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ファーマー・スタジオ「革&ものづくり工房」の日々

人の暮らしに寄り添うものづくりを。
小さな工房で革を中心に体験教室や様々なものづくりをしています。

取材を受けました

2014-06-28 22:27:32 | 日記
6月27日(金)。

東京のスタジオ・タックという出版社より取材を受けました。

9月末頃発売予定の本に掲載される予定です。

取材されたのは体験教室の課題でもある「二つ折サイフ」。

以前のものより少しバージョンアップしています。

革質も少し柔らかめのヌメシュリンクに変更していて、より手に馴染む感じになりました。




このサイフの作り方が掲載される予定です。

ぜひ本を買って手縫いに挑戦してみて下さい。

奈良教室の風景

2014-05-17 14:21:04 | 日記
今日も元気に奈良教室開催中です。

ビジネスバッグを製作中の生徒さん。



ここまで来るとだいぶとカバンらしくなってきました。

まだ少し細かい部品をつけていかなといけませんが、

全体を組み立てるとこからは完成が近づいてきます。

最初の課題はこのビジネスバッグかトートバッグ。

外縫いのカチッとしたカバンです。

出来上がるのが楽しみですね。

奈良教室入会希望の方はこちらをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/57c72a2423f3806727c57d65742ca5f7

母の日は過ぎたけど…。

2014-05-13 22:13:28 | 日記
今週お休みに入ってから、こんなカバンを作っていました。

母から頼まれていたトートバッグ。



小さくもなく、大きくもなく、軽くて大収納なトートバッグが欲しいとの依頼。

ずいぶんお待たせしましたが、今日の午前中に何とか完成。

残り少ない革をかき集めて、つぎはぎ、つぎはぎ出来上がりました。

もう同じカバンは残念ながら作れません(笑)。

身内にカバンを作るというのは、以外と手間なもの。

外側にファスナーポケット、内側にも大きなポケット。

まあ、母は外出時にそれほど荷物を持たないので、買い物かご替わりに使ってくれるかな?

久々に最近は自分自身の創作活動をしています、というかしないとね。

教えるだけでなく作らないと腕が鈍るから、もうちょっとカバン作ります。

奈良教室の毎日

2014-05-11 22:04:46 | 日記
毎週土曜、日曜、月曜、火曜と連続で奈良教室です。

大阪教室に5名移動したので、奈良教室は人数が少し減りました。

でも本日は3名。

日によって1名~8名まで、入れ替わり立ち替わり人がやってきます。

それぞれ、まだ課題と悪戦苦闘されている方、

自分の好きな物を作っている人、様々です。

正面の革に持ち手がつくとカバンらしくなってモチベーションが上がります。


入会希望者は常時受付中です。

もちろん見学も自由。

お問い合わせ、申し込みは下記のアドレスまでご連絡下さい。

fahmoh@lake.ocn.ne,jp

教室風景その3

2014-05-06 10:58:53 | 日記
今日は奈良教室の日です。

今日の生徒さんはミシンクラス。



現在ミシンクラスの生徒は5名います。

ミシンクラスは型紙に縫い穴を開けて穴数を合わせる必要がありませんが、

工程をきちんと決めておかないと縫えない部分が出てきたり、

ミシンの種類によって使用方法が違うので、それなりに技術が必要です。

ちなみに奈良教室では腕ミシン、大阪教室ではポストミシンを使用しています。

ただ、やはりミシンで縫うと早く仕上がると言うことが一番の特徴です。

プロへの登竜門はミシンが使えることが前提になりますので、

本気で勉強したい人はミシン教室へどうぞ。

詳しくはこちらをどうぞ。

http://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/e/57c72a2423f3806727c57d65742ca5f7

