宮城県の小さく綺麗で穏やかな海辺に住む、はげたま(禿頭)おっさんの~ごまめの歯軋り~

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★北朝鮮という蛮国が、韓国を砲撃したことを糾弾す

2010年11月26日 02時44分27秒 | 社会
【砲撃されて黒煙をあげる延坪島(ヨンピョンド)を、驚愕して見る観光客=jiji.com】

かみさんのホームページ『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』
蛮行を繰り返す、狂った大将軍・金正日
北朝鮮軍が、いきなり韓国の延坪島(ヨンピョンド)を砲撃する蛮行
 日本では『勤労感謝の日』の日の今日、多くの勤労者が骨休みをしていたに違いありません。
そんな中、テレビが北朝鮮の蛮行をテロップで流し、驚愕した人も多かったと思います。

 北朝鮮軍が事もあろうに、韓国の延坪島(ヨンピョンド)に、警告もなく砲撃をしてきたのです。
いかに北朝鮮の目と鼻の先の島とは云え、れっきとした韓国の領土であり、許される事ではありません。
 しかも民間人が多数住むのを承知で、無差別に砲撃したのであり、多数の死傷者が出ているといいます。
怒りを禁じえません。

 あの国の指導者、金正日は、いったい何の目的で何を考えて、こんな蛮行を軍に命じたのでしょうか。
厳しい冬を目前にしたあの国が、食糧と燃料不足に陥っているのは、国際的な認識です。
国際援助(特に韓国の援助は大きい)の食糧や医薬品は、庶民の手に渡らず特権階級が横領する国です。
それさえも、今回の蛮行では手に入らないでしょう。
 春を待たずに一体、幾千万の餓死者や凍死者が出るのでしょうか。
コッチェビと呼ばれる孤児が、路上には幾ら溢れるのでしょうか。
想像しただけで胸が痛みます。

 自国民は飢えと寒さで命の危機に晒されているというのに、自国民の命は眼中にはなく、頭の中を巡るのは、ただただ自身の権力保持と、食糧不足の国でありながら、充分過ぎるほど肥えた3男への権力移譲だけなのでしょうか。

【激しく黒煙を上げる延坪島(ヨンピョンド)=jiji.com】

 それにしても今回の砲撃も、自分たち王朝の人間が生き抜いていくための手立てでしかないように見えます。
何としてもアメリカを協議のテーブルに着かせて援助を引き出そうとする、いつもの瀬戸際外交の常套手段だとしたら、あまりに稚拙で危険極まりないやり方だと、断じざるを得ません。
 もちろん、この行為の責任はきちんと取らせなければなりません。
国際世論も、一部の跳ね返り国以外は許容しないでしょう。

 そして拉致問題を抱えているからこそ我が国は、北朝鮮に対して道理を尽くし且つ、毅然とした態度で臨まなければならないと思います。
 しかし、菅首相の虚ろな目を見ると、勇気も気概も感じられません。
民主党政権に、少しでも期待した私は、自分の不明を恥ます。

 北朝鮮は先般アメリカの科学者に対して、核開発を公然と誇示して見せたと言います。
極東のみならず世界を不安に陥れているあの国は、今まで一体幾つの無法を働いてきた事でしょう。
 公然の秘密の覚醒剤密売や偽ドル印刷などの他、ラングーン事件(83年)や公海上の日本漁船銃撃事件(船長が死亡)(84年)や拉致事件の日本政府確認(88年)、そして大韓航空機爆破テロ(87年)など、世界中を震撼させた大テロ事件などを数々起こしてきました。

 1950年に彼等が南進して始まった朝鮮戦争が、1953年(私の誕生年)に休戦協定を結んでから57年にもなりますが、本格的な交戦こそないですが、韓国とは小規模衝突(交戦)は頻発してきました。
未だに戦争状態のままであり同じ民族ですから、大局的に見れば内戦と言い換えても良いのかも知れません。
 だからこそ和解し統一の道を歩まねばならないのに、事態は反対の方に向かっている現実。
非は北側にあるのは、誰しも認めるところでしょう。
もちろん現在の北と統一したら、韓国は苦難の道を歩まねばならないのも、目に見えていますから、時間をかけて緩やかに統一に向かうしかないでしょう。

 しかし私は今日、北朝鮮の今回の砲撃事件やその他諸々を書くつもりではないし、それらはメディアで専門家と称する人達が、これから様々に論じるであろうから、任せておきます。

【ほぼ同じアングルからの写真で、1時間位経過しています=jiji.com】

日本共産党は北朝鮮の過去の事件を厳しく糾弾し、何の関わりもありません
 北朝鮮の正式国名は、朝鮮民主主義人民共和国であり、一見立派な国名に思えます。
しかし政治体制は形の上では複数政党制ですが、支配政党である『朝鮮労働党』が絶対的な権力を握っており、独裁体制です。

 ところが日本国内では、『朝鮮労働党』と呼ばず共産党として言われる事が多いのですが、かれらの政党は、共産党とはまるで縁のない似ても似つかない前近代的な、恐怖政治を敷く王朝です。
 金日成や金正日を個人崇拝するよう国民に押し付けて、従わない者には収容所が待っている。
彼らが蛮行をやる度に迷惑するのは、日本共産党なのです。

 日本共産党は彼らとは何の繋がりもなく、パイプもありません。
北朝鮮は68年1月に韓国の大統領官邸のある青瓦台を「武装遊撃隊」に襲撃させ、当時の朴大統領の暗殺を謀りました。
これは失敗し、工作員一名は北に逃れ、20数人が射殺され、一人が逮捕された記憶があります。
そして、その後北朝鮮の国内・国際社会での異常さが目立ってきたのです。

 70年代の初頭に始まった、金日成個人崇拝を国際的に押しつけようとする企てに、日本共産党は正面から反対しました。
そして日本共産党は北朝鮮と1983年に関係を断絶し、それは今日までずっと続いたままなのです。
 その後、先に書いた通り北朝鮮は、数々の国際的無法犯罪・テロ事件を起こすに至ったのです。
日本共産党は北朝鮮の関わった国際的な無法・野蛮な行為に対して、厳しく批判し糾弾してきました。

 私は、日本を愛している諸兄・諸姉に訴えたい。
日本共産党は、北朝鮮の何度も繰り返す蛮行を許せないし、中国共産党はもとより、どこの外国からも影響されていません。
 自主・自立の党である事を、この際是非知って頂きたいと思います。
私の明治生まれの頑固な伯父は、晩年日本共産党の事を理解し受け容れて逝きました。

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