十子とロドリゲス

田舎住まいの家事手伝いとクワガタの愛の日常

バナナン

2007-02-27 13:54:10 | パプアキンイロクワガタ
遠く離れた異国の地。
年端もいかない少年たちが、生活のため、家族のために
僅かな日銭を稼ごうと、額に汗して育てたバナナ。

それを虫に食わせる日本の家事手伝い。

なんだかなー。
いや、結局8割くらいは私が食べちゃうんですけど。

エクアドルの子供、ありがとう。本当にありがとう。
欽也とミドリは仲良く二人してゼリーそっちのけでがっついてます。
やっぱり自然の中で生きてるはずの虫たちには自然の果物が一番なのかぬ。
「カブトムシにスイカをやると長生きしない」ってのもどうやら眉唾らしいし。

ただ残留農薬、特にポストハーベストについてはかなり気になるところ。
「買ってきたパセリをキアゲハの幼虫に与えたらあっという間に溶けちゃった」
とかまあ、そんなゾッとする話もありますし。ねえ。

バナナで思い出すのは天国のおじいちゃん。
太平洋戦争中、戦艦乗ってどんぶらこと台湾行ったらなんとバナナが食べ放題。
親の敵のように食べまくった挙句、お腹壊して上官に叱られたのがトラウマで
その後一切バナナが食べられなくなったという割とお茶目な人。

それでも「バナナは特別な果物」というイメージは持ち続けてたのか、
私が小さい頃遊びに行った時は、いつも一緒に近所の商店街までお散歩して
好きなお菓子と一緒に必ずバナナを一房買ってくれたものでした。

その時のおじいちゃんと同じ眼差しで、クワガタを眺める昼下がり。

草葉の陰で泣いとるわ。


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6 コメント

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LOVE LOVE (Marcy)
2007-02-27 23:21:43
欽也とミドリ、ま~仲良く片組んで、ですな~♪

>「カブトムシにスイカをやると長生きしない」ってのもどうやら眉唾らしいし。
長生きしないというよりも、水分多すぎでお腹をこわしちゃうんですよね!

その結果、長生きできない個体が出来てくるというふうに分析しました。
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>師匠 (十子)
2007-02-28 00:18:20
今日はこんな感じで半日暮らしてましたや。
だけど明日にはまた離れ離れの生活です。

「カブトムシがスイカでお腹を壊す」ってお話は、
はっきりとした根拠が無くて、なんだか諸説あるみたいです。
もちろんスイカの9割以上は水なんだし、それだけ与えてたら
栄養失調になっちゃう、ってのはその通りだろうと思うんですけどね。

ただ、やっぱり生の果物をそのままマットに置くのは
臭いもあるし不衛生だし、ダニもハエもウェルカムだし。
なので結局はゼリーに頼っちゃうわけなんですけどねー。
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うちの子も (まろみ)
2007-02-28 09:21:59
うちの子もバナナ好きでした。
しかしあのコバエ達もすきみたい(T_T)

オマエにはあげとらんといっても分かってもらえず泣く泣く撤去しました。

マロミもね果物でも野菜でも何でも食べます。私に似て。
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肩寄せアーッテ! (トノ)
2007-02-28 12:00:09
仲良しこよしのお二人さん(?)ですねー。

こうしてバナナの味をおじいちゃんから十子さんへ、十子さんからパプキンへと受け継がれていくのですね。

きっとおじいちゃんも喜ばれていることでしょう。
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>まろみさん (十子)
2007-02-28 15:54:04
実は私あんまりバナナが好きじゃないという衝撃のカミングアウト。
おじいちゃんには結局言えずじまいでございました。
なんかね、食べた後の口の中の感じが苦手でどうも。
すぐ歯磨きできたらいいんですけどもー。

好き嫌いの無いのはいいことなのです。
うちの犬は家でちゃんと食べさせてんのに道端の草が一番の好物です。

ご近所さんの哀れむような視線が痛いです。
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>トノ様 (十子)
2007-02-28 16:05:54
そしてパプキンがコバエに受け継g

ヒィ

でもやっぱりゼリーに比べると食べっぷりが違います。
虫まっしぐら。

これでもうちょっと日持ちが良ければ言うことないんですけどねー
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