功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

皇位継承まんがの予約は、すこし落ちている今こそ勝負です。(2021-05-23 11:52:12)

2021-05-23 16:58:09 | On the Road
 きょう5月23日の日曜日、みなさんが、このストレスフルな社会にあって、とにもかくにもゆっくりされていることを祈ります。
 日曜日も仕事のみなさんは、平日に代わりの休みがとれることを祈ります。

▼ぼくはふだんの土日と同じく、電話とEメールを中心に公務と、公務に関するあらゆる交渉の継続です。
 その合間に、とても大切な意味を持つと考えている皇位継承まんが、『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇 ( すめらぎ ) 』 ( 扶桑社 / 予約が千部を超えると価格が下がります。ここです ) の念校ゲラ直しに取り組んでいます。

 ゲラというのは、実際の本の形式をとった仮印刷のことです。
 今回の本で言うと、初校ゲラ直し → 再校ゲラ直し → 念校ゲラ直しと進んできました。
 たとえば戦う論壇誌の「月刊Hanada」に連載しているエッセイ「澄哲録片片」 ( ちょうてつろく・へんぺん ) 」については毎月、初校ゲラ直し → 再校ゲラ直し → 念校ゲラ直し → 念念校ゲラ直し → 必要な場合は青焼き ( 最後の最後の仮印刷 ) での直しということを繰り返していますが、これは、このエッセイで扱うのが時事問題であるため、どんどん情勢が変化するからです。
 ふつうの書籍、まんがを含めて一般書籍では、念校ゲラ直しまで行くのは丁寧な進行ぶりです。

▼明日の月曜の昼が〆切なので、もっと焦ってもいいのでしょうが、焦っては遅れるだけです。
 それに、他の山積みの仕事と同時進行というのは、ぼくの宿命です。
 特に国政の現場に出てからは、憲法改正、拉致被害者の救出という根本命題から、経済安全保障、あるいは重要土地利用規制法案の成立といった最新の重大な課題まで、凄絶な量の公務を最優先にして、すべてが同時進行というのが、常です。

 したがって、きょうも淡々と取り組むほかありませぬ。




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「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案 」に対する緊急要請(2021-05-22 20:56:56)

2021-05-23 05:13:00 | On the Road
▼ふと思うのです。
 行動や取り組みの何割ぐらいをブログに書けているでしょうか。
 まず、交渉ごとは相手が国内であれ、アメリカをはじめ海外であれ、多くが水面下なので、これはブログに記せることは、5%ぐらいでしょうか。
 その5%は、きのうの加藤官房長官への提言書の手交や、おとといの森山国対委員長への口頭での申し入れといった、交渉の中で表に出てくる部分が中心です。
 そして活動のざっと7割ぐらいは、この水面下の交渉です。

 民間専門家の時代から、意外でしょうが、水面下交渉が多かったのですが、国政の当事者となってからは、もっと増えました。

▼したがって、ブログに書けることは、行動や取り組みの3割ほどになってしまいます。それは国会の委員会での質問や、部会での発言などですね。
 ほかに本会議をはじめ国会と自由民主党のさまざまな日程がありますが、これらは一般にも公開されているので、ブログに内容はほとんど書きません。

▼国会質問は決められたところにアクセスすればどなたでも知ることができます。
 しかし、質問した責任から、なるべく自分でも、このブログに記すようにしています。
 また必ず、傍聴されるかたを募集しています。国会の現場で傍聴されることは、主権者の崇高な権利だと考えるからです。



▼自由民主党の部会の内容は、自由民主党が与党でいる限りは、その役割が重大です。
 あらゆる法案は、部会を通過しないと、国会に上程できないからです。日本は本物の法治国家ですから、みなさんの幸福も安全も、法に左右されます。
 ところが、部会のほんとうの中身は、これまでもっとも国民、主権者に知られていなかったことです。
 記者が中に入れないからですね。

