東名ライナーの部屋

高速バスを中心とした乗車記及び普段の出来事を紹介するブログです。

やまと号 名古屋線 名鉄BC→JR奈良駅@奈良交通

2010年04月01日 | バス乗り旅(その他系統)


前回の乗りバスから約2週間。
今月は仕事が忙しく連休が無い為日帰りでどこか出掛けようと思い
日帰り圏内でのんびり行けると言うことで今回は奈良に出掛けた。
平日の朝、通勤客で込み合う地下鉄に乗り午前9時過ぎに
名鉄バスセンターに到着し朝食を食べたりしながら時間を潰し
午前10時過ぎにバスセンターに戻りバスの到着を待った。

↑通勤客が行きかう名鉄バスセンター前

↑奈良線のPRポスター

↑奈良行きは他の関西系統と同じく8番乗り場から発車する。

朝の発車ラッシュも落ち着き幾分閑散としたバスセンターを眺めてる内に
10時40分になりバスが8番乗り場に入線して来た。
・・・と入線して来たバスを見るとAIRPORT LIMOUSINEの
文字が・・・確かこの路線専用車が当てられていると思ったのだが
又えらい渋い車が来たな~と思いながら乗車改札の列に並んだ。



↑名鉄バスセンター8番乗り場で乗車改札中の奈良行き

乗車改札が始ると次々と乗客が乗り込み20人ほどの乗客が乗り込んだ
急行かすがが無くなった今名古屋と観光地である奈良を結ぶ唯一の
直行交通機関とあって午前中の中途半端な時間の便の割には
この路線中々利用者に定着しているようだ。

↑名鉄BC3階。この時間に発車するのはこの奈良行きのみだった。

そうこうしている内に発車時刻となり「空いた席はご自由に」との
案内と共に数人が座席を移動し移動が完了した所でバスは
名鉄バスセンターを後にした。
名鉄バスセンターを発車したバスは三重交通の路線と同じように
白川通を吹上方面に進み名古屋高速の白川ICへと向かった。
そう言えば今回初めて高速バスでこのルートを走るな~と思いながら
いつも見慣れた景色も新鮮に感じながら眺めていた。

↑山王通との交差点。左に名古屋中央営業所が広がる

バスは若宮南の交差点で白川通をUターンする形で反対車線に移り
10時58分に白川ICから名古屋高速に入り一路奈良へ向けて走り始めた。

↑白川ICから名古屋高速へと入る

しばらくは名古屋駅周辺のビル群が車窓を彩りそこから高層ビルが離れた頃
庄内川の橋梁を渡り千音寺出口、名古屋IC方面の分岐を次々と越えて
11時5分に名古屋西ICから東名阪道へと入りここから本格的な
高速ドライブが始り東名阪を亀山へと向かって疾走し始めた。

↑名古屋高速へ入ると直ぐに名古屋駅周辺のビル群が広がる

↑三重交通の高速バスと何度もすれ違う

↑名古屋の端を流れる庄内川を渡ると東名阪は直ぐそこだ

↑千音寺を越えると名古屋IC方面の分岐も続く

↑名古屋西ICから東名阪に入る

東名阪に入ったバスは沿道に広がる農地や倉庫などを眺めながら進み
そう言えば東名阪を高速バスで走るのは初めてだなと思いながら
いつも自分の車から見る景色とは違って見えるな~と興味深く
景色を眺めてるうちにバスは木曽川を越え三重県に入りその後
長良川、揖斐川と木曽三川を次々と越えながら進み四日市に入ると
伊勢湾岸道との分基点を越えた。

↑木曽川を越え三重県へと入る。

↑長良川、揖斐川と木曽三川を次々と越える



↑四日市付近で伊勢湾岸道との分基点を越える

四日市市を抜けたバスは右に鈴鹿山脈を眺めながら進み
11時17分に亀山ICで高速を下り名阪国道へと向きを変えた。

↑鈴鹿山脈を眺めながら亀山を目指す。

↑亀山ICで高速を下りる

東名阪から名阪国道(国道25号)へと入ったバスは他の車が
高速よろしくとばかりに80km以上のスピードでぐんぐん行く中
制限速度の60kmでのんびりと奈良を目指しながら進んでいった。

