73回目の終戦記念日を迎えて

2018-08-16 13:08:49 | 活動報告
8月15日。
73回目の終戦記念日です。

この日は毎年恒例の街頭演説に出かけました。



日本軍国主義がおかした侵略戦争と植民地支配の歴史に向き合い、唯一の戦争被爆国として何が出来るのか思いを巡らすことこそ、戦没者への弔いだと私は考えます。

高崎市は昭和61年に『核兵器廃絶平和都市』を宣言していて、この時期になると懸垂幕が掲げられます。



一市民として、とても誇らしいこと。

それに対して日本政府は、唯一の戦争被爆国であるにもかかわらず、昨年7月に国連が採択した『核兵器禁止条約』に署名しようとせず、核抑止力を信奉している有り様です。
戦争する国づくりをなりふり構わず推し進めようとする安倍自公政権の姿勢を、如実に表していると言えるのではないでしょうか。

韓国と北朝鮮が、3度目の首脳会談に臨むことが明らかになったばかり。
世界が核軍縮に向けて、未だかつてない進展を見せる中、日本政府は「北朝鮮から核弾頭を搭載したミサイルが飛んでくる」という名目で、役立たずの弾道ミサイル迎撃システム『イージスアショア』を6,000億円も投じて配備しようと必死です。
正気の沙汰ではありません。



このまま安倍自公政権を存続させることが、果たして世界の恒久平和を実現する一助となるのか否か。
もうすでに答えは出ているのではないでしょうか。

お昼過ぎ高崎公園に立ち寄り、平和な光景を目の当たりにしました。



アヒルと亀が仲良く日向ぼっこ。



平和な日常は、不断の努力によって保たれます。
決して、そのあたりに無造作に転がっているようなものではありません。

不戦を誓った憲法9条が存在したからこそ、戦後73年、日本国民は戦場で殺されることも殺すこともありませんでした。
その憲法9条に「自衛隊」という文言を書き込み、世界中で自衛隊に武力行使をさせようとしているのが安倍首相の企みです。

「憲法に自衛隊を明記しないと可哀想」

こんなことをのたまわっているようですが、イラクや南スーダンの戦場で、自衛隊員が命の危機にさらされているのを隠蔽した張本人が何を言うか!
戦時中に国民を欺いて、無謀な戦争に執着した当時の政府と何ら変わりないのではないでしょうか。
度重なる災害から国民を救ってきた自衛隊員の大事な命を、安倍首相の野望を成就するための道具にすることなど決して許されません。



暑い一日で、この日はさすがに消耗しました。

そんな夜、年に数回しか味わえない特製餃子にありつける幸せ。



消耗した体を瞬時に回復させてくれました。

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