8月2日は成田市商工会議所会館において
成田空港の機能拡充と地域経済の活性化を実現する会と北千葉道路(印西~成田間)建設促進協議会の両総会に参加しました。
まず初めに
成田空港の機能拡充と地域経済の活性化を実現する会の総会に参加
私の席札がありました、裏返しても同じものがあったので、我々の会議の様に参加者が裏返すと言う事は必要ないようです。
そこに見覚えのある顔が
食いしん坊君です。
私が撮ろうとする直ぐに顔を隠します。
そのくせ自分が撮る側になると顔を隠さないでくれと抗議してきます(笑)
私が出る会議やイベント等には殆ど彼はカメラマンとして参加しています。
まさに「人が集まるところに多賀が在り!」
地域の事が一番詳しいのは彼だと薄々感づいてきました。
まず初めに会長挨拶があり、この会の発足当時の事について話をしてくれました。
この協議会が立ち上がったのが2006年だそうです。
当時の安倍内閣が、航空戦略として「アジアゲートウェイ構想」を打ち出したそうです。
その構想の核となるのが、オープンスカイの導入であったとの事。
オープンスカイとは【空の自由化】のことで、航空会社が各空港の発着枠や路線、便数などを決められること。
航空会社に決定権があると言う事は、空港を選ぶと言う事にも他なりません、他空港との競争が激化することを意味しているのです。
そのオープンスカイの導入が成田空港では難しいとの判断から羽田空港の再国際化の道筋が出来たとの事でした。
そのまま、地元成田としても指をくわえてみているわけには行かないと言う事で、この会が立ち上がって行ったとの事。
その後、暫定滑走路の2500m化、発着枠を18万回から30万回へ増加というように空港機能が拡充されているのは周知の事実です。
現在では空港の発着運用制限時間(カヒュー)の短縮も具体化している事を考えると、空港と地域が歩調を合わせる事が
空港の機能拡充に大きな影響を及ぼし、ひいてはそれが地域経済へのインパクトとなるのです。
現在34団体が会員として参加していますが、今後もっと多くの団体が参加するようになるのかな。
人任せにしないと言う事が地域発展の基本だと強く感じました。
空港会社から来賓で来られた斉田常務も2012年から導入されるオープンスカイに向けた取り組みについて色々と話をして頂きました。
国交省も直轄空港27空港のあり方についての方針をしめしていて、内外のネットワークの拡大が空港同士をwin-winの関係へと導く。
そこから地域の経済に波及すして雇用の拡大につながると言う事を考えると、成田VS羽田の考えではなくもっと大局的に我々も考えなくてはいけないのかもしれません。
そんな話を聞きながら、総会は無事終了しました。
総会に出れるのは私しかいないのですが、是非会員の皆さんにもこの話を聞いてほしいなと思いました。
続く