↑高速道路の様な様相の国道25号線

この道が高速でないと感じさせられるいくつもの急カーブが連続する
名阪国道を進んでいくとバスが進むにつれてのどかな田園風景の中に
大手企業の工場や物流センターが広がり三重県南部に企業の工場等が
誘致されていることが伺われた。
久し振りに名阪国道を通ったがドライブインも今風の道の駅に姿を
変えている所もあれば昔ながらのTHEドライブインと言った様相の所もあり
景色に全く飽きる事無く車窓から目が離せなかった。

↑急カーブが連続する道を進んでいく



↑近代的な作りのドライブインもあれば

↑昭和のにおいが懐かしいドライブインもまだまだ健在だ。



↑沿道には大手企業の工場が点在する

三重県と奈良県の県境に近づくにつれ山奥に入ってきた事が
感じられるような景色になり12時18分に奈良県に入りその後案内放送で
大和高原山添の到着を告げたが同時に乗務員氏から本日は近鉄奈良駅と
JR奈良駅のみしか降車予定が無い為途中降車バス停は全て通過する事と
大和高原山添で業務連絡の為停車することが案内されバスは一旦名阪国道を下り
12時23分に側道にある大和高原山添に到着した。

↑大和高原山添に立ち寄る為山添ICを下りる

↑奈良県に入ってすぐにある大和高原山添のバス停

↑奈良交通の路線車が発車待ちをしていた。

大和高原山添を発車したバスは再びカーブの連続する名阪国道を走り
12時33分に大和高原都祁を立ち寄る事無く通過し次の天理に向かって
名阪国道をさらに走っていった。

↑名阪国道はこの区間アップダウンとカーブが連続する

↑名阪国道上にある路線バス用のバス停

景色が山々の景色から市街地の景色に移った頃バスは天理市に入り
天理ICで名阪国道を下り12時51分に天理を通過し国道169号線を
奈良市中心部に向かって走っていった。

↑天理東IC付近ではまだ山々が広がる

↑天理市に入り景色が急に開けてくる

↑右側奥にある天理のバス停を通過し回り込む形で国道169号へ向かう

国道169号を20分ほど走ると両側に奈良公園が広がり鹿が元気に
動きまわる姿が見える頃バスは13時13分に近鉄奈良駅に到着し
ここで大半の乗客が降車して行った。

↑20分ほどで奈良市中心部に入る

↑近鉄奈良駅前

バスは近鉄奈良駅で大半の乗客が降車した後10分ほど走り
13時19分に終点JR奈良駅に到着した。





↑JR奈良駅に到着したやまと号

その後改装工事真っ只中のJR奈良駅からJRで次の目的地へと向かった。

↑改装工事中のJR奈良駅

↑コンコースはほぼ完成

↑JRで次の目的地へと向かう

↑ゆるキャラせんと君を買ってみた(微妙~)

急行かすがが廃止されてから名古屋と奈良を唯一結ぶ交通機関のため
乗車した便も中途半端な時間の発車便にも関わらず盛況な乗車率だった。
途中休憩もいらない短距離路線だが景色も変化に富み中々楽しめた乗車だった。

★乗車日  3月1日
★乗車時間 2時間29分
★路線名  やまと号名古屋線
★運行会社 奈良交通(乗車便)、名鉄バス
★リンク  やまと号名古屋線(奈良交通公式)
      やまと号名古屋線(Wikipedia)
      やまと号奈良線乗車記(ひでさんの北陸道特急の乗り旅日記)

北陸道特急バス 金沢線 金沢駅前→名鉄BC@名鉄バス

2010年03月13日 | バス乗り旅(北陸系統)


新潟から金沢へ到着後昼食を取り駅前をブラブラしたが
あいにくの雨と寒さのため駅前を歩く人は少なく駅前は閑散としていた。
自分も撮影などして時間を潰していたが余りの寒さのため撮影どころではなく
金沢フォーラスに入り館内で時間を潰した。


↑約2年ぶりの金沢駅



↑いつ見てもこの鼓門は壮大さを感じる。

発車時刻が近づきバスターミナルに戻るとすでに名古屋行きの乗客が
2番乗り場の前に集まり初めていた。
発車15分前と言うのに10人ほどが集まっており平日であるにも
関わらずこの盛況ぶりはこの路線は噂どおり中々好調な様子が伺えた。

