ナツコというオブジェクト

2005年02月23日 | ブログしました
アンタにアンタなんて言われたくないわよ

そんなタンカを切られそうなイメージの「高円寺の女」

バーのスツールにオシリを半分だけ乗っけて背筋を伸ばし、
手にしたショートカクテルをキュッとあおり彼女は呟く

そんなイチゲンサンには入り難い雰囲気の「高円寺の女」

そんなイメージでした。昔は。

ちょっとだけお高い雰囲気を身にまとっていた
ボクの中の『「高円寺の女」ナツコさん』は、
日が経つにつれ、そのコトバの裏に在る「存在」を主張し

グチなのか呟きなのか知れない雰囲気に
すっかり慣れ親しんだ頃には、
お高く見えたその雰囲気は
ヒトミシリから来る防御壁だなと確信し

世間をくまなくうぉちり
人の言動に一喜一憂し
自分の言動を反省し
それでもアノ人の様になりたいと、
それでもアノ人の様にはなりたくないと
呟く彼女の言葉に
ただ頷いてみたりもし

ピンと伸ばして見せた背筋は
イツモの猫背に対する反省で
決して常に真っ直ぐな女ではない部分に
ちょっと微笑ましく思ったりもし

やっぱりユメミルオトメだったり
ときにはクダマクオヤジだったり
そんな多様な姿を、想像させる
血肉を持つに至りました。

という前置きはオイトイテ

「高円寺の女」を好きになったのは
裏を読む事を強要する独特のスタイルでも
(ストレートな表現の時でも裏読みしたくなるけど)
そのスタイルを貫き通すハードボイルドさでも
(削り抜いたストイックな文章がカッコいいっす)
何かが判った様な大人の階段昇った感でもなく
(本当に判っているかどうかはおいといて)

「肉づけカウントの女」に出会ったから。そこに自分がいたから。
『「高円寺の女」ナツコ』の吐息の合間に漏れ聞こえる呟きで
一つの事象を説明するのに百万の単語を要する自分を語られたから

心震えるように目新しいスタイルというワケでもなく
全てに共感できるわけでもなく
むしろ年齢差から来るギャップか
性差から来るギャップか
所属するコミュニティの違いから来るギャップか
解釈しようも無い呟きだって多のですが
やっぱり見ちゃうのです。
考えちゃうのです。
裏読みしちゃうのです。
楽しんでるのです。

読者の皆様だって、どこかで自分を指してるナツコエントリを
見出したコトがあるのではないでしょうか?
ツボをズッキュン突かれたのではないでしょうか?

感想というよりも、裏読みの結果をコメント欄に
書いてしまうという無粋な一読者なのですが。

「ピンポイントで気付きすぎ」という
「オチつけるの早すぎ」ちっくなダメ出しを
出されて、スマヌと思ったりしちゃうのですが。

自分がステロタイプだと批判されていると言う感覚よりも
『「高円寺の女」ナツコ』に語られた嬉しさの方が勝ってしまうのは
きっと心酔しているってコトなんだなと気付いてみたり

というか正直BLOGである事のメリットの方が
圧倒的に大きいと思う「高円寺の女」なのですが。
だって書籍はコメントできないしコメント返してくれないし。

でもね、やっぱりパラパラしてみたいんですよ。
書籍を手に取ったときに感じる何かに期待しているんですよ。

ナゼにこんな話をするかといいますと、
「高円寺の女」が今週の金曜日に発売されるから。

いまいちオマエラカエヨ感に乏しくてスマヌ
少なくとも俺は買うから許せよ>いざまんちゃん

そんなコンナであと2日しかないぞ!予約は今日までだどうする俺!
みたいな気分でちょっぴり焦ったりしたりもしてますが
高円寺の女」2月25日発売です。

書店巡りをして各店舗の平積み状況を確認する予定
あぁ…週末なのにそんな予定でいいのか俺……
と自問自答ばっかりしてますが。って答えてないね。

とにかく買いますよ。
高円寺に行った事無いんスよキャンペーン3日目でした
コメント
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