教室風景2

2014-04-28 15:28:35 | 日記
第三週の月曜と火曜を除く毎週土曜日~火曜日は革縫い教室の日です。

毎日1~6名程度の生徒さんが入れ替わり立ち替わりやってきます。

それぞれの進むスピードに応じてほぼマンツーマンでお教えしています。

手縫いの生徒さんがほとんどですが、ミシンのコースにも4名ほど生徒さんがおられます。



型紙を作るところからお教えしていますが、手縫いの場合、この型紙づくりがなかなか時間のかかる作業になります。

特にうちの教室では穴数を合わせて縫い込む方法を教えていますので

穴数を合わせる作業は簡単ではありません。

でも仕上がった時の縫い目の美しさは格別なので、

皆さん仕上がった時の嬉しさは人一倍のようです。

生徒は常時募集していますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先 fahmoh@lake.ocn.ne.jp

大阪教室の下準備

2014-04-23 18:46:55 | 日記
今日は大阪教室開設のための下準備に行ってきました。

「ファーマー・スタジオ」の大阪教室はNPO法人「シューネクスト」の場所をお借りするカタチでスタートします。

http://ccrui.sakura.ne.jp/next/about%E3%80%80us/map



シューネクストは「靴」の技術を教えるための工房(教室)を併設していて、

ここで未来の靴職人、あるいはすでに靴業界で活躍する若手を育成するための活動をされています。

実は私も昨年の夏頃からこのシューネクストで靴を勉強している一人でもあります。

いずれ大阪教室を開講しようと考えている時に「うちの工房を使いませんか?」と声をかけていただきました。

靴と鞄は似ているようで全く違った技術の上に成り立っています。

とはいえ、同じ「革」を使う技術ですので、共通の技術や道具も多くあります。

これから考えている活動などでも今後様々なかたちで協力関係を築けるのではないかと期待しています。

まずは、シューネクストの玄関に看板を掲示させていただきました。



最初は生徒三名からの出発です。

少しづつ大きく育ってくれれば、と新たな旅立ちです。

大阪教室の詳細はこちらをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/c/0deaeba9b75c09ef8f2d768a5b0de51e


教室風景

2014-04-21 15:44:27 | 日記
今日も革縫い教室でした。

皆さん、そろそろ革縫いに慣れてきたようで、思い思いに作品を作っています。

まだ二十代前半の女性はミシン教室の方は将来自分のお店を開く目標に向けて商品にする鞄を検討中。



年配の男性の生徒さんは何度も試作を繰り返すので、出来上がった試作を自分で使っています。

こういう鞄が家の中にゴロゴロありそう。



年配の女性の生徒ははじめての内縫いに挑戦。

裁断が終わって、いよいよ組み立てに入ります。



皆さんの力作は9月の教室作品展でお披露目する予定。

入会希望者の方は

http://blog.goo.ne.jp/odessykatefahmoh/c/0e389746215d076a4c219553a9509e3a

をご覧下さい。

プロのための教育

2014-04-10 23:40:35 | 日記
今、NPO法人の設立のため動き始めています。

プロがプロを教えるためのNPO。

つまり、熟練のベテラン職人がこれからプロの職人を目指そうとしている人や

すでにプロとして活動しているけれど、もう一つランクアップをして仕事に取り組んでいきたいと考えている人を対象に

技術や商品開発、独立開業のためのノウハウ、心構えや具体的なブランドやショップづくりなどを

実践的に教えるための教育システムを運営するNPO法人です。

少人数制で一つの分野(クラス)に三名程度の少数精鋭での講習を行います。

(プロモーションやブランディングなどの基礎教育は全員受講)