↑名古屋行きはは金沢駅東口バスターミナル2番乗り場から発車する。

その後も次々と人が集まり15人ほど集まった所で13時20分になり
バスはロータリーを回って2番乗り場に入線して来た。

↑金沢駅東口バスターミナル2番乗り場で乗車改札中の名古屋行き

入線後次々と乗客が乗り込み自分も改札の列に並び1Aと示された
乗車券を乗務員氏に見せ乗り込もうとすると
乗務員氏「1Bの方とはお友達ですか」
自分「いえ、違いますが」
乗務員「では9Aへどうぞ」
自分「えっ」
すでに1Bに乗客がいた為乗務員氏が気を利かせて座席を予備席である
9Aに変更してくれたのだがせっかく1Aだったのに・・・と思ったけど
1Aに座る理由も無く言われるがままに9Aへと収まった。・・・orz
前に加え横も空席の為撮影も心置きなく出来ると気持ちを切り替え
ワクワクしながら発車時刻を待った。

↑金沢線はパウダールーム付きのゆったり4列シート車

↑金沢市内、北陸道のBSと停車し乗客を集め名古屋を目指す。

20名ぐらいが乗車した所で発車時刻の13時30分になり
バスは金沢駅を後にした。
折からの悪天候の中バスは金沢市内を走り乗車停留所である
武蔵ヶ辻(13:37)~香林坊(13:41)~片町(13:46)と経由し
乗車扱いを行い1名の乗客を新たに乗せ金沢西ICへと向かった。





↑金沢市内の3停留所を経由していく

14時ちょうどに金沢西ICから北陸道に入ったバスは鉛色の雲が
空一面を覆う寒々とした天気の中一路名古屋へ向け高速を走り始めた。

↑金沢西ICから北陸道へと入っていく

高速に入り5分ほど走り14時8分に徳光PA内の松任海浜公園で乗車扱いを
行いあいにくの天候の中でも盛況なPA内を走り再び高速に戻った。

↑ハイウェイオアシスも併設される徳光PA

ここからは自分が北陸道内でもっとも好きな景色の中を進んで行くが
今日はあいにくの天気の為いまいち楽しめなく残念な景色だな~と
思いながら眺めている内にバスは北陸小松(14:19)~尼御前(14:28)と
乗車扱いの為停車しだんだんと雲の厚さが増す空の下の高速を走り続けた。

↑寒々とした日本海

↑美川町の案内看板(県一のまち~)

↑日本海の風の強さを感じさせる一枚

景色を眺めながらボ~っとしていると案内放送が入りバスは15時6分に
南条SAに入りここで10分間の開放休憩が取られた。





↑南条SAで開放休憩中の名古屋行き

↑昼特急も開放休憩中だった。

南条SAでの開放休憩を終え再び高速に戻り快走し始める直ぐに
急減速をし何があったのか前の方を見ると前方には除雪車が3台走り
降り積もった雪を除雪していた。
別段雪が降っていた訳ではなく路肩以外には雪は積もっていなかったが
除雪車はたまに路肩の雪を除雪しながらゆっくりと進んでいた為
バスはその後をゆっくりと追走していった。

↑この状態のまま敦賀までのろのろと進んでいった。

敦賀で除雪車がいなくなった後バスはこれまでの遅れを取り戻すべく
スピードを上げ路肩部分に多くの雪が残る北陸道の最終区間を
右に日本海を眺めながら進んでいった。

↑石川県内より多くの雪が沿道には残っていた。

↑右に絶景の日本海を望む

日本海が見えなくなるとモチベーションが下がり同時に眠気が襲って来て
米原のJCTを通過したのも分からないほど熟睡してしまい気がつくと
岐阜羽島の近くだった。
この付近になると日本海側の天気が嘘のように晴れ渡り西高東低を
肌で感じた気分だった。バスは東海道新幹線と併走しながら走り
木曽川の橋梁を渡り愛知県へと入り17時1分に一宮ICで高速を下りた。

↑岐阜羽島付近では東海道新幹線と併走する。

↑木曽川を渡り愛知県へと入る

↑一宮ICで高速を下りる

高速を下りたバスは17時3分に名神一宮で降車扱いの後
夕方のラッシュで込み合う名岐バイパスを走り17時29分に
終点名鉄バスセンターに到着した。



↑名鉄バスセンターに到着した名古屋行き

1Aから変更された時はガッカリだったが最後尾の席でのんびりと
景色を眺めることが出来て又シートもゆったりで快適に乗車することが出来た。
又除雪車や荒波立つ日本海の景色も堪能する事が出来て北陸道の
楽しさを十二分に楽しめる乗車だった。

