前回の乗りバスから約2週間。
今月は仕事が忙しく連休が無い為日帰りでどこか出掛けようと思い
日帰り圏内でのんびり行けると言うことで今回は奈良に出掛けた。
平日の朝、通勤客で込み合う地下鉄に乗り午前9時過ぎに
名鉄バスセンターに到着し朝食を食べたりしながら時間を潰し
午前10時過ぎにバスセンターに戻りバスの到着を待った。
↑通勤客が行きかう名鉄バスセンター前
↑奈良線のPRポスター
↑奈良行きは他の関西系統と同じく8番乗り場から発車する。
朝の発車ラッシュも落ち着き幾分閑散としたバスセンターを眺めてる内に
10時40分になりバスが8番乗り場に入線して来た。
・・・と入線して来たバスを見るとAIRPORT LIMOUSINEの
文字が・・・確かこの路線専用車が当てられていると思ったのだが
又えらい渋い車が来たな~と思いながら乗車改札の列に並んだ。
↑名鉄バスセンター8番乗り場で乗車改札中の奈良行き
乗車改札が始ると次々と乗客が乗り込み20人ほどの乗客が乗り込んだ
急行かすがが無くなった今名古屋と観光地である奈良を結ぶ唯一の
直行交通機関とあって午前中の中途半端な時間の便の割には
この路線中々利用者に定着しているようだ。
↑名鉄BC3階。この時間に発車するのはこの奈良行きのみだった。
そうこうしている内に発車時刻となり「空いた席はご自由に」との
案内と共に数人が座席を移動し移動が完了した所でバスは
名鉄バスセンターを後にした。
名鉄バスセンターを発車したバスは三重交通の路線と同じように
白川通を吹上方面に進み名古屋高速の白川ICへと向かった。
そう言えば今回初めて高速バスでこのルートを走るな~と思いながら
いつも見慣れた景色も新鮮に感じながら眺めていた。
↑山王通との交差点。左に名古屋中央営業所が広がる
バスは若宮南の交差点で白川通をUターンする形で反対車線に移り
10時58分に白川ICから名古屋高速に入り一路奈良へ向けて走り始めた。
↑白川ICから名古屋高速へと入る
しばらくは名古屋駅周辺のビル群が車窓を彩りそこから高層ビルが離れた頃
庄内川の橋梁を渡り千音寺出口、名古屋IC方面の分岐を次々と越えて
11時5分に名古屋西ICから東名阪道へと入りここから本格的な
高速ドライブが始り東名阪を亀山へと向かって疾走し始めた。
↑名古屋高速へ入ると直ぐに名古屋駅周辺のビル群が広がる
↑三重交通の高速バスと何度もすれ違う
↑名古屋の端を流れる庄内川を渡ると東名阪は直ぐそこだ
↑千音寺を越えると名古屋IC方面の分岐も続く
↑名古屋西ICから東名阪に入る
東名阪に入ったバスは沿道に広がる農地や倉庫などを眺めながら進み
そう言えば東名阪を高速バスで走るのは初めてだなと思いながら
いつも自分の車から見る景色とは違って見えるな~と興味深く
景色を眺めてるうちにバスは木曽川を越え三重県に入りその後
長良川、揖斐川と木曽三川を次々と越えながら進み四日市に入ると
伊勢湾岸道との分基点を越えた。
↑木曽川を越え三重県へと入る。
↑長良川、揖斐川と木曽三川を次々と越える
↑四日市付近で伊勢湾岸道との分基点を越える
四日市市を抜けたバスは右に鈴鹿山脈を眺めながら進み
11時17分に亀山ICで高速を下り名阪国道へと向きを変えた。
↑鈴鹿山脈を眺めながら亀山を目指す。
↑亀山ICで高速を下りる
東名阪から名阪国道(国道25号)へと入ったバスは他の車が
高速よろしくとばかりに80km以上のスピードでぐんぐん行く中
制限速度の60kmでのんびりと奈良を目指しながら進んでいった。
↑高速道路の様な様相の国道25号線
この道が高速でないと感じさせられるいくつもの急カーブが連続する
名阪国道を進んでいくとバスが進むにつれてのどかな田園風景の中に
大手企業の工場や物流センターが広がり三重県南部に企業の工場等が
誘致されていることが伺われた。
久し振りに名阪国道を通ったがドライブインも今風の道の駅に姿を
変えている所もあれば昔ながらのTHEドライブインと言った様相の所もあり
景色に全く飽きる事無く車窓から目が離せなかった。
↑急カーブが連続する道を進んでいく
↑近代的な作りのドライブインもあれば
↑昭和のにおいが懐かしいドライブインもまだまだ健在だ。
↑沿道には大手企業の工場が点在する
三重県と奈良県の県境に近づくにつれ山奥に入ってきた事が
感じられるような景色になり12時18分に奈良県に入りその後案内放送で
大和高原山添の到着を告げたが同時に乗務員氏から本日は近鉄奈良駅と
JR奈良駅のみしか降車予定が無い為途中降車バス停は全て通過する事と
大和高原山添で業務連絡の為停車することが案内されバスは一旦名阪国道を下り
12時23分に側道にある大和高原山添に到着した。
↑大和高原山添に立ち寄る為山添ICを下りる
↑奈良県に入ってすぐにある大和高原山添のバス停
↑奈良交通の路線車が発車待ちをしていた。
大和高原山添を発車したバスは再びカーブの連続する名阪国道を走り
12時33分に大和高原都祁を立ち寄る事無く通過し次の天理に向かって
名阪国道をさらに走っていった。
↑名阪国道はこの区間アップダウンとカーブが連続する
↑名阪国道上にある路線バス用のバス停
景色が山々の景色から市街地の景色に移った頃バスは天理市に入り
天理ICで名阪国道を下り12時51分に天理を通過し国道169号線を
奈良市中心部に向かって走っていった。
↑天理東IC付近ではまだ山々が広がる
↑天理市に入り景色が急に開けてくる
↑右側奥にある天理のバス停を通過し回り込む形で国道169号へ向かう
国道169号を20分ほど走ると両側に奈良公園が広がり鹿が元気に
動きまわる姿が見える頃バスは13時13分に近鉄奈良駅に到着し
ここで大半の乗客が降車して行った。
↑20分ほどで奈良市中心部に入る
↑近鉄奈良駅前
バスは近鉄奈良駅で大半の乗客が降車した後10分ほど走り
13時19分に終点JR奈良駅に到着した。
↑JR奈良駅に到着したやまと号
その後改装工事真っ只中のJR奈良駅からJRで次の目的地へと向かった。
↑改装工事中のJR奈良駅
↑コンコースはほぼ完成
↑JRで次の目的地へと向かう
↑ゆるキャラせんと君を買ってみた(微妙~)
急行かすがが廃止されてから名古屋と奈良を唯一結ぶ交通機関のため
乗車した便も中途半端な時間の発車便にも関わらず盛況な乗車率だった。
途中休憩もいらない短距離路線だが景色も変化に富み中々楽しめた乗車だった。
★乗車日 3月1日
★乗車時間 2時間29分
★路線名 やまと号名古屋線
★運行会社 奈良交通(乗車便)、名鉄バス
★リンク やまと号名古屋線(奈良交通公式)
やまと号名古屋線(Wikipedia)
やまと号奈良線乗車記(ひでさんの北陸道特急の乗り旅日記)