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ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

聖域「あり」で。

2007-09-07 09:19:52 | 不動産鑑定
本日の天気は

ものすごい風でしたね。

朝、玄関開けようとしたら、脇に置いてるチャリンコが横倒しになって扉が塞がれておりました。

しかも、ウチの一部の窓枠で雨漏りすることが判明。

幼少の頃、雨漏り箇所の下にバケツとかおいたりしてたことを思い出しました。なんだか貧乏くさいような懐かしいような気持ちがしました。

つーか、早く直さなくては。でもカネが。。。。

ふんっとに儲かりまへんなー。この商売。近頃サッパリでんがな。

今日の日経にも京大の間宮教授の談話が掲載されてましたが、

「経済の領域で競争は良いことだが、すべてに当てはめるとゆがみが生じる。」

との氏のコメントについて具体的な話を求められ、

「市場原理でいえば、医師はサービスの売り手であり、患者は買い手。売買で価格が決まる。『本来、医師と患者は共同の営みで健康を生み出すのではないか?もっと収益を追求した治療方法をやれ』などと言われると、医師のモチベーションが下がる。こうなると、中間的な存在が解体されかねない。」

とおっしゃっておりました。

勿論、役務相当額をはるかに超えた報酬を頂戴するのはもってのほかと思いますが、「聖域なき」なんて言われちゃうと「あー、じゃぁこんな程度のモンでいいのね。なら、なんかあってもガタガタ言うんじゃないよ」と、本来あるべき姿とは著しく乖離した結果を生み出しかねないんじゃなかろうかと危惧しております。

スペシャリスト、エンジニア、アーティスト、etc...それぞれみな競争はあるものの、「価格面での競争」が中心になってしまっては元も子もなく、その職務・創造のプロセスで切磋琢磨すべきかと思います。

供給者側の充実感や経済的効果を求められる状況に「甘え」があってはダメですが、かといってただ単に「自由にやれ」というと価格破壊、ひいては業界破壊に繋がりかねない。

モチベーションあげられるよう、現役のわれわれがなんとか踏ん張らなきゃいけないなぁとつくづくめんどっちぃ気分になったりしております。
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