★乗車日    2010年2月18日
★乗車時間  3時間59分
★路線名   北陸道特急バス金沢線
★運行会社   名鉄バス(乗車便)、JR東海バス、北陸鉄道、西日本JRバス
★リンク     北陸道特急バス金沢線(名鉄バス公式)
         北陸道特急バス金沢線(Wikipedia)
北陸道特急バス金沢線乗車記(ひでさんの北陸道特急の乗り旅日記)

金沢-新潟線 万代シティバスセンター→金沢駅@北陸鉄道

2010年03月05日 | バス乗り旅(北陸系統)




中央道高速バスで新潟駅前に到着後さすがの寒さに耐えかねて
朝食を兼ね駅前にあるロイヤルホストで時間を潰し
7時過ぎに外に出るとすっかり明るくなっており
通勤の為や旅行に向かう人達が駅へと向かい歩いていた。



↑朝日が昇り新しい一日の始った新潟駅前

新潟駅前からでも乗車は出来るのだがせっかくと言うことで
刺すような冷たい風が吹きそこかしこに雪が残る中万代シティバスセンターへと
向かい歩き10分ほどで到着し周りをブラブラしながら時間を潰した。

↑万代シティバスセンター入り口

↑バスセンターの上にも上がってみた

↑バスセンターには通勤客を乗せたバスが次々と出入りしていた。

買い物を済まし乗り場へと向かうとちょうど前橋行きの新潟交通便が
乗車改札中だったが乗客は0だった。今度はこれにも乗車してみたい。

↑金沢行きは他の県外高速バスと同じように3番乗り場から発車する

↑構内は広々としていてさすがは新潟の顔ともなるバスターミナルだ。

↑この時間前橋、富山、金沢、東京と次々高速バスが出発して行く

そうこうしている内に7時50分になりバスが乗り場へと入線して来た。

↑万代シティバスセンター3番乗り場で乗車改札中の金沢行き

さすがに北陸随一の観光地行きの路線らしく5人ほどが乗り込み
バスは7時55分にバスセンターを後にした。
バスは他の高速路線と同じように左側から新潟駅前へと回り込み
ここでも7~8人が次々と乗り込み車内は一気ににぎやかになった。

↑ここ新潟駅前でまとまった乗車があり車内は賑やかになった。

バスは8時1分に新潟駅前を発車しその後新潟市内の乗車停留所の
古町(8:08)~市役所前(8:12)~県庁東(8:21)と経由しここでも乗車があり
5割ほどの乗車率となったバスは新潟西インターから北陸道へと入ったバスは
一路金沢へ向けて走り始めた。

↑新潟駅前ではバスターミナルを右手に見る。

↑万代橋を渡り新潟西インターを目指す。

高速に入ったバスは沿道に広がる一面の銀世界を眺めながら進み
高速上の乗車停留所の島原(8:29)~巻・潟東(8:39)~三条・燕(8:53)と
経由し乗車扱いを行ったバスは程ほどの乗車率となり再び雪景色を見ながら
高速を金沢へ向け走り始めた。

↑沿道には一面の銀世界が広がっていた。

昨夜余り眠っていないこともあり景色を眺めている内にウトウトと
眠ってしまい車内放送と減速のショックで目が覚めるとバスは9時30分に
最初の休憩地米山SAに入る所だった。
バスはここで開放休憩が10分間取られた。

↑北陸道米山SA

↑SA内にはまだ多くの雪が残っていた。

↑SAからは絶景の日本海が望める





↑米山SAで開放休憩中の金沢行き

米山SAでの開放休憩を終えたバスは再び高速に戻り上越JCTを
北陸道方向へと進み右手に日本海を眺めながら雪の残る高速を走り始めた。
この時期の北陸道は雪と日本海の組み合わせの景色を眺めることが出来て
乗車していても景色に飽きることが無くとっても好きである。

↑上越JCTを北陸道方向へと進む



↑雪の向こうに日本海を眺めながらバスは進んで行く

しばらく日本海を望みながら進んでいくうちに快晴だった空は
徐々に曇り始め富山県内に入る頃には鉛色の雲が空を覆い
景色は日本海から立山連峰へと変わっていった。



↑景色は日本海から立山連峰へと変わって行った

そんな景色を眺めている内にバスは11時5分に有磯海SAに到着し
ここで2回目の開放休憩が10分間取られた。



↑富山県の有磯海SA





↑有磯海SAで開放休憩中の金沢行き

有磯海での開放休憩を終えたバスは金沢へ向け再び高速を走り
金沢東ICで高速ドライブを終え12時15分に駅西合庁前で降車扱いの後
12時23分に終点金沢駅に到着した。