当初は「鞄」と「靴」のクラス、さらに「染色」「陶芸」「木工」「服飾」などのクラスも視野に入れています。

その分野で10年以上のベテラン講師が技術講習をし、

私が広報宣伝やマーケティング、ブランディングなどの基礎を教えます。

またアンテナショップを併設し、実際に自分たちが作った商品を販売し、問題点などを解決しながら就業あるいは独立を目指します。

学校法人ではありませんので、決まったカリキュラムがあるわけではなく

生徒一人一人に合ったカリキュラムを講師が考えます。

また研修期間中(2年)は家賃補助が出ますが「奈良市内ある契約物件に在住」の場合のみとなります。

さらに研修修了後も5年間は奈良で活動すること、が条件となります。

2年の研修期間が終了すると独立あるいは就業することになります。

現在定款の作成中ですので大まかな説明になりますが、

最近は「職人」の仕事が軽視され、劣悪な労働条件で働いている人が多い上、就業先も減少し、

ものづくりのプロが育つ環境がなくなって行っている状況です。

そんな中で高い技術力で差別化し、自力で市場を開拓してゆく力のある職人を育ててゆくのが狙いです。

生徒募集はもう少し先になると思いますが

協力者(社員/年会費(寄付)を支払って法人の活動に賛同してもらえる方)を募集しています。

興味のある方もご連絡があればご説明いたします。

よろしくお願いします。

ご紹介いただきました。

2014-04-10 18:55:23 | 日記
「革のある暮らし」というページで「ファーマー・スタジオ」をご紹介いただきました。

http://www.lifewithleather.net/archives/2702?fb_action_ids=616638788415601&fb_action_types=og.comments&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582

こういう情報を流していただけるHPはとても貴重です。

ありがとうございます。

ところで、最近は革関係で検索をかけると、とても沢山のHPやブログがヒットします。

8年前に奈良で工房を開いた頃は革関係の工房や作家は少なかったけど、

今はとても沢山の人たちが革に関わっておられるようです。

「革ブーム」っていうのはあまり身近には感じませんが、

やっぱりユーザーの方は増えているんでしょうね。

でも革の値上がりはこのことを見越しているみたいで、
僕としては上から目線の業界の動きはあまり好ましく思っていません。

景気が下降したときでも生き残れるような地力を付けておかなくてはいけないな、と気を引き締めています。

教室風景

2014-04-08 17:34:47 | 日記
今日も革縫い教室開催中。



今年入った生徒さんはみんなだいたい同じくらいのスピードで作品を作っています。

最初の外縫いのカバンは、型紙作り、革の裁断、芯張りが終わって穴開けと内張りにさしかかっています。

内張りが終わってはじめて縫製。

縫製にかかれば完成は間近。

さあ、もう少しです。頑張りましょう。

リュックのスケッチ

2014-04-08 17:23:08 | 日記
鎌倉の体験教室で作ってもらうリュック型バッグのスケッチを描いてみた。


横型、縦型、外縫い、内縫い、いろいろ考えられるけど、
横型のリュックで、外縫いにしようと決めた。

世の中のリュックは縦型の内縫いが多くて、

でもどれも似たり寄ったりで楽しくない。

ヨーロッパの子供のランドセルは横型でオシャレだなと以前から思っていたし、

すこしファーマー・スタジオらしさも出して、横型外縫いのリュックに決定。

大きさはギリギリA4サイズの書類が入る位。

さて、次は型紙を起こして試作。

鎌倉教室と大阪教室

2014-04-05 00:08:18 | 日記
毎年恒例の鎌倉教室。


今年も6月21日と22日に行きます。

今年で5回目かな?

毎年悩むのは、鎌倉でのワークショップでは必ず新しい課題を試してみること。

昨年はジャバラのショルダーポーチとボストンバッグ。

その前は2wayショルダーバッグ。

いつも名作(?)が生み出される鎌倉教室。

今年は内容は決まっているけど、デザインが決まっていない。

作るのは「リュック型バッグ」。

それをどうやって5時間以内に収めるか?

妥協するよりも出来るだけ理想に近いものを作りたいな。

もうしばらくお待ち下さい。

ちなみに21日はジャバラの長サイフのワークショップになります

それともうひとつ、大阪に革縫い教室の分室を作るかも知れない。

いや、たぶん作ると思う。

こちらもしばしお待ちを。