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ヨモのちゃぶ台

ご意見番と二人で飲んだり食べたり(・∀・)
毎日の献立と飲み歩き記録

出雲大社の渋滞

2014年05月04日 | 旅&イベントの話

4日の2時過ぎに車で出雲大社近辺を回りました。
さすが大社近辺はかなり混んでいました。
431号線、島根ワイナリー側から進むと古代出雲歴史博物館のあたりから混み始めました。勢溜の交差点を左折して神門通りにはいると人通りが多いこともあってかなりのろのろ走行になります。
稲佐の浜方向から勢溜の交差点は直進のみ、左折して神門通りには入れないように車線が規制されていました。
神門通りから勢溜交差点にむかっては大渋滞でほとんど進んでいないような状態になっていました。渋滞はJR旧大社駅をすぎるくらいまで続いています。県外からナビを使うと出雲ICから神門通りを通るルートが案内されるし、神門通り広場駐車場や出雲大社外苑駐車場に停めようとする車が多いのでどうしてもこのコースが一番混むようです。
駐車場はどこも満車なのでタイミングがあえばいいのですが、そうでなければ流入駐車場待ちはできないので(警備員さんが先に進むよう指示していました)停める場所を確保するのも大変そうです。

混み具合を考えると先に挙げた2つの駐車場は避けて停めるのが一番です。古代出雲歴史博物館の駐車場とかめやま広場が比較的近いのですが満車になるもの早いようです。混み始めたらみせん広場、そしてちょっと離れていますがご縁広場や旧大社駅に停めて神門通りをゆっくり散策するのもお勧めです。

出雲ICから近辺が渋滞して駐車場もほぼ満車なのであれば、斐川ICか宍道ICで降りて平田に停めてバタデンを使うのが一番確実かと思います。電車で20分かかりますが渋滞に巻き込まれて駐車場難民になるのを考えたら効率がいいです。

ちなみにお店もかなり混んでいたようです。2時すぎでも長い行列のできているお店あり、すでに営業を終わらせているお店あり、こうなると大社近辺で食事の場所を探すのも大変かもしれません。

 


古代出雲歴史探訪ミステリーウォーク

2014年03月21日 | 旅&イベントの話





本日は古代出雲歴史探訪ミステリーウォークに参加しました(^^)
事前申込みが必要で当日参加料500円を支払います。
受付は8:30~9:30で出発前に注意事項の説明と準備体操を行ったら順次出発です。

コースは博物館ー(0.5km)→四隅突出型墳丘墓ー(2.4km)→今市大念寺古墳ー(0.6km)→日吉神社ー(1.7km)→上塩冶築山古墳ー(0.5km)→上塩冶横穴墓群ー(0.5km)→塩冶神社ー(3.8km)→止屋の淵ー(1.0km)→博物館の約11km。古墳ではでは学芸員の方の説明があり、各ポイントでクイズが出題されそれを解きながら周ります。



道の横にこんもりした森…とおもったら古墳です。
出雲には古墳がたくさんあります。
以前から気になっていたので見学できてよかったです。




ここは新しく作っている道路の突き当りになります。
山を削ったら遺跡がでてくる出雲です。



クイズ全問正解するとよすみちゃんグッズがもらえます。
微妙なかわいらしさがありますね。

 


2013 53rd ACC CM FESTIVAL

2014年02月02日 | 旅&イベントの話



松江の入賞発表会は2月2日、日曜日に開催されました。
場所は島根県民会館の中ホール、入場料・入場券は不要です。
出雲からだと車で1時間ほど、ドライブがてら見に行ってきました。

13:00~16:30と広島より1時間長いので上映数もかなり多いです。。

ラジオACCブロンズ→シルバー→ゴールド→グランプリ
TV AREA FINALIST
テレビ地域賞
MARKETING EFFECTIVENESSメダリスト
テレビACCブロンズ→シルバー→ゴールド→グランプリ

ラジオ部門は春日井製菓ののどにスッキリシリーズが最高。
ラジオCM部門クラフト賞効果音が坂本冬美で???だったけど聞いて納得です。

TV AREA FINALISTは地域のローカルCMなので初見のものばかり。
三好不動産、シティマラソン福岡、自由時間JJ


今回のグランプリはナイキベースボール「宣誓」なんですが正直面白くもなんともないのでどこがいいのかがわからない???なCMでした。
一番笑ったのはのどごし生の夢のドリームカンフー編180秒かな。
dビデオのロバート・デ・ニーロと松田龍平のCMは新しい。
最後の「字幕がでてるんで」がいいよ。