↑金沢駅に到着した金沢駅行き

さすがに北陸随一の観光、商業都市である金沢に向かう路線であり
鉄道利用との価格差もある為平日の割には観光、ビジネス客共に多く
路線として定着していると感じたし景色も日本海、立山連峰と
変化に富み乗車していても車窓に飽きることなく楽しめた路線だった。


★乗車日  2010年2月18日
★乗車時間 4時間28分
★路線名  金沢-新潟線
★運行会社 北陸鉄道(乗車便)、新潟交通
★リンク  金沢-新潟線(北陸鉄道公式)
       金沢-新潟線(Wikipedia)

中央道高速バス 新潟線 名鉄BC→新潟駅@名鉄バス

2010年02月25日 | バス乗り旅(中央道系統)


前回の乗りバスから2週間が過ぎ又バスに乗りたくなったのと
仕事が早上がりの次の日がたまたま休みだったので
夜行便を絡めてどこかに行こうとふと思い付き新潟に向かうことにした。
ほぼ2年振りの夜行便にワクワクしながら名鉄バスセンターへと向かった。

↑久し振りに訪れた名鉄バスセンター

名鉄BCに到着すると入り口にはスキー板やスノーボードを抱えた
人達があちらこちらに居り次々とバスセンターへとつながるエスカレーターを
上がって行きバスセンター3階にある降車バースへとぞろぞろと歩いていくのを
見ながらスキーシーズン真っ只中であることを感じさせられた。
名鉄バスセンターは例年スキーツアーの出発地になっており
シーズンの夜になると信州や飛騨方面へ数多くの観光バスが発車して行く。

↑BC3階の降車バースは出発を待つ数多くのツアー客で埋め尽くされていた。

自分も3階に上がり高速バスの発券カウンターにある空席一覧を眺めると
今夜は全ての路線が○であり平日だしこんなものかな~と思いながら
買い物を済ませ乗り場へと向かった。

↑新潟行きは6番乗り場から発車する。トリは八幡浜行き

出発前日まで四国に行こうか新潟に行こうか迷ったが翌日の夕方から
予定があった為夕方までに名古屋に帰ることが可能な新潟に向かうことにした。
仕事が忙しくギリギリの到着になってしまった為飲み物だけ購入し
バスターミナルをぐるりと周っていると新潟行きのエアロクイーンが
新潟行きの方向幕を出しながら乗り場に入線して来た。
何度と無く振られ続けた女王様にやっとめぐり合える事が出来て
ウキウキしながら乗り場へと向かった。

↑発車するバスはバスターミナルをUターンする形で乗り場に入線してくる

↑名鉄BS6番乗り場で乗車改札中の新潟行き

改札が始ると直ぐにゾロゾロと10人程が乗り場に集まり始め
自分もその列へと並び改札を受けアサインされた1Aへと収まった。
その後も発車までに数人が乗り込み全員が乗り込んだ所で
発車時刻の22時40分になりバスは名鉄BCを後にした。

↑新潟行きは途中3回の休憩を挟み新潟を目指していく。

発車後直ぐに詳細な経路と各バス停の到着時刻やコーヒーやお茶の
給湯サービスがある事等の案内があり本日の乗客は16人と案内があり
後方の席は空いているので移動しても良いとの事だったが移動する
乗客はいなかった。
今思えば移動しとけば良かったな~と思うのだがその時は
1Aは休憩の際直ぐ下りれるから良いかなと思い移動しなった。
消灯は23時30分と言うことでしばらくは夜景を眺めながらの
走行となったが前日就寝が遅かったこともあり消灯を待たずして
寝入ってしまい減速のショックで目覚めると23時50分に
休憩の為恵那峡SAに入る所だった。

↑岐阜県恵那市にある恵那峡SA

この日は名古屋市内でもかなり気温が低かった日でもあり
岐阜県も山間部に入るとかなり気温が低く扉が開くと
暖かかった車内の空気が一気に車外へと流れていく感じだった。
ここでの休憩は10分間であったが消灯してまだ間が無かった為
ほぼ全ての乗客が降車し車外へと出てトイレに行ったり買い物を
したりと就寝前のひと時を過ごしているようだった。
自分も車外へと出て飲み物の補給などをしたが雪こそ無かったが
山間部にある恵那峡SAは雪が降りそうな底冷えがしていた。



