▼先日の総会に参加した執行部のメンバーで言うと、わたしの向かって右は、司会役を務めてくれた高木啓・護る会事務局長ですが、現在、外務大臣政務官です。
外務政務官というのは、たいへんに忙しいです。
それにもかかわらず、司会を務めてくれたのは、強い責任感を持って、無理の上に無理を重ねる日程調整をしてくれたおかげです。
わたしの向かって左は、護る会幹事長の山田宏参議院議員です。
現在、参議院の厚生労働委員会の委員長です。厚労委は与野党が常に激突する場なので、これもたいへんに忙しいです。
山田さんも、高木さんと同じく、責任感で日程調整を重ねて、参加してくれました。
写真の左端の護る会常任幹事・石川昭政代議士は、最近まで、党の経産部会長でした。部会長当時なら、参加できなかったかも知れません。 代表のわたしは、護る会代表を務めることを最優先し、今のところ政府には入っていません。政府の一員となれば政府批判を控えるのは、日本に限らず、すべての主権国家に共通する原則です。
護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) は、自由民主党と政府を中から変えるためにこそ新しい歩みを試みている議員集団ですから、代表が、政府批判を控えるわけにいきません。
しかしそれでも、国会において、経済産業委員会の理事であり、政府開発援助 ( ODA ) 及び沖縄・北方特別委員会の委員、憲法審査会の委員です。
7月までは6年間、予算委員でした。予算委員会の委員がどれほど長時間、拘束されているかは、テレビの予算委の中継などで知っているひともいらっしゃるでしょう。
また党において、経済産業部会の部会長代理、報道局の局長代理、経済安全保障対策本部の幹事長代理、外交調査会の事務局長代理、中央政治大学院の副学院長、国際局の次長、商工・中小企業関係団体委員会の副委員長、財政政策検討本部の副幹事長、宇宙・海洋開発特別委員会 海洋総合戦略小委員会の事務局次長、そして治安・テロ対策調査会の幹事です。
政府に入っていないから日程調整が楽だということは、まったくありません。
こうした事情は、護る会の82議員、全員が漏れなく同じです。
護る会は、超党派の集団ではなく、全員が自由民主党の現職議員だからです。
国会には、長期欠席の議員も少数、いらっしゃいますが、護る会にはたまたま、いらっしゃいません。したがって全員、実際のところ忙中です。
いまのように国会の開会中は、特にそうです。
すなわち、臨時国会が開会している11月に2度、総会を開いたこと、また先日の総会でいえば代理を含めおよそ5割の参加があったのは、ほんとうは、極めて複雑な日程調整と、参加議員の強い責任感で実現したことです。
ですから、このエントリーの冒頭に記したように、「どうやって半数の参加を実現しているのですか」という問いになっても、おかしくないわけですね。
代理出席の人たちも、みな秘書さんです。
国会議員が上述のようなことなら、秘書さんも事情は同じということは、分かっていただけるでしょうか。
▼代理を含めた参加率の5割確保が「一体どんな理由で半分も欠席しているのか」と否定的に受け取られるとしたら、その理由は、前述のように、わたしを含めた国会議員の努力不足です。
同時に、日本社会の基調が否定 ( ネガティヴ ) 社会であるのも事実です。
「護る会は、すこしづつでも政治を変えつつある」と肯定的 ( ポジティヴ ) にみるのではなく、「護る会があっても、何も、望むようにならない」という苦情だけが来ます。
苦情だけ・・・というのは不正確です。
正確には、ざっと95%が苦情です。何度か申したとおりです。
▼冒頭に紹介した書き込みが、「一体どんな理由で欠席しているのか」と否定的に問われているとは、限りません。
その可能性はありますが、短い書き込みですし、温和に記されていますから、ただ単に「理由が知りたい」というだけかもしれません。
いずれにせよ、その書き込みのおかげで、みなさんが直接、選び、みなさんが支えている自由民主党国会議員が、どのような仕事かということをすこしだけでも話せる機会になって、良かったです。
書き込みをなさったかたに、あらためてお礼を申しあげます。
ありがとうございました。