大和ハウス、BOSS、ソフトバンクは安定しています。

今年もたっぷり楽しませてもらいました。
来年の発表会はどこで見るのかなあ(^^)
 


ACC CMフェスティバル

2012年02月23日 | 旅&イベントの話



第51回ACC CMフェスティバルの入賞作品発表会にいってきました。

約二時間半、みっちりCMを堪能。集中してみていたので帰り道はぐったりでした(笑)

グランプリは九州新幹線全線開業・総集編。ゴールドには東京ガスの家族の絆・お弁当メールや宇宙人ジョーンズシリーズ、docomoのスマートフォン、震災後に流れていたサントリーの歌でつなごうプロジェクト・見上げてごらん夜の星を&上を向いて歩こうなどが入っていました。

東北新幹線や東京ガスのように広島では流れていないものもあり、見たことがあるCMもロングバージョンやシリーズを通して見るとまた印象も変わるので感動も一入です。は~、満喫しました。

発表会の日程
はまだ半分ほど、これからの地区もあるので興味のある方は是非どうぞ(^^)


日本はきもの博物館&日本郷土玩具博物館

2011年10月11日 | 旅&イベントの話



福山市松永にある日本はきもの博物館&日本郷土玩具博物館にいってきました。



入り口の足型のモニュメントは岡本太郎作


正面2号館のはきもの博物館の方は古代から現代にかけての色々な履物がいっぱいです。労働、日常生活、信仰、行事等のテーマに沿って実物やレプリカが展示されています。これは神事のはきもの。洋装と靴を時代順に並べていたり、歴代横綱の足袋の実物があったり、様々な下駄を展示していたりと「はきもの」に限定されている小さな博物館だけどゆっくりと見て楽しめます。


3号館に行くと名選手の靴が展示されています。鉄人のスパイクもあります。


右手にある1号館は日本郷土玩具博物館。


企画展はあそぼうむかしのおもちゃ展。懐かしいおもちゃや郷土玩具の展示されているだけではなく実際に遊べるようにおもちゃが用意されていました。さるぼぼさんって一緒に遊んでいいものだったんですね…。お手玉とかヨーヨーって何年ぶりに触っただろう(笑)


常設展示は玩具と縁起→玩具と祭事→天神さまの参道→ふるさとの玩具→カチナ人形と大きく5部屋にわかれています。

大國魂神社はくらやみ祭りで有名ですね。猫ダルマ(笑)


住吉さんの初辰猫勢揃い。


今戸の月見うさぎはちょこなんと真面目な顔で正座しています。


樺太のセワポロロもいます。


熊本玉名の木の葉猿、素焼きのままで素朴な味わい。


尾道のベッチャーの面もありました。左がソバ、右がショーキ。真ん中はシシ、獅子舞の獅子頭ですね。ベタはなぜか不在でした。
ベッチャー祭りではソバとベタが祝い棒、ショーキがササラを持っていて突かれます。叩かれます。シシには頭を噛まれます。尾道に住んでいたときは叩かれて噛まれてきました(笑)
子供たちは怖がって大泣きです。


この日は最初から最後まで入館者が自分一人だけ。誰もいない展示室で「カタン」と何か倒れるような音がしたりして…郷土玩具にはいろいろ意味のあるものもあるので「ひいいい~」となったりしてました(笑)

ともあれいろんな意味で2館ともじっくりと楽しませてもらいました(^^)


尾道ぶらぶら歩き

2011年10月03日 | 旅&イベントの話

同居人クンと別行動で尾道をぶらぶらと歩いて来ました。

ちょうど大潮の頃だったので駅近くの雁木はぱつぱつに潮が満ちています。満潮から1時間くらいたっていてこの状態、路面ぎりぎりまで潮が上がっていたかもしれません。普段は満潮でも3~4段見えています。


桂馬さん横の石畳小路。風情があります。


石畳小路から海岸通りに出たところにある水飲み。ペリカン?


