Singapore Life

シンガポール単身赴任生活を公開

シンガポールのミャンマー人

2012-06-02 00:14:29 | 日記
シンガポールでは、さまざまの国籍の人がいる。なんとなくではあるがランクがあるようだ。
肉体労働者の大半はインド、バングラディシュ人。社会の底辺近辺?でもインド人はまじめな人が多くセキュリティや会計などにも多い。
欧米人、日本人はやはり高い地位にいるようだ。
ダークホース的な人種がミャンマー人で建設業界でも検査官や監督的な立場など中間管理的な立場の人が多い。
私の部下として活躍してくれているのもミャンマー人だ。
一人は若きエースWin君、彼は若いのに積極的に仕事を覚え私の現場ではなくてはならない存在。性格も穏やかで頑張り屋だ。少々体が弱いのと早く仕事をこなそうと工夫するあまりミスもたまにあるが当社のローカル社員の中ではピカイチだ。(他が悪すぎる?)
もう一人は私と同じ歳のヌエタン。彼は、下請けの世話役だったが当社の社員として働いてもらっている。日本語もたっしゃで頭も切れる。
日本の大学(なんと東工大)の留学経験もある。家庭の事情で半年しか通えなかったらしいが、卒業していればミャンマーの大臣くらいになっていたかも・・管直人じゃない!
私が新規現場を担当するに当たり私のマネージャー業務のすべてを教え広めていってほしいと思い今回、当社社員に移籍してもらうことにしてもらった。
そして今回もう一人ミャンマー人のナイン君を雇うことにした。彼も元請けの山留担当の品質管理員だった人。彼にも将来当社をコントロールするような立場になってほしいと期待している。


ところでミャンマー(旧ビルマ)といえば我々日本人はアウンサンスーチーさんくらいしか知らないが、ミャンマー人にとっても彼女はスターのような存在らしくWin君もスーチーさんの車のキーホルダーを使っている。
彼女の功績もあり民主化が急速に進んでいるミャンマーのようで、せっかく教え込んだころにミャンマーに帰ってしまう可能性もあるかな・・・