 だから、ぼくは国会議員となってから積極的に、みなさんに伝えるように努めています。
 部会は、終わったあとに部会長らが記者にブリーフしますから、完全な非公開ではありません。
 しかし冒頭取材が終わると、記者には退出してもらう決まりですから、公開でもありません。
 したがって、ぼくは動画やブログで、なるべくぼく自身の発言・質問と、それに対する政府側の答弁に絞って、みなさんに報告しています。

▼これらがぼくの行動・取り組みのおよそ3割ぐらいです。
 ところが、その3割ほども、多くはブログに書けないままになります。
 書かないのではなくて、行動・取り組みの量が多すぎるから、とても書き切れないのです。
 ぼくが頑張っているという話ではありませぬ。国会議員を本気で真面目にやれば、誰でもこうなるはずです。

 さらに、ぼくの命の動く範囲を考えると、家族を含め、ひとのプライバシーに関わることは別にして、文学や美術からスポーツなどなど広いです。広いというか、そう狭くはないですね。
 だから上記の7割と3割というのは、国会議員としての公務と、それに関連することだけですね。
 全部を合わせて考えると、主権者のみなさんに提供できる情報は活動のごく一部ということになります。

▼しかし、だからこそ、このブログは大切にしたいです。
 24時間しか無い、ごくごく限られた時間のなかで、ブログへの執筆は、もっとも時間がかかることのひとつです。
 ひとつひとつのエントリーを大事に書いていますから。

▼そうすると、何をエントリーの題材、テーマに選ぶかということも肝心なことになります。
 このエントリーでは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の最新の提言のもうひとつをアップしておきますね。

 これは、おととい5月20日木曜の午後に、森山裕国対委員長を護る会執行部が訪ねて、急ぎ、口頭で緊急の要請として申し入れた内容を、その後にまとめた文書です。
 護る会の高木啓事務局長が原案を書いてくださり、意見を募ったあとに不肖ぼくが代表として仕上げ、執行部と持ち回り総会の諒解を得て、決し、きのう5月21日金曜に、二階俊博幹事長に提出しました。
 すでに提出し、平河クラブ ( 自由民主党担当の記者会 ) にも提示しましたから、ここで主権者に直接、公開します。

 週明けに、森山国対委員長にあらためて、文書でも申し入れます。
 重要土地利用規制法案はまだ衆議院での審議の段階ですが、同じ文書を、参議院の世耕弘成幹事長と、末松信介国対委員長にも渡す予定です。

▼これです。

自由民主党幹事長 二階俊博殿

「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案 」に対する緊急要請

                                           令和3年5月21日
                     日本の尊厳と国益を護る会 ( 護る会 )

 標記法案(略称・重要土地利用規制法案)が衆議院で審議入りしたことは意義深いと考えます。この法案は、わが国の安全保障にとって後戻りをしてはならない必要不可欠な最初の一歩と言えます。
 自由民主党の衆参両院議員66人で構成する、日本の尊厳と国益を護る会 ( 護る会 ) は、設立主旨の一つとして「中韓による国土侵蝕の防止と喪われた国土の回復」を掲げ立法努力に取り組んできました。
 本来であればさらに厳しい規制内容のものが国土を守るために必要と認識しています。しかしながら多様な意見を調整する長年の先駆者らの尊い努力もあり、あくまでも第一歩として、法案が成立し、今国会に上程され、衆議院で審議に入ったことを評価も致しています。
 ところが報道によれば、野党の修正によって法の目指す規制が骨抜きにされようとする動きがあり、断じてそのようなことがあってはならないと考えます。
 国会は至高の民意によって構成されており、国民の付託を受けている国会議員が、その民意を軽視することは決して許されません。
 与野党の妥協や合意の努力も尊びつつ、先の衆参の選挙で国民から多数の議席を与えていただいた自由民主党への期待を決して裏切ってはなりません。
 護る会は、標記法案を修正することなく、また安易な付帯決議を付することなく、原案通りの可決を自由民主党の総意にすることを強く要請します。

 (以上)



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