水

の記事のように

感染などに関しても

ママ同士の関係なんていうのは二の次で

露骨に感染を怖がることも多い。

 

でもそれは命を守ろうとするが故の思考

でもあるので

私の中で今でも

間違った考えではない。

 

でも

優しいオカアサン

にはなりたい。

 

“ヤサシイ”

ってなんだろう。

 

あっまた穴に落ちた…

 

 

入院中

SpO2が下がって

息上がりもあって浮腫みも続いていたので

胸水が溜まっていることを疑い

エコーをしてほしいと頼んで

結局胸水が溜まっていたときも

「やっぱり母の勘はすごいね」

という言葉にさえ

生ぬるさを感じたり

子どもの病気を理解していない母親とか

意味わからんと思っていたのに

今となってはそれすら

母親の余裕にさえ見える。

 

 

“ヤサシイオカアサン”

 

 

さらに謎が深まってしまった…



コナン君いないかな。







 

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2 コメント

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自信 (みぃ)
2016-12-28 21:47:37
前コメントしようと思っていたのに時間がたってしまいました。
今上の子の母として生きていますが、ちゃんとしたお母さんでいてあげれているのかは分かりません。それはこれからも色んな事にぶつかるたびに感じることなのかもなとも思います。今の年齢の我が子の母としてまでは成長していたいです。

そして、わたしはこれから産まれる下の子の病気のことをちゃんと把握できるのか、状態をきちんと見れるようになれるのかが心配です。
先生も他の子は関係なく、自分のお子さんのことだけ分かるようになればいいんですよ、と言っていたけれど、
旺ちゃんママのように、からだの状態を敏感に見れるようになれる自信がまったくないです。頑張りたいですけどね。
返信する
みぃさんへ。 (らんまりママン)
2016-12-29 01:17:26
1月が予定日ですかね。
もうすぐですね。
病気を把握できるか、状態をみれるようになれるのか、ということですが。
なれます(^^)v大丈夫です(^^)v
最初は病気を理解するのに少し大変な時期はあるかもしれませんが、子どもが体で教えてくれます。
上のお子さんの体調がすぐれないときなど、なんとなく勘で、あっ病院連れて行った方がよさそうだなとか感じる時があったと思いますが、あれと同じです。
徐々に子どもの病気のことも理解できてきますし先生が丁寧に説明もしてくれるでしょうから心配いりませんよ!
同じ病名でもその子その子によって病状も違いますから、本当、先生が仰られるように自分の子どものことだけわかるようになればいいと私も思いますよ(*^_^*)
私の経験上、上にお子さんがいるママは特に早く、子どもの状態把握ができるようになるような印象があります。
普通の子育てとさほど変わりはないんだという証拠のような気がしてます。
だからみぃさんは心配しなくて大丈夫(^^)v
絶対子どもが体で教えてくれますから!
それに今私が直面している子育てについての悩みにはみぃさんもご存じのように答えってないじゃないですか。
でも病気には症状であったり病名であったり、何かしら指標があるんです。
このような症状が出ているからもしかしたら体の中でこんなことが起こっている可能性があるとか、この薬が利くかもしれないとか。
データベースがあるというか。
その点病気をみていくとこのほうがはるかに見通しがたちやすいように私は思います。
病気をみていくとこと子育てを比べた時、断然病気をみていくほうが簡単だと今の私は感じています。
上のお子様を育ててきたみぃさんなら絶対大丈夫ですから、今自信がなくても絶対!大丈夫ですから(^^)v
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