Voyage MPD システム構築 by PCど素人 (Alix,CuBox,APU(New Alix))

PCど素人の文系リーマンがVoyage MPD(Alix,Cubox,APU(New Alix))構築に挑戦の顛末です。

No.14 ALIX(3D2)、CuBox音出し比較

2014-01-18 20:00:13 | 日記

ALIX、CuBoxの使用上の比較です。(First impression的なものです)

なお、オーディオ談義ができるほどの耳を持っておりませんので (^ ^;

 

【ALIX】

 音がふわりと軽い感じで、透明感がある。音場が左右に横に広がる。CuBoxと比べ、全体的に音が引っ込み気味。

 

【CuBox(雛祭りヴァージョン 光出力)】

 音が明瞭で前へ押し出してくる感じ。ALIXほど音場が左右に広がらない(ただしごくわずか)代わり、縦方向の音場が形成され、天井の高い空間で聞いているような感じ(ただし残響感があるわけではないので、教会とかで聞いているような感覚にはならない)。ALIXより定位がかなりよいように思われる。音自体は、少し高音が刺さり気味、がざつな感じがしなくはない。

 

【CuBox(梅雨入りヴァージョン USB出力)】

 ALIXとCuBox光出力の中間線。明瞭度はある程度、ざつさはかなり引っ込むが、縦の音場感は維持されるので、かなり豊かな空間での響きが感じられる。光出力ほど音は前に出てこない。なぜかALIXやCuBox光出力と比べ、Speakerからの音量ががかなり小さくなり、ヴォリュームをそこそこ上げないといけない。

 【追加設定記述(No.13の補充)】 Cubox設定時に、DACに接続(電源ON)して、 #alsamixer -Dhw と入力。Alsamixerのコントロール画面に遷移するので、↑キーで音量を100(max)まで引き上げてEscでコマンド入力画面に戻る。#shutdown -h now で電源お年再起動すれば、たぶん音量は上がるはず。

 なお、以上はCubox用の記述です。Alixについては #alsamixer コマンドでAlsamixerコントロール画面に遷移できました。

 (http://kanchan707.blog43.fc2.com/blog-entry-266.html の記述及びみみず工房掲示板の記述(No.2941)を参考としています。ありがとうございました。)

 ★CuBoxは、クライアントから音量操作ができません。つまり、プリアンプからしかヴォリューム設定できません。

 


 ★注意!★
 Web上で結構な数の報告があるようですが、梅雨入りヴァージョン使用中ノイズ(5~10分おきくらいの不定期で、一瞬音が飛ぶ現象)が発生しました。(ALIXやCuBox雛祭りでは不明。無線LANの設定を変えてから(高速化のためchの帯域拡大)、気になりだしたので、おそらくそれが契機なのでしょうし、無線LAN設定変更後はほとんどCuBox梅雨入りヴァージョンしか使っていなかったもので)
 このノイズ(音飛び)については、私の環境では、①無線LAN AP兼スイッチングHUB Buffalo WLAE-AG300N をCuBoxなどから遠ざけ、②こいつと結ぶLANケーブルをカテゴリ7のいかにも頑丈そうなやつに取り替えたら、全く気にならなくなりました。(前述No.12記事で記載のとおり、実は無線LAN APとCuBoxの間には、もう一個スイッチングHUBが入っていますが、こいつも少しCuBoxから遠ざけました。といっても50cmくらいしか離れていません。このスイッチングHUBとCuBoxの間のLANケーブルはカテゴリ7対応ではありますが、そんなに頑丈そうには見えない物を使っています。)
 

【おまけ foobar2000 Win7でWASAPI排他モード USB出力】

 音場が上記MPDと比べかなり狭くなる。ALIXやCuBoxでMPDで再生したときは、Speakerより音が左右の外へ広がるような空間感覚があるが、WinマシンからだとSpeakerより内側にしか音像が現れない。縦の音場感にも乏しい。音は少し生々しい。

 

 MPDで、斯くの如くSpeakerの外でも音が響いているように聞こえるのは、何故でしょうか??

 

 個人的好みでは、CuBoxのUSBが悪くないですが、ALIXのふわっとした雰囲気もよいものがあります。CuBoxのUSBが光より明瞭度が低いのは、外部雑音の所為かもしれませんが(つまり音像がぼやけている)、私には判断できません。

 といいつつ、実態的な理由(USBケーブルの差し替えが面倒)から、CuBox光の利用が常態化しています。(ALIXはUSB出力しかなく、DACにはALIXからのUSBとCuBoxからの光を挿しているので、時々使い分けています)

 また、環境的な理由(自室の隣室が高校生の子供の部屋)から、通常(つまり平日夜)はHeadphone使用です。CuBox光のはっきりした(少し騒々しい気味)の音を聞くことが多いですね。

 

【注】

 電源:ALIXはパトス社製トランス式安定化ACアダプタ、CuBoxは購入時付属のスイッチングアダプタ

  (電源は作製or別調達を検討中)

 USBケーブル:近所のヤマダ電機で売っていた0.5メートルの一般的なもの(1,000円くらいで、端子に金メッキ)

 光ケーブル:DACについていたもの(どのDACの付属品だったかは忘れました)

 DAC:LuxmanのDA-200 (DDCとか使っていません。)

 Speaker:B&Wの805D

 音源ファイル:NASに格納したflac形式ファイル

 foobar2000で使ったのは、レノボ製ネットブックのWin7マシン(WinマシンからUSBでDA-200につなぎました)

 比較は、2014年1月中旬。主に次の曲で比較してみました。

  ・ ベートーベン 交響曲1番4楽章 (ガーディナー盤)

  ・ ベートーベン ピアノソナタ8番2楽章 (パール盤)

  ・ フランク ヴァイオリンソナタ4楽章 (いろいろ)

  ・ バッハ クリスマスオラトリオ第1曲 (鈴木盤)

  ・ バッハ オーボエ協奏曲 after BWV1055、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 after BWV1060 (カフェ・ツィマーマン盤)

  ・ モーツァルト ピアノ協奏曲23番3楽章 (バレンボイム盤)

 別にオーディオ的、criticalな判断のため、つうより、個人的な好みですね最近の。カフェ・ツィマーマンのバッハはテキトーに買ったのですが近年最大の収穫でした。類似のバッハ器楽曲だとharmodia mundi50周年記念ボックスもよかったですが。本論には何の関係もない駄弁でしたね。


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