笑ってくれるなら。

らんまりのラクガキ。。。

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ブログのコメントや
入院しているときも周りのママから
「パパが旺ちゃんのブログ
見つけてきてくれて読んでます」
と声をかけられることが多かった。


ブログを見てくれていることは
もちろん嬉しい！
そしてそれ以上に
ブログを見つけてくれた
パパの気持ちを想像すると
とても温かい気持ちになる。




病気について詳しく調べるのには
勇気がいった。

怖いことが書いているはずだから...



ーお腹の中にいる赤ちゃんが心臓病ー


この現実を受け止めるだけで
精一杯だったから。



泣き崩れるママのとなりで
男であるパパは
何を想うんだろう。

きっとパパだって不安だろう。
男だからって自分の子どもが
病気だとわかって
怖気付かないはずはない。

パパだって病気について調べるのは
勇気がいるはず。

もしかしたら
怖いことを書いている文献を
ママよりも先に
たくさん読んだのかもしれない。


その中から私のブログをチョイスして
ママに伝えてくれた。

このブログなら
ママが泣きやんでくれると思って
伝えてくれたのかな。

泣き止まない子どもを
なんとかして笑顔にしようと
悪戦苦闘しているような
そんなパパの姿を連想してしまう。


そして
自分はそうとう調べたなんて言わずに
たまたま見つけたんだって。

怖い記事を読んだことは
そっと自分の胸にしまい込んで。


例えば
自分は男だからしてあげられることが
限られている
なんて思っているパパがいたとしたら
全然そんなことはなくて
何も言わず
ただとなりにいてくれるだけで
ママは安心するもの。

パパは今自分ができることを
必死に探しているのかもしれない。

自分のお腹が大きくなるわけでもない。
パパになる実感なんて
ママに比べればきっとない。

でも
俺はパパになるんだ！
ママを支えるんだ！
って怖さと向き合って
子どもの病気の情報を集めようとする。

「パパが旺ちゃんのブログ
見つけてくれたんです」

パパの戦う姿が見えた瞬間。



入院中パパたちが
赤ちゃんを抱っこしている姿が
なんとも愛くるしかった。

男の人の体って
女の人にはない大きさがある。

小さな赤ちゃんがさらに小さく感じて
壊さないようにそぉ～っとそぉ～っと
赤ちゃんを抱っこしている
ぎこちないパパたちの姿は
幸せな気分にさせてくれた。


面会時間終了の時間になって
エレベーターに向かうパパの姿。

何処か寂しそうで
でも寂しくないと強がっているような
背中。

エレベーターが閉まるとき
子どもを見る表情から
離れたくない気持ちがこぼれている。


エレベーターの前で
旺ちゃんをあやしながら
パパや周りのパパたちの姿を見ては
優しい気持ちにさせてもらったことを
思い出した。


きっと仕事中も大丈夫かな？って
思いながら頑張っている。

色んな気持ちを抱えながら働くパパは
素敵だ。

仕事が忙しくて
寝顔しか見れない日が続いても
きっと
「パパいつもありがとう」
って思ってくれてる。
お休みの日にいっぱい遊んでねって
思ってる。






ママはお家のことをしながら
子どもの状態をずっと見てる。
悪い時もずぅっと。

でもパパがいるからママも頑張れる。
ママがいるからパパも頑張れるきっと。

それぞれの役割がある。

全ては同じ方向を向いているはず。


その先にあるものは
愛しい我が子。



旺ちゃんが笑ってくれるなら
なんだって頑張れる気がするよ。





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