“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

20/12/05『剣山』

2020-12-05 | 4日高山脈の山

12月最初の登山は、久し振りに日勝峠を越えてやってきた日高山脈の山

剣山-つるぎやま‐(1,205m)」です

 

太平洋側天気に覆われて“晴れ”の日が続く十勝平野に積雪なし

 

コロナ禍のさ中で、何か1つでも気分転換のできる楽しみを持てない

と、抑うつ状態に向かうという報告があります。

ドキっとされた人は、今すぐ気分が高揚する“何か”にすがりましょう。

キーワードは、心の命ずるままに・・です。

自分が楽しいと思えることを見つけるのは、実は簡単ではない作業で、

男性の場合はだいたいにおいて仕事との境界が明確でないところが、

良いのか悪いのか・・です

 

Amigoさんのように「ストレス」というものを感じたことのない珍しい

人はともかく、人それぞれ多少のストレスはあるものです。

まして、このコロ禍で如何に気分をリフレッシュできるか、

それはとっても大事なことですね。

 

■9:10 剣山神社

 

神社が登山口の霊峰「剣山」の登り始めは、薬師さん達が怪我はしないようにと見送ってくれます。

 

寒くても雪が少なくて天気が良いところがここでした、といった具合に

安定して晴れる予報の山域はここだけです。

 

この日の登山開始時点の気温は凡そ0度で、登山口の標高は411mですから、

頂上(1,205m)の予想気温は何度になりますか?

標高100m上昇するごとに0.6度下がる・という計算でお願いします。

 

風の強いという予報だけど、西斜面のためか穏やかです

 

陽射しがあって、一貫して晴れ天気なのは帯広・十勝側だけです。

札幌から来る途中の日勝峠から北は曇りでした

 

一の森からの葉っぱがない季節の頂上の眺めは明確です

 

往復6時間かけてまで“晴れ”ている山域に来て、登山時間は正味3時間

 

しかし、それがリフレッシュのための要件なのです。

 

二の森の手前、1,040mのところにある耳(崖)からの頂上

 

二の森、陽射しはかわらず降り注いでいます

 

一の森からすぐそこに望める頂上なのに、二と三と、進む間にけっこう時間がかかるもんだぁ~

 

結局、積雪はなしに等しく、一度振ったっきり・寒いから融けていない・・だけ。

 

梯子、鎖場を越えるともう剣です

 

10:45 剣山頂上

 

虫類の先の先の地平線、広尾の海まで見えそうだけど、まあそこまでは・・

 

剣とか槍(鑓)とか言われる山は切り立っていて“なんぼ”の山なので気を付けること

 

予想の範囲だけど日高山脈の主稜線はガスですなぁ~

 

久山岳がぎりぎり、視界が効く境界でしょう。

 

頂上はというと、意外に風がそれほどでもなく、ラーメン食べておつりが

来る時間を過ごせました

陽射しが暖かいのが何よりです

 

■11:25 下山

■12:20 登山口

 

Toshiは、Goproのsession5という小型カメラを長く愛用しておりますが、

この度、Gopro hero8を格安で購入しました。

頂上での写真はすべてsession5で撮影したものですが、hero8を初めて

ザックに入れて持ち歩き、使い方もよくわからないまま撮影した動画

がこれです

 

20/12/05剣山頂上にて from Toshi.T on Vimeo.[1:01:]

 

確かに手振れ補正のイメージはできます。

本格的なBCシーズンを前にYukiyaさんにしっかり使い方を教えてもらわないと

宝の持ち腐れになりそうです

 

もはやデジカメは要らない時代ですね

 

それでは、また来週

 

 

 

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20/08/29『チロロ岳』

2020-08-29 | 4日高山脈の山

8月最後の登山は、先週に続いて日高山脈の山チロロ岳(1,880m)」です

 

『山の天気』のポイント予報に賭けてここまでやってきたけど、さえない山頂写真

 

北海道の人ならまだ記憶に新しい2016年8月の台風による豪雨被害の爪痕は、

日勝峠以東、以西、どちらもかなり甚大な影響であったため、4年を経過してなお、

日高周辺の林道の多くが復旧していません。

 

それ故、日高山脈に向かう機会がめっきりと少ない3年間でしたが、

ここに来て気持ちが同山脈に向かっているToshiであります

 

今週は、明日の日曜日に、週末北海道に来ているAkkiさんとお友達さんと3人で

登山する予定でしたが、明日は全道何処を目指しても雨・雨・雨なので、

残念ながら3人登山を中止とさせていただきました。

 

と、その瞬間、土曜日が登山モードになるToshiであります。

当然、晴れの山域が何処かを隈なく調べるわけですが、日高山脈にだけ昼の時間帯まで

晴れマークがあるではないですか

ここだ

パンケヌーシ林道

凡そ2年間、手入れせずに放置していたままのマウンテンバイク(チャリ子)に空気を入れ、

解放されていないパンケヌーシ林道の片道10kmを一緒に走ろう!と言ったら

たまには手入れしろよ」と叱られました

 

■5:10 パンケヌーシ林道 入口(ゲート)

 

パンケヌーシ林道は以前Amigoさんとかなりの頻度で利用した林道で、

それはAmigoさんもToshiもペンケヌーシ岳が大好きな山の一つであるためで、

ほぼ一年に一度は登っていた記憶があります。(春は花、秋は紅葉か最高です)

 

さて、そのパンケヌーシ林道は果たして今どのような状態になっているのか?

