「知る」は始まり

本日の天気はと

英国サマセット州の湿原に建つ家々。







でも、折角防水工事を施して要塞化したものの、







な状況だと。

われわれも普段仕事をする中で、浸水実績があるか否か、周辺も含めて調査するケースが多いんですけど、やっぱねー。

相対的にみて、リスクを含んでる物件ってのは自ずと安くなっちゃいますなぁ。

上の湿原のケースにしても、莫大な工事費用を掛けて仮に取りあえず被害がなくなる程度までもってったとしても、七面倒くささっていうんでしょうか、そーゆー労苦を伴う時間相当の減価要因ってのが純粋に顕在化するカネとは別個に存在するモノでしてね。

そこいら辺、マーケットは正直だと客観的に見てて思います。

権利的にも物的にも、そして、隣接周囲との人的関係においても、煩わしさがなければない方が価値は出ます。

あっ、その、価値って言っても、それは経済的価値を意味するものだけじゃなくて、自らの人生に係るモノとしての目に見えない価値ってのも含まれております。

一切合財、どんな要因が介在しているのかを調査する。

まぁ、そんな仕事をしております。はい。

そこが判ったうえで、じゃぁ、どーしましょうか？って、やっと始まる。

水害と闘い続けるのも、立ち去るのも、はたまた最初から近寄らないのも、それは自由です。

何れにしろ、「知る」ということは、とてもとても重要なことだと思います。

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