タスケテクダサイ事件

2005年02月08日 | 眺めてみました
高校時代の友人の職種は幅広い

ネット系、電車系、家電系、パソコン系、SE系
CG系、弁護士系、医者系、シンクタンク系、
公務員系、等々と多岐にわたっているので、
いろいろな立場の人のいろいろな意見が聞けて
楽しかったりするのです。
まぁ、腹が立つコトだってあるのも事実ですが。

なんつっても、何か困った時に質問すれば
誰かが何かを答えてくれる安心感があります。
愛を込めて「マイ・ブレインズ」と呼んでいますが
自分自身も皆に頼りにされたいモノです。

ネット社会が発達しつつある昨今、
知識はいくらでも手に入りますが、それでも
経験に基づいた知恵は得がたいですからね。
知恵を借りる相手がいるのは幸せな事です。

で、その中でも作家志望で現ネット系で何かやってる
先輩のお話なのです。

その作家志望の先輩様は、俺とはパラレルワールドに住んでいて
基本的な知識ベースが違うのか、なんだか不思議な認識力の持ち主です。
毎回爆笑させていただいています。

以前のお話で物議をかもし出した案件としては
「辛い事件」があります。
辛いとショッパイの区別がつかないと。
確かにどちらも辛いと表現しますが、
塩辛いのはショッパイだし、一般的に辛いと
表現するのはトウガラシ等の香辛料系の場合でしょう
というのを一切聞かずに
どちらも辛いだろう!と力説されてました。

先日も、そんなステキ能力に触れました。

今回は、『世界の中心で愛を叫ぶ』(通称セカチュー)は
映画は不完全燃焼だったと言う誰かの発言に始まり
テレビは尺も長かったから割と満足できましたよ、
という話をしていたトコロ

作家「セカチューって『たすけてください』って叫ぶやつだよね」
にゅ「そっすよ」
作家「オトコノコが死んじゃうやつ」
一同「???」
作家「自分でたすけてって叫ぶの切ないよね」
一同「………(絶句)」
作家「見てみたいんだよね~」
にゅ「え、と、死ぬのは女の子ですよ」
作家「だってオンナノコなんていないじゃん」
にゅ「腕に抱えてるんですよ。彼女を助けてくださいって言ってるんですよ」
作家「…………知らなかった」
一同「(一同爆笑)お…おなかイタイ」
作家「というか、そんな普通っぽいんだったら興味あんまりないや」
にゅ「……まだ言いますか」

という一幕を提供していただきましたよ。
つか、ネタっすか?ネタっしょ?仕込んできてますよね?
本当に知らないとしたら、若干問題があると思います。
作家としての感性を純粋培養するにしても限度があります。

その後「モノを知らないわけじゃなくて……」と
自分の知識と、他人の知識が違う事に対する一考察を
ぶち上げて、皆に突っ込まれまくってたのをニヤニヤ眺めていると
「黙って笑われるのが一番ツライ」と白旗あげられました。

『着地点が見えないBダッシュ大ジャンプ』っつーか
落としドコロをどうするつもりなのか、想像してたというか
ジタバタする様が瞼に浮かんだっつーか。
一足お先に楽しませていただいていました。

いっそ清々しいな、と思って。後先考えない大風呂敷。

つか勘違いネタBLOGで作家デビュウっつーのも一計かと
計算しちゃうとオモンナくなるのが欠点だけどな。
コメント (4)
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