渡し場通りの突き当りにあった中華料理屋の海王の後。きれいに整地されて眺めが良くなっていました。


住吉神社の前の海がヨットハーバーに…。


つたふじの向かいに新しくできた焼き牡蠣のお店。以前はオーダー家具&紅茶の周六というお店だった。


新開の飲み屋街も色々と変化がありました。えんの向こう側の角は立ち飲みっぽいお店だったけど閉店しているようです。


かしわ屋さん、マルキチは健在。ここは朝挽きの新鮮な鶏肉が手に入ります。


二つ井戸。この路地に上高地や辰兵衛があります。路地を通り抜けると暁。


暁の隣は空き地になってた。


振り返ったら寿司金の看板がない!隣は村一番だし間違いないのに!ええええ~!?
地元の方が通りがかったので聞いてみたら場所を移転していただけでした。よかった~。無くなったかと思って焦ってしまいました。


移った先は元のお店からまっすぐ上がって風月の横を左に曲ってしばらくまっすぐ、一楽の前を通りすぎて四つ角の細い道に入ったところになります。前は和食のお店だったところだと思う。



防地口の交差点の角にある喫茶店白樺の横も空き地になっていた。


新開のポプラの横も空き地。


小鉢は頑張っているようです(^^)


長江の通りの手前が駐車場、ここって小路ってお店があったところじゃなかったかな?記憶が曖昧。


長江のラーメン屋さんは閉まっていた。もうやってないのかな?


豚まんの長江の先、にあった喫茶店はフレンチのBISTRO TAKAGAKIに 。



まんぷく寿司は食堂に。その先にあった焼き鳥の肉吾郎もなくなっていました。


絵のまち尾道の隣の空き店舗だったところは10月のさくらというスイーツのお店。


その向いのやっぱり空き店舗だったところはマンがマルシェに。



荒神堂小路の入り口の八百屋の横は空き地になっていました。洋服やさんだったかなあ。


本局の前も空き地。洋服屋さんとゴム靴屋さんだった。


桂馬のお向かいのブティックだったところがパン屋さんに。


玩具店の後が雑貨屋さんに。


やすもとはきれいなお持ち帰りのお店になっていました。


民家と新聞店が並んでいた所が工事中でした。新しいビルが建つようです。


ざっくり見て回っただけですが、かなりお店が変わっていました。若い人達の新しいお店もどんどん増えています。今回は時間もなくお店に入ることもできなかったのですが、近いうちに泊まりでゆっくりと歩いてみたいと思います。











備前焼

2010年11月11日 | 旅&イベントの話



同居人クンの誘いで備前焼の土ひねり体験にいってきました。

夢幻庵
備前市伊部2697(0869)63-2227

事前に予約をしてありましたがコースは当日選ぶことになっていました。
予習をせず付いていっただけなのでいきなりひだすきとさんぎりどちらがいいですか?と聞かれても何がなんだか(笑)作り方も粘土も一緒。焼き方が「ひだすき」と「さんぎり」があるそうです。
見本を見せてくれるので好みの方を選びます。

復習:ひだすき(緋襷)は藁を巻き電気の窯で焼くので地は薄黄白で赤味を帯びた紋様がつきます。さんぎり(棧切)は薪の窯で焼き茶褐色の地に窯変があり金・青・灰色などのさまざまな模様がでます。


他の人はみなさんぎりを選んでいたので、ちょっと悩んだのですが今回は軽い感じのものを作りたかったのでひだすきにしました。

手回しのろくろに粘土が配られて体験を開始。最初に工房の方が実際に作り方を見せてくださっていろいろと説明をしてくれます。その後、実際に作っていきますが、工房の方が何人か見ていてくれるのでわからない所や難しい所は丁寧に教えてもらえるので安心。一緒にいった人達もどんどん聞いていました。

イメージとしては豆腐半丁がすっとはいる器。出来上がったら納豆豆腐を食べるんだ~なんて話しながら粘土をむにむに伸ばしていきます。出来上がりまで40分ほど、なんとか思っていたものに近い形にはなりました。絵付けは何度かしたことがあるけど陶芸は学生の頃の楽焼き以来。粘土を触るもの◯十年ぶりだったので貴重な体験でした。なんか目覚めてしまいそう(笑)
焼成まで一ヶ月程かかるので待ち遠しいですね。出来上がりが楽しみです(^^)


体験の後、窯の見学をさせていただきました。
こちらは小窯、ちょうど焼き上がって窯出しを待っているところです。のぞいてみると同じ形の器、隣り合わせでも色合いや模様が全く違います。全然違う印象になるのが面白いですね。