まともな写真が少ない本日の報告は、登山道というよりも林道の報告をメインにしましょうね

 

豪雨被害で残された橋の残骸

 

整地だけでなく護岸が洒落たものになっている。

 

鬱蒼としていた林がすべて流されて河原の面積がかなり増えました。

 

盛土をした部分はすべてフラット(凸凹なし)で自転車最高

 

6:30 曲り沢出合(マウンテンバイクデポ)

 

曲り沢は、枯れていた(取水ダムにすべて吸収)

 

取水ダムまでの林道

 

取水ダム

 

結論を言うと、

Toshiの予想ではパンケヌーシ林道はもう間もなく開通すると予想します

(コロナは3月には終息すると言ったのは誰だ?)

何故ならば、自転車で走ってきた林道は少なくとも曲り沢出合までは補修が済んでいます

このチロロ岳入口の曲り沢出合から上のペンケヌーシ岳登山口までの林道は果たしてどうか分かりません。

(斜度もきつくなります)

 

それでも上流へ向かう道も整地が進んでいたのは確かです。

青線が曲り沢~ペンケヌーシ岳登山口までの凡そ8km(標高差で凡そ500m弱)

 

沢の水は少ないと思われるが、とにかく滑る

 

Amigoさんとチロロ岳西峰に登った2011年の記憶では、

水の量はともかくも、同じく夏の時期に短パンとショートスパッツ、

そして沢靴でなく登山靴で登ったはずなのに、ここまで滑った記憶がありません。

 

濡れているところはすべて滑ると考えて歩行すべきだ

 

出合う二股はすべて「右」というから右で攻めたら・・(標高1,140m⇒ここはOK)

 

最後の二股を右に行ったらそこはダメ(標高1,250mは左です)

 

登山道を外れたことはピンクテープがなくなったことでハッキリしたけど、

そこから一端二股に下るのが面倒で藪漕ぎでプラス20分?のアルバイト

 

背の低いダケカンバを潜り抜けたためシャツが大汚れ(奥さん⇒何でこんなに汚れるの?⇒いろいろあってね)

 

■9:00 パンケヌーシ二ノ沢入渓

 

二ノ沢に入ると今度は雨が降りだしただよ。

ここで「山の天気」の信頼性を60%に下げざるを得ない

 

二ノ沢の岩、石も濡れてくるとよく滑る。

 

で、ここからは雨が降ったりやんだり・・に加えてコルから山頂までは風が強いので

カメラが活躍できません。

 

花の無い時季にあるのは夥しいヒグマの掘り返し(写すものないので)

 

■9:50 コル

■10:25 チロロ岳本峰頂上

 

晴れていれば左(南方)に日高山脈の峰々が望める(のに)

■10:55 コル休憩

西峰は当然とりやめて、

■11:15 下山

■13:30 曲沢出合(マウンテンバイク)

14:05 林道入口

 

なんとも尻すぼみの報告ですみません。

なんせ、いったんしまい込んだカメラはレンズが曇って按配がわるいもので・・

 

帰りの自転車は思いの外快適で、改めて国土交通省にお礼を申し上げたい。

飛ばし過ぎて心配になるほどでした

調子に乗ってドリフトはしないけどね~

 

次回、100倍返しを期待してやってくるときは最初から最後まで沢靴です。

相性の悪い靴底の登山靴は、疲れが3倍返しでやってきます。

 

あ~それでもやはり日高山脈は素晴らすぃ~

また来週ぅぅ


オマケは、Toshiがまだブログを始めていない2011年チロロ岳西峰登頂時の画像

西峰から望むチロロ岳本峰

西峰からうしろの日高山脈の主峰

 

 

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20/08/22『エサオマントッタベツ岳』【復路】

2020-08-22 | 4日高山脈の山

エサオマントッタベツ岳頂上天泊からの2日目報告です

[前日の『エサオマントッタベツ岳』【往路】報告はこちら

 

朝4:40、ご来光の時刻に望む北方の大雪、十勝連峰(Gopro画像)

 

■3:20 起床

 

・風が穏やかで..

・テントがバタつかない

・適度に風がある標高1,902mには吸血昆虫が居ない

・気温はちょっと寒いぐらいだけど暑いよりはずぅーっと良い

・一つ障害は、狭いテントの中、疲労のため足がつる

 

家の窓から望む景色としては贅沢過ぎます(Sony画像)

 

これからの日の出の景色は、山中泊でなければ望めない。

まして、山頂に居るのだから360°のパノラマショーだっ

 

まず、ご来光(少し雲あるけど)

 

一瞬一瞬で変わる朝の色

 

幌尻岳の姿くっきり

 

左端「札内岳(1,895m)」から→陽光に映える(右)「カムイエクウチカウシ山」まで..

 

画像を選ぶのが大変です。

 

眺め納の日高山脈最高峰「幌尻岳」と鋭鋒「戸蔦別岳(1,959m)」

 

5:25 下山

 

そして、

こちらも見納め、カムエク

 

そうそう、頂上直下のハイ松帯は実はけっこう大変で、

それはヘッドランプを付けて登った2013年に増して踏み跡が不明確

下りならまだしも、それをかき分け登るのは明るい時間に致しましょう

 

昨日踏んだジャンクションP(右)をほぼ直登したアホは誰だっ

 

最後に北東カールを見下ろす全貌も見納めて・・

 

予想通りの時刻に同崖溝を登っていらっしゃったリーダーと思しき男性(ロープワーク中)とご挨拶..

