成田空港の機能拡充と地域経済の活性化を実現する会の総会が終了後に間髪入れずに北千葉道路建設促進協議会の総会がスタートしました。
この会は2004年8月31日の決起大会を持って活動がスタートしそうです。
道路特定財源の方針が変更され、他の公共工事と同じく扱われるようになったため、道路作る事がありきではなくなってしまった。
しかしこの地域の成長にとっては大事な道路であるため、プロジェクトの優先順位を上げるために活動を開始下との事。
北千葉道路については
http://www.ktr.mlit.go.jp/chiba/gaiyo/gaiyo09/panf03.htm
にてご参照ください。
関係者の方が「千葉県で行うこれだけ大きなプロジェクトはこれが最後になるかもしれません」と言うくらいの位置づけのようです。
この道路が出来上がると東葛地区の空港へのアクセスがかなり改善されます。
柏市~成田空港へのアクセス時間が120分→90分へと短縮されます。
現在の工事の進捗状況についての説明がありました。
長期間にわたる公共工事は5年に一度見直しが掛かるようで、最初の計画とのズレをそこで修正するらしいのですが、
来年がその年になるため、計画が変更される可能性があります。
総会が無事に終了して、午後から総会出席者は工事現場に実際に視察に行く事になっていたので食事もそこそこにバスに乗り込み、印西市の
工事現場や印旛沼渡河橋の辺りを視察してきました。
印旛沼は湿生物の宝庫で、今回の工事により特に湿地性希少鳥類の生息に影響を与える可能性がある事から、
ヨシ原の造成を行い「「北須賀工区」と「大竹工区」の二カ所に新たなヨシ原を整備したそうです。
この道路は自然環境への影響を少なくするように色々な工夫がされています。
小さな生き物が道路の側溝におちても上に簡単に上がれるように専用のスロープを付けたり
http://blog.livedoor.jp/haidasel/
こんな感じです。
小動物が道路に侵入し、轢死などしないように道路への侵入を防ぐ特別な柵を設けたり、
コンクリートが動物の活動圏を分断しないように動物が通れるように小さな穴が空いていたり。
工事が完成し供用開始された時には是非、そう言う処も見てみると面白いと思います。
環境に優しい道路です。
視察をして思ったのは、やはり多賀ちゃんがTVカメラを片手についてくる(笑)
人集まるところに多賀在り!
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