こちらは登り釜。三ヶ月~半年に一度火をいれるそうです。タイミングが合うとこちらの窯で焼くこともあるそうなのでみんな「こっちで焼いてもらえるといいなあ」なんて話していました。ところが工房の方によると窯の場所によって温度にムラがあるので全部がいい色合いに焼成できるわけじゃないんだそうです。割れる率も高くいろいろと難しいらしく「かえって小窯のほうがいい具合で」という話に一同「そうなのかあ」と納得しておりました(^^)


大原美術館

2010年11月08日 | 旅&イベントの話




今年は大原美術館創立80周年、創立者の大原孫三郎生誕130年にあたります。これを記念していろいろな企画展が奥なわれています。そのメインの特別展が大原BESTです。大原美術館の所蔵作品の中から名作といわれている有名な絵画を中心に公開されています。同居人クンと二人、美観地区を散歩がてら見に行ってきました(^^)



大原美術館には今まで何度も足を運んでいますが、作品の入れ替えや貸し出しがあるのでこれだけの収蔵作品を一度に見られる機会はありません。密度の濃い展覧会です。

大原BESTの会期は12/5までなのでまた見にいこうと思います

あとは工芸館をじっくりと楽しみます。河井寛次郎も棟方志功も芹沢介も大好きなんですよね。今回は芹沢介の"どんきほうて縁起"の型染本が展示されていてとても面白かったです。セルバンテスのドン・キホーテを中世の侍の世界に換骨奪胎した作品。瀟酒な型染めで独特の世界が表現されています。目の保養になりました(^^)






大原美術館の向い側、橋を渡って左手が旧大原邸になります。そして右手が緑御殿と呼ばれている別邸有隣荘です。こちらの建物は普段は非公開ですが年に数回、大原美術館の特別展の会場として公開されます。
今年は阿知神社の秋祭りと倉敷屏風祭りに合わせて10/15-17に秋の特別公開、10/30-11/7に創立記念の「大原孫三郎日本美術へのまなざし」展が行われました。

秋の有隣荘特別公開。展示されている作品はもとより、建物の素晴らしさに打たれます。はああ~。建具や柱の意匠、欄間の飾り、ふすまの引手等々どれも見応えがあります。ここはおすすめです。


味の素九州工場

2010年10月12日 | 旅&イベントの話



別府旅行の間に味の素九州工場にいってきました。2人から受付で5日前までに電話で申し込みます。見学は土日祝もOKなので日程がたてやすいです。見学の時間が決まっているので10分前くらいに到着するように工場に向かいました。工場の入り口受付に案内の担当の方がいるのですぐにわかります。
車を停める場所の指示があるので駐車してから、開始まで待合室で待機します。この日は20名程で家族連れも何組かきていました。全体の行程は70分程、全員がそろったら見学に出発です。

ここはアミノ酸の生産工場。糖化→発酵→精製と味の素のいろいろな商品に使われるアミノ酸を製造しています。実際に見学できるのは乾燥→包装の部分。工場内を見学するのではなく建物の外から見て説明を聞くようになります。
徒歩で敷地内を見学したあと、見学棟でDVDの上映・うま味体験をします。

うま味体験。味噌をお湯でといたものがカップに入っています。これに味の素を振ると…ちゃんとお味噌汁になる。旨味がプラスされて、味も濃く感じる。劇的に味が変わるので「味の素すごい!」と単純に思っちゃいます(笑)
パンフレットの「アミノ酸がわかる!」も生活とアミノ酸の関わりをわかりやすく解説してあるので参考になります。



うま味体験の後、併設されている九州工場ミュージアムに移動。味の素の古いパッケージが展示してあったり、プラントの模型があったり。あまり広くはないですが面白いものがいろいろあります。ここでアミノ酸体験をしました。


アミノ酸単体を味見。めったにできない体験ですね(^^)
グループの代表が少しずつ手に受けて味をみます。アスパラギン酸=妙に酸っぱい。フェニルアラニン=えぐ苦い。体験した子供達が大騒ぎしていました(笑)そして2つを合成した商品がパルスイート。これが激甘い。面白いです。


この後はしばし自由時間。ミュージアムにある化粧品(ジーノ)コーナーや健康チェックコーナーを自由に体験できます。

血管老化度チェックをしたら年齢プラス8才(;゜Д゜)えええ~。
「血管弾力性が平均より非常に低下している。最近の生活を振り返り、思い当たることは直してみて下さい。定期的に測定し、変わらないようならその他の検診もおすすめします。」………って飲み過ぎ?
同居人クンがマイナス15才なのが納得いかないのでありました(笑)