Toshiがこの溝を降りようと思うと1時間は登り優先で停滞だが、

Toshiはこの先を行きます・・

 

本日の崖下りはココ

 

アザミ畑を降って

 

見返す右の崖谷には、昨日カールで天泊したご一行様が予想した通りまだ登りの途中です。

 

拡大版:昨日は高曇りで10倍、今日は晴れて50倍素晴らしい北東カール

 

北東カールは雪渓が消えても枯れることのない湧水が直下を流れ出るので

幕営地としては最高ですね。

2つのテントは男女でわけて入居したご様子でした。

さて、まだまだ気の抜けない

下りこそ慎重に、ナメたらあかん

 

途中、ほっかほかのヒグマの糞をニュルと踏んだけど奥さんには黙っています

どうせ沢で洗濯しながら歩くので問題なし

 

一貫して左岸を降る

 

下りの行程ということもあるけれど、何より水量が昨日よりもかなり減って、沢歩きが気持ちよい

 

透き通った水面に魚影がハッキリと・・

 

■7:40 山スキー沢分岐

 

この辺り(788m)を振り向くとエサオマントッタベツ岳が見える

 

■9:15 ガケノ沢出合

 

722m地点にピンクテープ(右岸からの巻道、直後の踏み跡を行く)

 

巻道の途中途中も土砂崩れ跡複数有り・・大雨が降れば今すぐでも崩れそうな崖ばかり

 

■10:00 エサオマントッタベツ川出合手前(エサオマントッタベツ川林道分岐地点、640m)

10:45 登山口 駐車スぺース

 

下りの途中、沢では早朝に登り始めた登山者が2名

そして登山開始地点の手前で3名の学生が入山

8月、夏山登山最盛期であってもこの週末の入山者の少なさがエサオマンです。

 

カムエクは、人を怖がらない質の悪いヒグマが出没するというので、当面遥かなる山のまま、

今期中にペテガリを登って締めくくりたい今年の日高山脈です・・・

 

全行程

 


 

Toshiの自宅に飾ってある坂本直行さんの絵“エサオマントッタベツ岳”です。

この絵は、はて?

札内岳から望んだものでしょうね。

 

北東カールを描いたエサオマンバナーでよかったら

「いいね!」をよろしこお願いしまっす

 

 

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20/08/21『エサオマントッタベツ岳』【往路】

2020-08-21 | 4日高山脈の山

お盆を過ぎた8月の登山は、今年念願としていた日高山脈の山「エサオマントッタベツ岳(1,902m)」に登ってきました

思いの外、高曇りで視界良好のエサオマントッタベツ岳頂上(から南の山脈国境稜線)[16:20]

北海道内の週間予報は概ね週末の3日間、良好

のはずだったのに、日高の山の天気からだけ晴れマークが消えてしまって気持ちが落ち着きませんでした。

札幌の自宅を3:30に出て、下道を走って5:20日高道の駅を通過

気になっていた戸蔦別川林道は国土交通省が大型重機を入れて復旧にがんばってくれています。

そうか?

今日はToshiが平日休みをもらっているので業務トラックが幅を利かせるのは当たり前です。

戸蔦別川橋までは工事車両の往来で凸凹の無い走りやすさで、7:20には最終駐車地点へとぉ~うちゃこです

7:35 戸蔦別川橋の先1.2km林道途中駐車スペース(進行方向逆向きに駐車)

先行大型車両の組は昨日入山したものか、今日早朝に入ったものか不明

登山開始から凡そ4kmの戸蔦別川林道の行程図

歩き始めからすぐに林道崩壊現場を確認

戸蔦別川橋手前のヒュッテは大規模工事で無くなっていました

登山開始から2.2km、戸蔦別川林道途中の“びれい橋”から上流の眺め

2016年8月の豪雨被害は、日高山脈に取りつく林道という林道を寸断させました。

その林道も一度車が通らなくなるとこうなります(林道が川と化した跡)

旧駐車スペース(610m⇒戸蔦別川第6号砂防ダム地点)

思い返せば、

2013年、初めてやってきたときは3連休の初日にエサオマントッタベツ川林道との分岐地点を左に曲がらずに、

戸蔦別川を登り詰め、ピパイロ岳の麓まで登って行って、(ただ)戻っての一日を過ごしたToshiでした

8:20 エサオマントッタベツ川出合手前(エサオマントッタベツ川林道分岐地点)

笹の濃いところはそう長く続かず・・

空の様子はガスっぽいながら、、まだ余裕の入渓

しかし、今回もどういうわけか?

巻き道を早く出てしまってアルバイトをしたようだ。

下山時にわかることだが、標高647m付近は沢への分岐があることをこの時点でわからない。

距離はそう変わらないが少なくとも30分は余計に時間がかかったものと思われる...

