FahMoh Studio Voice

路地裏の小さな革工房から
ものづくりのお話呟きます。

雑誌に掲載されます。

2012-02-17 22:10:49 | 日記
先日、東京の「LEATHER CRAFT」という雑誌の取材を受けました。

革の小物や鞄などの製作工程を掲載するページの取材。

掲載する作品は「2WAYショルダーバッグ」。

体験教室で約5時間で製作する課題です。

自分で作れば約3時間の工程。

撮影の時間を含めて、まあ、7時間程度で取材が終わるだろうと考えていましたが、

これが甘かった。

朝10時に取材のカメラマンと雑誌社のスタッフが来られて撮影開始。

あらかじめ裁断だけした革とある程度穴あけや加工をほどこした革を用意して、準備万端整えていたのですが

撮影でストップする時間が思ったより多い。

何十カットも撮影しているうちに、時計を見ると午後8時。

その日にトンボ帰りのはずだった雑誌スタッフの方は結局電車が間に合わず奈良に宿泊。

いつも東京近郊で取材される場合は何日かに分けて撮影と取材をされるようで、

一日で全て行うのは少し無理があったようです。

4月発売号に掲載される予定。

どんな風にまとまるんでしょうか?
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生徒さんの作品

2012-02-12 18:00:44 | 鞄教室生徒作品
半年かけて作った力作です。

革はオイルダコタのチョコ。

一眼レフカメラが入るカメラケースです。

写真が趣味の女性が作られました。

ランドセル型になっていて、背中に背負うことができます。

丁寧に丹念に作られていて、縫い目もとてもきれいです。

時間はかかりましたが、一生もののカバンになりました。

4月の作品展に間に合って良かった。

今度の作品展は力作ぞろいですよ。

http://blog.goo.ne.jp/fahmoh_2010/e/de8005bddf2099a49af10c9f31044cfe
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ショルダーバッグの体験教室

2012-02-12 06:35:08 | 日記
ショルダーバッグの体験教室をしました。

以前見学に来られて、入会するかどうか迷われている方。

まずは体験教室を受講してみて考えてみたいと、ショルダーバッグを作られました。

体験教室では革の裁断と穴あけはすべてこちらでしておきます。

ですから、参加された方は縫ったり金具を付けたり、組み立ての作業だけになります。

それでもショルダーバッグは5~6時間の長丁場。

糸の処理の仕方や、縫い針の付け方、一本針での縫製などはじめてのことばかり。

戸惑いもあり、なかなか針が縫い穴に入らなかったり、

けっこう苦戦しながら、でも出来上がりました。

出来上がるとすごくテンションが上がります。

さて、入会の件はというと「保留」となりました。

仕上がった時の喜びと、難しさと、天秤にかけると迷いますよね。

でもまた「何か作りたいな」といっておられたので、

次はもう少し簡単な課題をしてみましょう。
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お詫びと訂正

2012-02-09 14:44:15 | お知らせ
先日ブログにて「栃木レザー」様の革は「福島県産」と書きましたが

栃木レザー様から革の原皮は北米からの輸入というご指摘があり

お詫びとともに訂正させていただきます。

ただヌメ革の入手状況が困難であることには変わりなく、

また栃木レザーさまに原因や状況についてご確認させていただきます。
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クリエイター、アーティスト、クラフトマン

2012-02-08 15:06:20 | 日記
ものづくり、と一言で言ってるけど、ものづくりをするいろんな人たちがいる。

僕は以前グラフィック・デザイナーをしていた。

グラフィック・デザイナーやコピーライター、建築家、イラストレーター、そういう職業を
一般的に「クリエイター」と呼んでいる。

「クリエイター」は依頼を受けて、その相手の考えているものを形にしていく仕事のこと。

わずかに自分の思いは作品に入ることもあるけど、
自分のための表現ではなくて、依頼者のための表現であることがアーティストとは違う。
その依頼者は個人や企業、ショップなどになる。

アーティストは「自己表現者」。
自分の思いや自分の考えを絵や造形、いろんな表現方法で伝える。
アーティストにはクリエイターのようにプロ、アマチュアの区別はない。
あくまでもその人が表現者であればアーティストであると言える。

クラフトマンはものづくりの技術者。
クリエイターもアーティストもクラフトマンのお世話になることがある。
いわゆる加工技術や表現技術の職人。
腕前がものをいう世界。

時々、ものづくりの現場の人間がこのクリエイターとアーティストとクラフトマンを混同してしまうことがある。

自分はアーティストだと言っている人間が商業ベースの仕事の中で
依頼者の意向を無視したものづくりをする。

お客様がいて、たまたまそのアーティストの作品を評価して、そこに金銭のやり取りが生まれたり、
アーティストの作品を評価するギャラリーや人物がお客様との間に入ってそこに金銭的な価値を生み出すことはあるが、
本来、アーティストが金銭のやり取りを目的として作品を生み出すことはおかしい。
自己表現したいという欲求がアーティストの根源であるはずだからだ。
そこに誰かに対する媚びや甘えはないはず。

ただ、アーティストがクリエイターやクラフトマンの技術を身につけて作品を作ることはある。
それはすばらしいことだし、素敵なことだと思う。

そういえば、「カメラマン」と「フォトグラファー」の境界線も曖昧になっている。
「カメラマン」という英語はない。「写真機人間」ってとても変な言葉。
日本のカメラマンの多くは「シャッターマン」。
「シャッターを押す人」という意味。
詳しく言えば写真機で映像をとらえる技術者、という意味になる。

「フォトグラフ」という言葉は「映像作品」という意味あい。
だから「作品」であればアーティストの要素が大きい。
海外のフォトグラファーは自分の作品集を出したりギャラリーで作品展を開いたりする。

日本の商業カメラマンのほとんどは作品展を開かない。
だから「シャッターマン」。
「シャッターマン」がいけないわけではない。
立派な技術者、クリエイターであり、クラフトマンだと思う。
この3つはシンクロしながら、でもやはりそれぞれ独立した分野だと思う。
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