ミュージアムの展示で一番惹かれたのが味覚とおいしさの相関図です。とても興味深い。基本の味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)→味(辛味、渋味)→風味(こく・広がり・厚み、香り)→食味(歯ごたえ・下拵え、温度、色・光沢、形状、咀嚼音)→おいしさ(雰囲気・気温・温度、食習慣・食文化、健康状態・心理状態)
おいしいと感じた時に、そのおいしさがどこにあてはまるのかを考えてみると面白いのです。集積して分析すると自分の食の好みが意外なところにあることに気がつくのでした。


お楽しみのおみやげはマヨネーズと味の素のミニチュア瓶(カワイイサイズ)、それからアミノ酸ゼリー。


売店で味の素商品をいろいろ売っていました。これは工場見学記念福袋(笑)1000円でいろいろと入っています。好きな商品が中心だったのでお買い得でした。


味の素九州工場は内容が盛りだくさんでとても楽しかったです。
小さい頃にいった工場見学はあまり印象に残っていないのですが、大人になってから改めて参加すると興味を引かれることがたくさんあります。今度はどこにいこうかなあ(^^)


白州次郎と正子の世界展

2010年09月17日 | 旅&イベントの話



天満屋で開催されていた「白洲次郎と正子の世界展」にいってきました。

構成は武相荘での生活、白州次郎の一生と功績、正子の生涯と骨董美術という流れ。

展示されていたのは本や雑誌にのっていた写真や資料なので見たことのあるものばかりですが、やはり現物を目にするとそれに宿る何かを感じます。

遺書の「葬式無用、戒名不要」の前では同居人クンと二人立ち止まり、しばし考え込んでしまいました。

白洲次郎のプリンシプルを貫いた生き方は古き良き日本男児の頑固さにも通じているのでしょうか。ぶれない軸を自分の中に持つということは難しいだけにあこがれをかんじます。
筋金入りのスノッブな生活も、衣装持ち物に対するこだわりや車への執着も白洲次郎であるからこそ格好よく見えるのでしょう。





こじんまりしていましたが楽しめる展覧会でした。


吹屋の町並み

2010年08月15日 | 旅&イベントの話



休みの日は同居人クンの運転でふらりとドライブに出掛けます。といっても目的もなく目的地もない。内田百の阿房列車のように「なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて大阪へ行つて来ようと思ふ」という気分でただ車を走らせるだけですがこれがなかなか楽しい。
先日もとりあえずは倉敷から北上してみようと出発。高梁を過ぎて新見に向かっている途中、同居人クンが「吹屋」に向かう標識を見つけて「じゃあいってみましょうか」ということに。最初はいい道でしたがそのうちセンターラインがなくなり、更には離合が難しいくらいの山道に突入(笑)徒然草でいうところの桃尻な上に横Gに弱いのでカーブの連続の道でへなちょこになりつつも30分程で吹屋の町並みに到着。駐車場に車を停めてぶらぶらと散歩しました。

江戸時代中期から銅山で栄え日本唯一のベンガラの産地として繁栄した吹屋。まわりに何もない山中にぽつんと町並みが現れる不思議な場所です。道の両側には古い商家が並び、ベンガラ格子に赤褐色の瓦、意匠を凝らした建具に塗り壁、赤褐色の土壁と見て歩くだけでも楽しい。

手の込んだ文様の壁。


銅山は明治以降、三菱金属の経営となりました。山神社にはスリーダイヤ。


そして何よりも感動したのが吹屋小学校です。校舎本館は明治42年落成。現役で使われているそうです。


丁寧に手入れがされている美しい校舎。はああ~。ため息がでます。機会があったらぜひ実際にこの場所に立って見てほしい。



とても気に入ったのでここはもう少し涼しくなったらゆっくりと見にきたいと思います。

そして帰りは別な道を通ろうと車を走らせたあげく道に迷ってみたり(笑)山道はもういいっていうくらい堪能しました(^^)知らない道を走るのは楽しいです。


和食の「すばらしさ」をさぐる

2010年08月12日 | 旅&イベントの話

先日開催された作陽大学の郷土食文化シリーズ、食文化公開講座を聴講してきました。全10回のうち7回目、基調講演は「日本人の食の原点-昭和天皇の料理番-」、講師は元宮内庁大膳課の矢部金次郎さん。皇室文化や昭和天皇とその時代に興味があるので(といっても右ではありません)同居人クンと二人で参加した次第です。