巻き道とはよく図られたもので、そこを巻かないとけっこうシンドイ沢歩きを強いられる。

ゆっくり釣りなどを楽しむほうが良いと思える景色・・

Toshiは、前回のエサオマンでカメラを水没させているため、

今回はカメラ・スマホを含むものをジップロックに詰めている。

■9:50 ガケノ沢分岐(730m)

ガケノ沢分岐からはまだまだ距離ばかりで標高が稼げない。

ここからまだ標高差1,000mもあるようにはとても思えないところが日高山脈特有の山(沢)の景色

なんとなく、カールを囲む稜線の姿が確認出来てきた

11:45 山スキー沢出合(1,003m)

1,300mでナメ滝が現われる。

この景色とこれから続く急登のイメージはなんとなく残っている。

嘗めたらアカンよここから続くナメ滝を

左岸、左岸とつぶやいてところどころ木を掴み、三点確保で登る

写真で見ると美すぃナメだけど、ヒーヒー言っている身としては楽しんでられん

そうそう、気温はちょうどいい感じに曇っていて涼しいので、ここまで水分補給は400ml程度・・

やれやれ、やっと景色を楽しむ余裕が出てきた

ほぉ~

やっとこさ北東カールです。

8月上旬までは雪渓の残るカールにもう雪の姿はありません。

(ピッケルとアイゼンはいらなかった)

13:40 北東カール入口(1,520m)

カールを前に、本日早朝に入山りご一行(8名ほど?)が幕営中です。

ご挨拶を交わして、Toshiは向かって左の崖を行く・・・

北東カール全景

そうこうしていると、

ザックの中のスマホがブ~ッと鳴ったきがした

なんと、ここまでやって来て電波が弱いながら確認できます。

(こんな場所の電波は何処から拾うものか?不思議です)

これでやっとコンパスアプリの“登山開始”をクリックできる。

(アプリを起動しないとエサオマン頂上のポイントもゲットできない)

ああぁ~

電波が弱い中で慌ててスマホをいじっているせいか、来週行くはずの登山計画を開いて登山開始して

しまったり、やることが上手くいかないのは疲れているためか・・

車で林道に入る前に、「登山口についてからだと電波が無いかもしれない」と頭に入れたつもりが

結局“ボヤボヤ”していて忘れてしまったのが

そもそものミステークです。

さらにこの先、

稜線取りつき地点へ⇒向かったのはジャンクションPより200m北西だったはずが・・

思いの外長くキツイ時間を要した理由は最後のハイ松漕ぎで明らかに

最後の凡そ15mは切れ落ちる崖とハイ松の境界で、その川を泳いでようやっと

計画よりも1時間程度遅く稜線上の人に

カールからの踏み跡

14:50 ジャンクションピーク(1,869m)⇒エサオマントッタベツ岳を背に

ふむ、

明日踏む予定のジャンクションPからの景色を今日眺められたことは良かったこととしよう。

だって、

ほれぼれするエサオマンの南稜線がはっきりと、

カムエクだって近い

中央左にカムイエクウチカウシ山(1,979m)、中央に春別岳(1,855m)、右にナメワッカ岳(1,799m)

山座同定用のパノラマ画像はこちら

本当は目指すはずだった溝(1,807m地点)⇒ピンテ有

あと少し、

でもガスが一瞬にして覆ってしまう雰囲気もあるので気がはやる

エサオマントッタベツ岳の後ろ「幌尻岳(2,052m)」には怪しい雲が・・

ここまで来て、天場は頂上に決める

2013年に天泊したのは頂上下に見えるコル(あの時はガス)

15:55 エサオマントッタベツ岳頂上(1,902m)

頂上と~うちゃこが少し遅れたけど、とにかく大満足の画

ドヤ顔とはちょっと違う、くたびれ顔だけどね

指さしているのは「ピパイロ岳(1,916m)」でしょう

この後の夕景、西の空には雲が張り出し・・

日の入り画像はなし。

体が冷えてきてフリースとダウンまで着込んだりしたけれど、

結局、頂上まで摂った水分はゼリー1個と600mlのスポーツドリンクだけでした。

全国的に暑い8月の登山としてこの上なく快適で、有り難いことでございます

久し振りに一軒家の住人(夕食はカレー飯し)

それでは、復路の報告は

また明日ぁ~

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20/01/13『ゼロの山』

2020-01-13 | 4日高山脈の山

“ミニ山の会”ホテルラーチ宿泊登山の二日目は、これも恒例の「ゼロの山(743m)」です

   

「0の山」のプレートが失われていた頂上にて..

 

昨年のラーチ宿泊登山の二日目も同じく「ゼロの山」でした

 

天気は昨日よりもやや良化して、金山湖周辺の山「社満射岳」「タケノコ山」だけでなく、

「落合岳」や「国境山」「トマム山」などが望めました

 

今日の報告も詳しくはAmigoさんのブログから..

