新年の挨拶が遅くなりました。
みなさん、あけましておめでとうございます。
2019年10月をもちまして森ノ宮の大阪教室は閉講いたしました。
報告が遅れまして申し訳ありません。
引き続き不定期ですが大阪難波にある「フェニックス(https://l-phoenix.shop-pro.jp/)」3階のフリールームにて教室を開催しております。
詳しくはお問い合わせ下さい。(fahmoh@lake.ocn.ne.jp)
さて長らくブログを休止しておりました。
その間に俯瞰の視点で革業界や自分の今後について見つめ直しておりました。
(奈良教室は変わりなく営業しています)
革業界だけでなく全ての製造業において苦難の時代となりました、
ただし見方を変えればそう悪いことばかりでもないと感じています。
新しい年2020年(令和元年)を迎えて、次のステップへの模索をはじめています。
これまで行ってきたような革縫い教室は乱立の時代となりましたが
今後は過度競争となって幾つもの教室が閉鎖に追い込まれるものと思います。
アマチュアが商品(?)を作りアマチュアとプロのボーダーのないマーケットで販売競争をする時代となりました。
しかしそれも商品の供給過多によって値崩れを起こしつつあります。
誰でも出来る事の中で戦うという事は別の意味で言えば技術の喪失や職能の消失を意味します。
ものごとを深く理解した上で「ものづくり」を維持し、継続してゆくということは、
「人(ユーザー)が望むモノやサービスを提供するための考え方」そのものを提供する仕事を作ってゆくという事ではないかと考えています。
たとえば諸外国の製品が流入した場合やその逆、自分達の製品を諸外国で販売するときに
日本という国が培って育て、戦うための武器となるものは「考え方の構築力」つまりいわゆる「ソフト」にあたる部分。
デザイン、プランニング力、ブランド力などの力だと考えます。
今後はこれらを核としたビジネスモデルの構築を考えています。
それはITやプログラムなどのデジタルの話ではありません。
これから必要な職能は今言ったデジタルに関する能力かも知れませんが、
そのデジタルに至る以前の「考える力」が出発点となって様々な事業を起こしていく能力が問われる時代となるのだと理解しています。
日本はバブルの崩壊以後、これらの能力を急速に失っていきました。
私がデザインを志していた時代にはまだこれらが煌めくように溢れていました。
バブル時代に人は「驕り」、バブルの崩壊が「気力の喪失」を産んで人は「考え生み出す」力を失ってしまったのだと思います。
現在はまだどのようなビジネスモデルを生み出してゆくか模索中です。
小さな案件から手がけてゆきたいと思います。
「結果」を出せなければ仕事は育たない事をよく知っています。
これからコツコツなんて言うつもりはありません。
来年還暦を迎える人間にはコツコツなんてしている暇はないのです。
まずは踏み出す。
いつも言っている通りの事をはじめるだけです。
今日より明日。明日より明後日。
まずは踏み出す。
みなさん、あけましておめでとうございます。
2019年10月をもちまして森ノ宮の大阪教室は閉講いたしました。
報告が遅れまして申し訳ありません。
引き続き不定期ですが大阪難波にある「フェニックス(https://l-phoenix.shop-pro.jp/)」3階のフリールームにて教室を開催しております。
詳しくはお問い合わせ下さい。(fahmoh@lake.ocn.ne.jp)
さて長らくブログを休止しておりました。
その間に俯瞰の視点で革業界や自分の今後について見つめ直しておりました。
(奈良教室は変わりなく営業しています)
革業界だけでなく全ての製造業において苦難の時代となりました、
ただし見方を変えればそう悪いことばかりでもないと感じています。
新しい年2020年(令和元年)を迎えて、次のステップへの模索をはじめています。
これまで行ってきたような革縫い教室は乱立の時代となりましたが
今後は過度競争となって幾つもの教室が閉鎖に追い込まれるものと思います。
アマチュアが商品(?)を作りアマチュアとプロのボーダーのないマーケットで販売競争をする時代となりました。
しかしそれも商品の供給過多によって値崩れを起こしつつあります。
誰でも出来る事の中で戦うという事は別の意味で言えば技術の喪失や職能の消失を意味します。
ものごとを深く理解した上で「ものづくり」を維持し、継続してゆくということは、
「人(ユーザー)が望むモノやサービスを提供するための考え方」そのものを提供する仕事を作ってゆくという事ではないかと考えています。
たとえば諸外国の製品が流入した場合やその逆、自分達の製品を諸外国で販売するときに
日本という国が培って育て、戦うための武器となるものは「考え方の構築力」つまりいわゆる「ソフト」にあたる部分。
デザイン、プランニング力、ブランド力などの力だと考えます。
今後はこれらを核としたビジネスモデルの構築を考えています。
それはITやプログラムなどのデジタルの話ではありません。
これから必要な職能は今言ったデジタルに関する能力かも知れませんが、
そのデジタルに至る以前の「考える力」が出発点となって様々な事業を起こしていく能力が問われる時代となるのだと理解しています。
日本はバブルの崩壊以後、これらの能力を急速に失っていきました。
私がデザインを志していた時代にはまだこれらが煌めくように溢れていました。
バブル時代に人は「驕り」、バブルの崩壊が「気力の喪失」を産んで人は「考え生み出す」力を失ってしまったのだと思います。
現在はまだどのようなビジネスモデルを生み出してゆくか模索中です。
小さな案件から手がけてゆきたいと思います。
「結果」を出せなければ仕事は育たない事をよく知っています。
これからコツコツなんて言うつもりはありません。
来年還暦を迎える人間にはコツコツなんてしている暇はないのです。
まずは踏み出す。
いつも言っている通りの事をはじめるだけです。
今日より明日。明日より明後日。
まずは踏み出す。