↑恵那峡SAで開放休憩中の新潟行き

↑恵那峡SAでは新宿行きも開放休憩中だった。

寒い車外から車内へと戻ると極楽のような暖かさで再び毛布をかけ
寝る準備が整うと発車時刻となり一旦車内等が灯り人数確認が
行われるとバスは静かに恵那峡SAを後にした。
再び高速へと戻り新潟へとバスは走り始め暖かい車内のおかげか
車内のあちこちから寝息が聞こえ始め自分もウトウトし始めたが
なんだか暑くて寝にくい・・・ふと風の吹き出てくる方向を見ると
座席の横の部分から暖房の暖気がほぼMAXの状態で吹き出していて
これが原因の暑さだったが事前のリサーチ不足か暖房の吹き出し口まで
把握していなかったのと指定解除の際は身体が冷えていた為
ここが暖房の吹き出し口だったとは気づかなかった。
とはいえ今さら座席を移動するのも迷惑になるし面倒くさい事もあったし
車内には寒いと感じてる人がいるかも知れないなと勝手な推測をし
無理やり寝ることにしたがその暖気は恵那峡SAで買ったお茶が
ホットのお茶になるほどだった。
そうこうしている内にようやく寝入って再びの減速で目覚めると
バスは2度目の開放休憩の為長野県千曲市にある姨捨SAに入る所だった。
バスは2時5分に姨捨SAに到着しここで10分間の開放休憩が
取られる事になり扉が開かれると夜も遅い為かパラパラと6~7人程が
車外へと出てトイレに行ったりタバコをふかしたりしていた。
さすがに長野県北部まで来ると厳しい寒さがこみ上げてきて
雪こそ降って無かったがSA内には雪が積もっていた。

↑長野県千曲市にある姨捨SA



↑姨捨SAで開放休憩中の新潟行き

2時15分になり姨捨SAでの開放休憩を終えたバスは人数確認後再び
高速へ戻り次の休憩地栄PAへと向かって走り始めた。
身体が冷えていた事と細切れ睡眠の為眠かったこともありあの暑い暖房も
心地よく直ぐに眠ってしまい車外から吹き込んだ冷気の冷たさで
目覚めたのは新潟県三条市にある栄PAに到着した時だった。
寝ぼけ眼で車外へと出るとPAの土の部分は厚い雪に覆われていて
新潟県に入った事を感じさせてくれた。



↑PA脇は厚い雪で覆われていた





↑栄PAで開放休憩中の新潟行き

ここでは時間調整もかねて20分間の開放休憩が取られたが下りた乗客は
3人ほどでほとんどの乗客が車内にとどまったままで自分もあまりの寒さに
早々に車内へと戻り再びウトウトとしているとバスは4時43分に
開放休憩を終えPAを出発すると直ぐに車内等が灯され車内放送で
三条・燕の到着が告げられ定刻より20分ほど早い4時46分に
高速上のBSに到着しここで3人の乗客が降車しここからは車内灯が
灯されたまま高速上を走り高速上の巻・潟東(4:57)~島原(5:07)と経由し
降車扱いを行った後高速を下り新潟市内の降車停留所の
県庁東(5:17)~市役所前(5:23)~古町(5:26)~万代シティバスセンター前(5:29)
と経由し5時34分に新潟駅前に到着した。

↑新潟駅前のバス降車場



↑新潟駅前に到着した新潟行き

バスは降車扱いの後終点の万代シティバスセンターへ向かって走っていった。

平日の便にしては16人の乗客と比較的乗車率も良く路線として
乗客が定着した路線であり乗車中も開放休憩も夜行便には珍しく3回のあり
適度に車外へと出ることが出来て長時間の乗車も苦にならず
又車内設備も給湯サービスや厚手の毛布と快適に乗車できる路線だと感じた。
只冬場は後方の席のほうが心地よく眠るのには良いかなと感じた乗車だった。

★乗車日   2010年2月17日
★乗車時間  6時間54分
★路線名   中央道高速バス新潟線
★運行会社  名鉄バス(乗車便)、新潟交通
★リンク    中央道高速バス新潟線(名鉄バス公式)
         中央道高速バス新潟線(Wikipedia)
         中央道高速バス新潟線乗車記(ひでさんの北陸道特急の乗り旅日記)