↓↓↓

2020.1.13『0の山』(743m) 今年も恒例のピークへ

 

■9:05  ホテルラーチ前駐車スペース

雰囲気画像を数枚アップします


■10:45 「0の山」ピーク



■11:50 ラーチ駐車場 


昨晩のラーチの夕食、コテージでの宴会も楽しかったぁ~

 

来年の予約もすでに入れて、「も~365日寝~るとぉ~、ラーチだよぉ~

怪我がなく春・夏・秋と過ごしてまたこの金山湖で会いましょう

 

 

 

 

 

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20/01/12『金山752P』

2020-01-12 | 4日高山脈の山

1月第二週の山登りは、毎年恒例の“ミニ山の会”ホテルラーチ一泊で遊ぶ山

名付けて「金山(湖畔)752ピーク」です 

 

 少ない雪に難儀して、Amigoさん計画の718P手前の752峰で下山 (左からAmigoさん、kasaneちゃん、hiromiちゃん、Toshiの順)

 

昨年のラーチ宿泊登山の初日は、19/01/13『国境山でしたが、

その2019年は出来すぎでした。

日程を予め決めて登る計画時に、あのような晴天は何年かに一度訪れるかどうか・・

期待していてもなかなか出逢えない景色ばかりでした

 

さて、今年はというと...

Toshiは自宅を6:40に出発し、前日から占冠周辺の山を登っていたAmigoさん、hiromiちゃんと10時前に

ラーチで合流

そこに今回から新たにkasaneちゃんが加わりました


詳しい行程はAmigoさんのブログ『I am Amigo!』の山行報告をご覧ください

2020.1.12「682mP」~「752m峰」 金山湖畔の峰を歩く 

 

Toshiの報告は重複になるので手抜きさせていただいて、

数少ないゴープロ画像のみアップしまっす

 

■10:15 金山湖畔周辺の駐車スペース

 

 

■13:15 752ピーク

 

 

■13:30 下山

 

 

■14:40 駐車スペース

 

この日は恒例の新年会

ラーチの夕食の宴の様子もまたAmigoさんのブログでお報せ致しま~す。

↓↓↓

https://blog.goo.ne.jp/a898799650/e/254b5203bb1881d9ee75599b0962dad3

み・て・ね~

 

  

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19/07/28『1967峰~ピパイロ岳』part2

2019-07-28 | 4日高山脈の山

ピパイロ岳(1,917m)」日帰り縦走、下山後は帰宅が遅くなってアップする写真が多すぎで報告がpart1,2に及びました~

 

part1はこちら

それでは1967峰からの続きです

中央にカチポロ(十勝幌尻岳)望めます

 

向かうピパイロ岳よりも標高が高いのにショボ過ぎる「1967峰」頂上標識(かわいそう)

 
 
さあ、ここまで進むと眼前だった鋭鋒「戸蔦別岳」もかなり遠くなり
 
幌尻岳にはガスが見え隠れするようになってきています(これも予報通り)
 
 
 
ピパイロ岳の特徴は東西に長く伸びた標高のそう変わらない稜線..先が見えたことで時計が気になります
 
 
 
既に手の届きそうなピパイロ頂上には、そう 
 
もう、あと少し...
 
 
初めて西側から目にするピパイロ山頂
 
 
 
11:10 ピパイロ岳 
 
 
 
はるばるとピパイロとぉ~ちゃこ
 
だけど長いわ~
 
 
中央に神威岳(1,756m)の北斜面
 
 
 
 
二つ並んで双子のような伏美岳と妙敷山
 
 
帰りの北戸蔦別岳ジャンクションまでほぼ同じ時間を要するというイメージで計算して大丈夫か(体力は?)
気温はまだ上っていて、風は夕方にかけて収まってくる・・
 
 
ピパイロ頂上ではカップラーメンすすって20分だけ滞在、あ~慌ただしい
 
 
11:10  下山
 
 
 
 
帰路はまたピパイロよりも高い1967峰へのアップダウン
 
 
 
こんな歩きやすい登山道ばかりだとイイんだけどねぇ~
 
 
雲が多く垂れこめてきた
 
 
 
沢山ある掘り返しに、来た時にはなかったホッカホッカのヒグマの糞が
 
 
これもお花畑全体の肥やしとして役立っているものか?
 
 
あ゛~
相変わらずのオリンピック正式種目『ハイ松漕ぎ』で繰り出す技にキレが無くなってきて、得意のボヤキが出てきたで~
クソダニ、クソウルシ、クソハイ松ぅ~
 
 
12:15 1967峰(再)
 
 
 
 
しかし、山は人間の愚痴やボヤキは少しも受け入れてくれない。
特に日高の山は..
 
 
季節が雪融けを過ぎた頃、花満開の斜面に思いを至して
 
 
 
それだけに、日高山脈には百名山の幌尻岳を除いて人は少ないままでいて欲しいと願います。(勝手ですが)
 
 
ひと際ピラミダルな戸蔦別岳がまた近づいてきた
 
 
 
 
北戸蔦別岳の手前で最後の行動食を口にして、、
 
南西の方角を見渡すと一気にガスが多いはじめてきました。
 
 
おお、これならこれでよい。
ガスの中は涼すぃからね
 
 
■13:05 北戸蔦別岳(再)
 
 
一瞬のヒンヤリ感、汗が引いていく..
 
 
 
幌尻岳見納めぇ~
 
 
 
上空ガスの下となった幌尻岳を最後にヌカビラ岳を踏んで一気の降りへと・・・
 
 
..その後..期待したガスは降りてこない。
降りてきたのは谷にこもった暑さだけ
 
こりゃあトッタの泉で頭から水をかぶる策&沢で水浴びかっ?(それはしないっ)
 
 
取水口まで来ると、最後にヘッドランプ点灯してここを歩くイメージが無くなってホッ
 
Toshiさんの良く鳴る鈴が林道にこだましてました
とさっ!
 
