『震災から丸25年 午前5時46分に祈りささげる』
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20200117000
ワタシはもちろん神奈川県にいて、一人暮らしをしていた。
朝、実家の母から電話があり、
『テレビ、つけてごらん』
「なんで?」
『いいから、つけてごらん』
崩れ落ちた高速道路。
先端にひっかかったバス。
あれが、日本列島、災害頻発の最初と思われる。
(関東大震災ではワタシは生まれてないし、伊勢湾台風、ぎり生まれてるぐらいだけど、よく知らない…。百恵ちゃんのドラマも見なかったし…)
(最近の台風で「狩野川台風並み」と気象庁が呼びかけたが、それ何?て感じだった…。
専門バカ…気象オタク…いや、専門家さまたちには、自分たちのジョーシキが、一般人に通じるか、つねに確認してほしい…)
火災を消そうにも、消防署の放水車に水がない。
たしか、隣接の消防署同士で、ホースがつなげないとか、距離ができすぎて、圧が足りないとか。
テレビ越しに、毎日見て。
曖昧な記憶だが、「こんななんだ、日本…」と思わされた。
それほどの事態なのに、公は、「復興・建設・金」と思うらしい。
焼失した商店街のかわりにビルを建て、商店主たちに分譲しようとした。
すでに高齢化し、経済的に耐えられなかった人々は、あまり入居せず…。
分譲マンションは、建て替えるかどうか、入居者たちの意見が揃わず。
他に部屋を借り、住めないマンションのローンも払い続ける人も、少なくない、と言われた。
(アメリカでは、ローンを払えなくなっても、家をあけわたせば、借金は残らないらしい…。
リーマンショックの頃、どうもそうらしいと知り、関心だけは持っている。
どういう仕組みなのか…。
利息が高くなるとしても、「住めない家になったら、ローンも消える」のが、妥当と思われる…)
あれから25年。
当時、オトナだった政治家たちも、使えなかった…。
25歳以下の人は、体験していない。
そしてワタシも、関東大震災も伊勢湾台風も知らず、第二次大戦も体験してない。
愚かな我々は、時間による風化に、常にさらされている…。