オモテとウラと

2005年08月12日 | 思つてみました
持って産まれた資質も半分、環境も半分

そんなカンジで夫婦揃ってイベント体質です。

ボクは誰かがやるなら絶対に手を出さない派。
なので自分で立ち上げたイベントでも組織でも
メインを張りたがる人がいればポンと手放します。
引っ張る人が複数いると混乱するっていうのが
一番大きい理由だし、所詮トップに立つ器じゃないし
トップは実力者というよりも人気者であった方がいいし
ヤバくなってもフォロー出来る自信もあるから
転ぶまでは思うようにさせてあげようってカンジで。

お蔭様で、神輿には担がれないけど、困った時には
お願いしますよ、というか当然やってくれるでしょ?
みたいな雰囲気の扱いがノーマルポジション。

まぁ、仕事の不手際が見えるとイライラするので
手伝える部分は手伝ってしまうのですが。
(見なきゃいいのに)

それもこれも学生時代に、お世話していただいた
軽音の先輩、執行部の先輩のオカゲ様なのです。
そして何かと言うとイベントに引っ張り出してくれた
友人たちのオカゲなのですが、表より裏の方が
興味があるというのは持って産まれた資質なのでしょう。

奥様はイベントが始まると参加せずにはいられない派。
トップとかサブリーダーにするにはお調子モノ度が高すぎるけど
グループリーダー的に小集団をまとめる程度には有能。
学生の頃は何だか実行委員とかボランティアとかやってたとか。

が、人間は基本的にナマケモノであって、そんな人々を
許容するような集団形態を作り出すのが雑多な集団で仕事をする基本、
簡単に言うと、皆がやる気が無くても何とかなるシステムを
構築しておかないと、ヤル気がある人の負担が大きくなりすぎる
という根本が理解できていないのですよ。
怠けている人とか、抜けている部分に猛烈に怒ります。
ボランティアなんだから怠ける人がいるのは
しょうがないんだってば…

そんなカンジな2人なので、会社のお祭りで企画とかは
絶対にやりません。自らを知ってるから。
絶対に頑張りすぎちゃうから。
仕事だけでも忙しいのに、マジで死ぬって。
まぁ、それでも当日のバックヤードというか
屋台の売り子さんとかは毎年やってるのですよ。
茶道部として参加させていただいているのですよ。

なので裏仕事については実行委員より知り抜いています。
何故なら、実行委員さんは、普通の人がやるから。
毎年飲めや歌えやで終始している人が、突然やるから。

まぁね、イベントを真剣に企画したことが無い人が頑張ると
どうしたって表のイベントに夢中になっちゃうよね。
屋台の人がボランティアだとも思わずに、毎年飲んでるんだろうし
当日しか手伝いに入らない人の事を、なんと言うか
自分達よりイベントを知らない人みたいに扱っちゃうよね。
自分達だけが仕事をしてる気になっちゃうのもしょうがないよね。

毎年ダメな点はその場で指摘しているのですが
反省会に呼ばれたこともないし、彼らにとっては
今年限りの仕事なので、来年の事なんてどうでもいいだろうし。

こっちは毎年システム変えられて、去年ダメだった部分も
改善されているワケでもなく、だからといって
質問されるワケでもなく当日を迎えて、死ぬ程働いて
という不毛なループにウンザリしてるんですよね。

学生だと常に先輩がいますからね、みんなが経験しながら
先輩になって行きますからね、6年前の失敗を
繰り返すことはあっても、前の年の失敗を繰り返すことは
無いんですけどね、会社だとそういうワケにも行きませんからね…
毎年毎年、全体を見切れずに表舞台にだけ注目しちゃう
そんな役員さんの繰り返しですよ…

そんなコンナで、先週の金曜日は死ぬ思いで働いてました。
今年はキツかった…。焼酎でチューハイ作ってる暇無いって…
で、家に帰ってから夫婦で反省会ですよ。
今年のドコが悪くて大惨事となったのかを中心に
一度御意見させて頂かないとやってられませんね
という方向で収束。

で、今年の実行委員の方は、御意見くださいと積極的だったので、
可能な限りマイルドに「ココをコンナ風にすると良いのでは?」
という風にお伝えしたのですが、真意が伝わったかどうか
ウザイオヤジの御意見にご立腹されないかちょっと不安…

イベントコンサルタント部みたいな部活動の作るかな。
それだと数年は同じノウハウを共有できる人が
存在するだろうし…

まぁ、アレですよ。毎年かかる流行風邪のようなものですよ。
イベントに参加するたびに何かやりたい気分になっちゃうのですよ。
ライブに行く度に音楽をやらねばと思うようなモノなのです。
演劇見るたびに対外活動をやらねばと思うようなモノなのです。
それもこれも日常に忙殺されて磨耗してしまうのですが…

いかんね。がんばろっと
コメント
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