中央道高速バス 飯田線 超特急 飯田BC→名鉄BC@名鉄バス

2010年02月20日 | バス乗り旅(中央道系統)


みすずハイウエィバスで飯田に到着後余りの寒さに外で待つ気になれず
ガラ~ンとした待合室でテレビを見ながら時間を潰していると
受付嬢達が帰り支度を始めだしたので邪魔かな~と思いながら
仕方なく発車20分前にも関わらず寒風吹きすさむ外に出て
BCの端で乗り場入線を待つ名古屋行きの撮影などをしながら時間を潰した。

↑飯田BCの端で入線を待つ名古屋行き

寒さを紛らわす為にウロウロとしていると15分前にも関わらず
バスのエンジンがかかりバスは乗り場に入線して来た。



↑飯田BCで乗車改札中の名古屋行き

↑車内には案内用のモニターが付いている

↑隣には新宿からの中央高速バス(信南便)が入線

撮影もそこそこに乗車改札を受けると
「予約が3人しかいないのでお好きな席へどうぞ」との事
夜間走行だったし特にどこでも良かったのだが中央道系統の
1Aはあまり何回も乗った事が無いのであえて乗車券通りの1Aに陣取った。
バスは19時30分になり飯田BCを後にし4分程走った
19時34分に飯田駅前に到着しここで残る2人の予約客のために
停車したが現れたのは1名のみでもう1人は現れず結局予約客は
自分ともう1人のみでこの先の予約無し乗車の乗客に期待しながら
飯田駅前を後にし飯田市内を中央道飯田ICへと向かい走り
19時49分に飯田IC近くの伊賀良に到着し乗車扱を行ったが
いつもはバスに乗車する為の乗客で込み合ってるバス乗り場も
人っ子1人いない寂しい感じでここからの乗車も無く
これで「ご乗車のお客様の為の停車」も終わりここからは
乗降可能な高速道上のBSを経由しながら一路名古屋を目指していく。

バスは中央道に入った後直ぐに駒場(中央道昼神温泉)に到着し
ここで乗車扱いを行うも予想通りというべきかここからの乗車は無く
(JR、名鉄共にここからの乗車は見たことが無い)
再び高速に戻り20時14分に馬籠に到着し車外スピーカで呼びかけるも
言うまでも無く乗車は無かった。

↑阿智PAにある駒場(中央道昼神温泉)BS

↑神坂PAにある馬籠BS

↑いくつものトンネルを越え愛知県を目指す

バスはトンネルをいくつも越えながら中央道を進み長野県から
岐阜県へと入った後は山を下るような景色の中愛知県へと向かい走り
ライトアップされた小牧城が左手に幻想的姿を見せ始めたな21時1分に
高速上のBSで一番乗車が期待できる桃花台に到着するも
やっぱりと言うべきか乗車は無くバスは小牧JCTから東名へと入った

↑都市間移動の乗客が多い桃花台もさすがにこの時間の乗車は無かった。

↑ライトアップされた小牧城

バスは東名を大阪方面に少し走った後小牧ICから名古屋高速へと入り
だんだんと街並みが明るくなる名古屋市中心部へと向かい走り始めた。



↑小牧ICから名古屋高速へ入り名古屋市中心部へと向かう



↑名古屋高速を明かりの集まる中心部へと向かいながら走っていく
バスは名古屋高速都心環状線を半周し21時27分に黄金ICで
高速を下り帰宅する人達を乗せた車を横目に見ながら一般道を走り
21時35分に終点名鉄BCに到着した。




↑名鉄BCに到着した超特急名鉄BC行き

最近飯田発の最終便が繰り下げられるなど利用率が好調に推移している
路線だとは思っていたが今回の乗りバスで一番乗客の少ない便となってしまった
やはりこの路線飯田⇔名古屋の移動がメインで途中乗降が余り無い為
この飯田発の最終便に関しては思い切ってノンストップ便にしたり
岐阜県内の中津川や恵那、土岐、多治見辺りに停車する各停便のように
したりと朝や昼の便との差別化をしてそれを売りにする便にしたほうが
利用率の向上につながるかなと感じた乗車だった。

★乗車日   2010年2月2日
★乗車時間  2時間35分
★路線名   中央道高速バス飯田線
★運行会社  名鉄バス(乗車便)、信南交通
★リンク   中央道高速バス飯田線(名鉄バス公式)
        中央道高速バス飯田線(Wikipedia)