ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

地名も材料のひとつ

2023-05-19 05:57:47 | 不動産鑑定
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自然って不思議



われわれも仕事の際にはエリアごと、個別ごとの自然的条件というか特徴を掴んで分析対象とすることがございまして。

地名なんぞにもそのヒントが隠されていることが多く、たとえばちょくちょく仕事でウロウロしている「落合」なんてのも「水が合流する所」という意味合いがございましてね。

今や閑静な住宅街として知られるこの場所も、その昔は豪雨時に水が集中して畔がぶっ飛ぶなんてことがざらにあったエリアでして、現に24年前くらいに下落合アドレスの民家の地下駐車場で溺死事故が起こっております(現在は様々な対策が施されているので、それ以来実績報告は殆ど確認されていないようです)。

あと、よくある「~ヶ丘」・「~台」。

これらはもともと水田や沼地、湿地帯にほんの少しばかりの(いわゆる宅造でしっかりやる盛土レベルではなく)嵩上げをして区画分譲していたケースが多々見受けられます。

勿論、リサーチ時には予断を持たず当たっていくのですけれども、判断材料のひとつとして頭の片隅に置きながら仕事を進めることが多いです。

生活しかり、経済活動しかり、みなさまが普通に暮らす・仕事に励むことをサポートすべく、事実・状況証拠を積み重ね、経済価値のみならず、それぞれの特性を明らかにし続けてまいる所存です。




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