講演は質疑応答を含めて一時間半ほど、皇室の食文化や昭和天皇のエピソードをちりばめながら食の原点とは?食と人の関わりとは?を問いかける興味深い講演でした。

料理の基本に「簡単便利」はない、という言葉には考えさせられました。

毎日食べるものは御馳走ではなく、飽きのこないシンプルな物。
家族にずっと飽きないように食べてもらうのは難しい。

いただきます=命をいただくこと。
身土不二
一物全体
全てを食べる、命を食べるということを考える。

物ができるまでには時間がかかる。
テンポの速くなった時代に皆でブレーキをかける
もう少しゆっくり暮らすようにする
ゆとりを持つ

命のためにお金を使う。
自分の健康は自分で守る。

料理は生き物なので作り手が気持ちを込めないと美味しい物ができない。
おいしいものを食べてもらいたいという気持ち=愛情が万能の調味料になる。


いろいろと考えさせられるいい講演でした。


第8回講座は食事を楽しくする知恵を学ぶをテーマに10月2日に開催されます。基調講演は「料理をおいしくする仕掛け-日本の食べごと文化とフードデザイン-」で講師は奥村彪生さんです。
そして第9回講座は郷土のご当地グルメをあらためて見直してみようをテーマに12月19日開催です。基調講演は「ご当地グルメ王国 岡山 その歴史と味を楽しもう!」で講師はなんとRSKの石原ディレクター!!うどん本持ってます(笑)

これはまたいかなくちゃいけないです。楽しみができました(^^)


ちなみに受講料は一回1000円、大学には広い駐車場があるので車OKです。講演は10:00-12:30になっていますが実際は講演は一時間半程度、その後企業の試食展示ということで商品の紹介と場所を変えて試食販売を行っています。今回は岡山南高校、ところてんの心太、かまぼこ・ちくわの元大、創作せんべいの鈴木屋が出店していました。


路面電車まつり

2010年06月07日 | 旅&イベントの話



日曜日は散歩がてら広島電鉄の路面電車まつりにいってきました(^^)

広島では路面電車が移動手段として定着しています。路線も長いし市内150円均一の運賃も使い勝手のよさにつながっているのかな。しかも全国の廃止になった路線の車両が現役で走っています。マニアにとっては動態保存された路面電車の博物館なのです。

電車まつりは広電の千田車庫を解放して車両展示や車庫が公開されていました。

子供向けにミニ電車や制服をきて記念撮影をするコーナーがあったり、写生大会やクイズ電車といったベント、工作コーナーもありました。
展示している車両には自由に乗り降りができます。運転席にも座れる車両もあって子供たちが群がっていました(笑)

今回の第一目的はこちら650系電車。「被爆電車」と呼ばれている車両です。



運転席、木の窓枠です。ともかくレトロ。



入り口のドアも木造。


床も木張りです。



今まで何回も狙ったけど乗るチャンスがなかった650系、今度は運転する時に実車したいです(^^)

そして現役のようですが初見の570系。神戸市電の車両です。走ってるところをみたことがないなあ。



ぐるっと見て回って小一時間ほど、展示もいろいろと工夫してあって楽しめました。来年はもうちょっと早い時間にいってみようかなと思います(^^)


竹原散歩

2009年12月27日 | 旅&イベントの話

尾道からの帰り道は海側の185号線のんびりドライブしました。尾道から広島まで3時間程、瀬戸内海の景色を楽しみながらのドライブです。途中竹原にちょっと寄り道。

町並み保存地区は趣のある建物が並んでいます。


実際に住んでいる人のいる生きている家だからこその町並みです。


竹鶴酒造さん。ここはニッカウヰスキーの創始者、竹鶴政孝の生家なので個人的に親しみを感じているのです(「ビールはサッポロ、ウィスキーはニッカ、乳製品は雪印」の北海道出身ですから(笑))


この「小笹屋酒の資料館」には友達を案内したりで何回か来たことはあるけれど、竹鶴を意識して飲んだことがありません。お正月も近いことだし試してみることにしました。ここではいろいろ面白そうなお酒が揃っていて試飲もできます。今年の新酒も出始めていました。でも初めての蔵のお酒を飲む時は「普通の酒」にしたいので今回は竹鶴純米と本醸造を選びました。


広島市内では扱っているお店があまりないので手に入りにくいんですよね。お店の方に聞いたら電話注文で送って下さるそうです。

竹鶴酒造株式会社
竹原市本町3-10-29(0846-22-2021)