 
16:55 登山口
 
 
 
本日の総距離28km、総時間12時間40分、累積標高3,134km
 
 
いずれも過去最高の運動量、疲れました
 
 
岳人の憧れ「カムイエクウチカウシ山」へ十勝側の林道崩壊後、様子をみて近々歩きたいと思っていた矢先、
八の沢カールの天場で40台男性がヒグマに襲われたというニュース、入山規制になったとラジオが告げていました。
日高山脈に惹かれるのは、そう簡単に人を受け入れない環境が今も残っているからということになるのでしょう。
  

 
余談ですが、
先々週の土曜日、Motoさんと登った狩場岳の後、ダニ談義でお別れしましたが、
なんと、その時のものと思われるダニがToshiの乳首を攻撃していたことを先週金曜日の夜に発見
夜中に開いている病院を探して処置してもらいました。
一週間も乳首に住み込みで働いていたようですが、気が付いてもらえないので張り合いもなくそこでお亡くなりになったようです。
何はともあれ、クソダニではありますがToshiさんはピンピンしていてダニは死んだのでボヤキはやめておきます。
クソうるしに比べるとクソダニは気が付かないぐらい人畜無害に近いです。
 
 
ただ、脳炎とかの感染症が気にはなるのでダニパンチャーで撃退@病院
 
 
 
それではまた来週
 
 
 
 
 
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19/07/28『1967峰~ピパイロ岳』part1

2019-07-28 | 4日高山脈の山
7月最終週の日曜日は日高山脈の北にある「ピパイロ岳(1,917m)」に縦走してきました。
ルートはチロロ林道二岐沢北電ゲートから登るコースで、「北戸蔦別岳(1,911m)」から「1967峰(1,967m)」を越え、さらに往復2時間25分(休憩抜き)を加えたコースです。
 
 
 
ピパイロ岳のヒが僅かに白く見えますか?(黒い字が風化してはげ落ちています)ヒィ~
 
 
  
 
Toshiももう若くないので、次に同じコースを日帰りで歩くことはないでしょう。
 
というか、条件が整わないと1967峰から先のピパイロ岳への1日往復は困難です。
その条件とは、
 
日の長い夏場の時期
あまり暑くないか比較的風の通る日
体調
 
ということで、今回は運よく環境が整って周到な準備もしていないのに行ってこれました・という報告です。
 
札幌の自宅を1時25分に出ると夏至から1か月後の今の時期は日高町を抜けるあたりで辺りが明るくなり始めます。
ここまでひたすら下道を走ってきてチロロ林道に入る。
すると谷間であって空が狭くてもももう空が晴れ天気であることが確認できるぐらい明るくなってくる..
 
そうです、山の天気を見るとピパイロ岳とペケレベツ岳の山域には朝から晩まで晴れマークだけ
そう確信して暫くぶりの日高山脈です。
 
 
■4:15 二岐沢ルート登山口(北電ゲート)
 
登山口に駐車してある車両は9台、山中前泊組、車中泊早朝スタート組、Toshiと同じ早朝到着これからスタート組が混在の模様
 
 
因みに、大した準備もしていないといいながらピパイロ岳を伏美岳側から縦走するルートは、まだ崩壊した林道の修復が進んでおらず日帰縦走は無理であることは確認しています。
ま、ここに駐車している人にピパイロ岳や1967峰に向かう登山者はゼロ(であった)
皆さんが戸蔦別岳か幌尻岳への縦走目的でしょう。
 
  
さて、今日は天気の心配がないので、あと気になるのは気温だけです。
 
里は30度を超える夏日予想で、はたして2,000m上空はどうなるのか?
 
 
 
前回の1967峰行きはスタミナ切れ、ガス欠に陥った反省から、今日はヌカビラ(1,808m)岳までの急登を抑えめで歩きました。
 
本日、役に立ったのは持参したA(社)のアミノギア他ジェル類と途中で買い込んだ大福で、結局まともな炭水化物はカップラーメンだけ
そんなんで良く歩けたもんだ~
 
 
ここの沢石はよ~滑るから気を付けやぁ~
 
 
 
 
朝一番、ヌカビラ岳の肩から眺める朝の幌尻岳
 
 
 
■7:10 ヌカビラ岳 通過
 
北戸蔦別岳への途中にある2つの天場の1つにテントが3張
 
 
お花畑が枯れた先に(今日は登らない)戸蔦別岳が
 
 
 
花は雪融け後のチングルマが更新され別の種類の花が夏の日差しに耐えているように見えました。
 
 
7:35 北戸蔦別岳
 
 
Toshiが現在blogで使用しているヘッター写真はこれ
 
 
まあ、それで南北というか東西というか..の記念画像もGoproで収めておきました。
 
 
いつガスってくるかわからないので⇒戸蔦別岳~幌尻岳を背に
 
 
今日向かうこちらの方角はガスらない(はず)けど
 
 
 
 
ここから戸蔦別岳、幌尻岳へ向かう人を数人確認し、Toshiは真逆の北東方向へ行きます~バイナラ~
 
 
実は、この時刻の北戸蔦別岳周辺は涼すぃ~(これも予報通りで風が強い
 
 
時季が時季ならこの風は“登山不適”の風だけど・・・
25度を越えようかという夏日の炎天下だとこれがちょうどよい
 
 
東方向の空気感
 
 
まずは1967峰までの3.9kmの降りと登り・・・
人が歩かない日高山脈の縦走路を歩く時速は単純に距離相関だけで割り出してはいけません。
 
 
ピパイロは右端に写っていない、まずはその前の1967峰へ・・
 
 
その難易度にはアップダウンのきつさに加え、ハイ松漕ぎ(特別加算)のきつさがプラスされます。
 
使う筋肉はまったく別のもの、、
登山の登り降りは主に脚力中心だけど、ハイ松漕ぎに必要なのは
 
脛で低いハイ松を蹴飛ばしたり踏み越えたりしながらの脚力
上半身でクロールや平泳ぎ、(背泳ぎだけない)をして前に進み出る推進力
 
 
日帰り登山でせいぜい35リットルのザックであればなんとか時速2kmで歩けても、テント泊装備の70リットルザックだと時速1kmも歩けない
 
なぜかというと、人の体格より大きくはみ出たものはクロール、平泳ぎだけでは前に進まず、柔道の足技や匍匐前進が必要だからです
 
登山道はこのハイ松の下にあります、はい
 
 
このハイ松漕ぎで嘆き苦しむ様子を昔はAmigoさんの報告メールでよく目にしたものですが、最近はあまりオリンピックには興味がなくなってきたせいか、少ないです。
 
今日の風は西向きという予報通り、来し方のチロロ林道方向からは涼しい風が吹きあがってくる。
 
 
1967峰の北西隣に姿の良い無名峰(1,857m)
 
 
 
一方、稜線の右側(東方向)は風がなくこの時間でもかなり暑く感じられるようになっている。
この東斜面にはコルの至るところにお花畑があって、季節が早いとそれはそれは美しい一大群落が観られるはず・・
 
 
しかし、今の時期は数や種類もまばら・で・・
 
 
 
目立つのはヒグマの不掘り返しの跡と糞
 
 
これを見ちゃうと、さすがにToshiさんの良く鳴る鈴(鐘)を持ってしても心配なので視界がよくてもホイッスル
 
 
端正な姿の1967峰、前回はゼーゼー行ってて記憶が薄い
 
1967峰の後ろにピパイロ岳、ほぼ双耳峰だとわかる
 
 
振り向くとまだ雲がなく、美しい山脈の核心部稜線
 
 
9:40   1967峰
 
Gopro出す時間も惜しい..
 
前回はここまでで折り返したけど、
 
ガッツギアを要所で口にしてきたせいかまだ元気です。
 
ピパイロ岳まではけっこう遠くに見えるけど片道1.7kmほど、
風が応援してくれていればハイ松の難所は今までとそう変わらないはず・・
 
いざ!ピパイロ!
 
というところで時間オーバー続きはpart2へ
 
コメント (2)
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19/01/14『ゼロの山』

2019-01-14 | 4日高山脈の山

2019'“ミニ山の会”新年会2日目は、ホテルラーチから登る

お馴染み! 「ゼロの山(743m)」からの報告です 

 

 721Pから望む「ゼロの山」を背景に

 

 

 

新年会初日の晩はホテルラーチのコース料理で舌鼓

宴の様子はAmigoさんのブログで詳しく報告されているので

坂の上の雲の方では省かせていただきます

 

で、一夜明けて金山湖畔のホテルのコテージで目覚めたときの

気温はなんと、今季最低を記録するマイナス25度でした。

 

Amigoさんの車両のエンジンがかからず、いったん登山を終えて

昼の時間を過ぎてから始動することに決めて、まずはゼロの山

に出発です。

 

■8:50 ラーチ・コテージ

 

辺りの空気感が引き締まる風景⇒カラマツ(LARCH)林

 

昨日にも増して晴れ渡る山域

というよりも、今日もほぼ全道中が晴天の中、放射冷却現象で

すべてのものが凍える朝の景色に包まれています。

 

三人固まって歩くと少しは暖かいものか?

 

Amigo隊長を先頭に斜度のある中腹を行く..

 

 

森林を抜け、笹原を覆いつくした白い世界に・・

 

ここまで来て、一同、夕張山地の山々に感動

 

何んといっても、本日期待をして登ってきた甲斐が有り「夕張岳」の東壁

 

Amigoさんの肩あたりに見えるのがホテルラーチだ

 

拡大すると..わかるかなぁ~

 

 

頂上からの眺めは今一つだけど、立派に「0の山」って言います

 

 

金山湖の東側には昨日登った「国境山」が(右端)


mikaちゃんが写してくれた一眼レフ画像アップします(我が心の夕張岳)

 

さて、

こんな晴れた日に、この頂上から即下山したので勿体ないと

Amigoさんは稜線上を西に歩き始め、およそ1.4km先の721P

を目指します。

 

その稜線上の途中、 

こちらも夕張山地の秀峰が連なる南富良野~富良野の景観

 

十勝連峰だって望めます

 

陽射しに力がみなぎってきて、むしろ暖かい稜線歩き..

 

はい、ここが721ピークで、ラーチはすぐ真下ですぞ

 

4人揃って今期も登山を楽しみましょう

 

写すカメラが違うとちょっと光の加減も変わります

 

11:55 ラーチ・コテージへ到着

 

この後、Amigoさんの車両のエンジンがかかるまでかなりの時間を要しながらも..

 

無事、帰路につくことが出来ました。

ラーチ、ホテルスタッフの皆さん、毎年のことながら

心のこもった“おもてなし”を有難うございます。

 

特に支配人はいい人だぁ~

 

頂いた記念写真大事にしまっす

 

 

来週は、Aotaさん、MotoさんとBCでお会いしましょう

 

 

コメント (2)
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19/01/13『国境山』

2019-01-13 | 4日高山脈の山

新春第二弾の山行報告は、“ミニ山の会”恒例の金山湖ラーチに宿泊しての

1泊2日登山です

3連休の中日(日曜日)、まずは「国境山(982m)」登山の報告から

 

 国境山の頂上で「さあ、記念撮影だーーっ」の画

 

 

占冠町の金山湖畔にある素敵なログハウス調のホテル&コテージ

「ラーチ」は、今やじゃらん等でも多く取り上げられる、

「宿泊したい宿」の上位に入る人気スポットです。

 

そのラーチに一泊して新年の登山を楽しもう!と企画してもう何年

になるでしょうか?

 

とにかく1年前の予約からもうあっという間に月日が経ちました。

 

恒例行事を取り仕切るのはAmigo隊長ですが、この日の出発は

Amigo隊長宅8:00と遅めなのは、皆、新年の行事で忙しいため

助かります

 

“ミニ山の会”の会員で今回参加することになったのは4人

Amigoさん、hiromiちゃん、Toshiと、

後、今年から初参加のmikaちゃんです

お見知りおきくださ~~い

 

10:55 幾寅峠ゲート手前駐車スペース

 

Amigoさんが言うように、ゲート前の民家には「猫」が数匹居る

ため、車を近づけられません

(※Amigoさんが動物、特に「犬」「猫」が嫌いだ・か・ら

 

幾寅峠周辺にある山ではトマム山が有名、国境山はトマム山の西に・・

 

凡そ1.8kmの峠の道を歩くと、そこからはAmigoさんが思い描い

ていたルートに前日入山者のトレースがあって、

楽して尾根を上がれました。

 

雪は少なめだけど、標高を上げるとそれなり・です

 

陽射しが無ければ体感温度は「厳寒」の最中なので、

とても軍手では登れない・・

だけどAmigoさんは軍手だわ

 

辺りが“凍れて”いるため、雪はアスピリンスノー輝いています

 

汗っかきのhiromiちゃんはこの寒さの中でもやはり額には汗が

 

Amigoさんの前に立ちはだかるスノーモンスターは“バク”と命名

 

そのバクも入れて記念撮影

 

標高が930mに達した眺めの良い場所では、さすがに寒さがMAX

 

この辺りからToshiさんはフェイスマスク着用です。

 

登りからフェイスマスク着用しないと満足に会話が出来ない

ほど、口がかじかんでいます。

 

頂上が見えてきて、登高意欲満々のお三方

 

頂上まであと僅か・・相変わらず空は青いまま・・

 

Amigoさんのカメラで写した十勝連峰~東大雪連峰

 

そして、Toshiさんが撮ったAmigo隊長「国境山」登頂の画

 

雪も適度に締まっていて、そう難儀せずにここまで登って来たけれど・・

気が付くともうお昼の時間を回っていて、辺りの“陽光”もMaxです

 

13:00 頂上

 

数年前のタケノコ山以来、ここまで快晴の空の下での新年会は

久し振りのことであります

 

改めて、国境山頂上から眺められる十勝連峰・大雪山系の秀峰

 

手前の三角錐峰は「下ホロカメットク山」、奥に日本100名山「トムラウシ山」です

 

日高山脈もAmigoさんの三座同定ですべて明らかに

 

まさに国境山は「くにさかえ」の山と理解をしたこの日の頂上であります

 

mikaちゃんは一眼レフを大事にここまで上げてきた甲斐有りですね

 

■13:15 下山

 

木々の間から望めた名峰「夕張岳」を最後に頂上からお別れです・・

 

冬の夕張岳を眺めるロケーションには、明日の「ゼロの山」でも

感動を貰えることになりますが、ここからの夕張岳も最高

 

この荒々しい東斜面に釘付けです

 

下りは社満射岳方向(西側)に回り込む、これもAmigoさんオリジナル

ルートを快適に降ります。

 

十勝連峰の景色を一眼レフに収めるmikaちゃん・元気です

 

 

学生時代バレー部で鍛えた体幹が素晴らしい

 

Amigoさんとhiromiちゃんはもう、滑りたくなるような稜線上を行く・・・

 

まだ14時を過ぎた時刻というのに陽は斜めになってきて・・

 

 ■14:35 駐車スペース

 

お陰様で、

この日の晩のラーチ宴会がさらに楽しくなるような山旅が出来ました。

今日の北海道はまさしく“登山日和”だったので、東西南北、雪の

多い少ないはあっても厳しい寒さながら、それを和らげる陽光が降り

注いで何処も最高の冬山登山が楽しめたはずです。

 

明日の「ゼロの山」報告は、時間の関係上アップが少し遅れますので、

Amigoさんの登山報告を先に覗いて下さいませ。

 

来週はまた、晴れる予報の山域を 目指してバックカントリーです

 

 

 

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