ヌチドゥタカラ「命こそ宝」

ヌチドゥタカラとは、沖縄の言葉で「命こそ宝」の意味。脱原発と反戦。命こそ守らなければならないもの。一番大切なもの。

長田小張、山から降りて来ました。そしてデモにも。

2012-07-30 06:36:31 | 日記
長田と小張は、昨日無事山から降りて来ました。

応援プロジェクト「茨城の夏満喫ツアー」に参加した子どもたちはとても元気で、楽しんでくれていました。
多くの皆様のご協力を得て、盛りだくさんのプログラムを滞りなく実行できました。

下大島のレストランキャニオンのマスターは、バスでプールの送迎をしてくださって
お食事の後は、カラオケまでさせてくださいました。

金子さんや矢澤さん、加藤さん、夫や、うちのスタッフの根本さんにも
移動の車を出したり、準備からお手伝いをしていただき、
学生の石河さんや佐久間さん、山内さん、西野さんにもいろいろ手伝っていただきました。
これで3回目のお手伝いをしてくださった李さんとチョウズイさんは
長田先生の教え子さんです。、わざわざ東京から来てくれたチョウズイさん、
博士論文で忙しい中を来てくれた李さん・・・

皆様、本当に有難うございます。

帰りのバスの中では何が一番目に楽しかったかをそれぞれに話してもらいました。

プール・ザリガニ釣り・花火・キャンプファイヤー・お祭り・カレー作り野外炊飯・
バーベキュー・カラオケ・山ビンゴ・ソバ打ち・コンサート・ふれあいの里の動物たちに会うお散歩・・・

その他にはお友達の飯田さんが、お茶室で茶道の体験と礼についての講話をしてくださいました。
つくば山頂からの帰りに江戸屋さんで足湯に入らせてもらったりもしました。

花火は会計士の草間さんからの寄付。お祭り広場では冷たいお水のペットボトルを本部が出してくださったり
ふれあいの里での夕食も、特別に配慮してくだっさたのだなと分かるおいしいものでした。

コンサートは、牛久の御子柴さんというピアニストの方のサロンコンサートに、
ご招待していただいた上に、一番前の特等席で迫力ある素晴らしい演奏を
堪能させて頂きました。きっとあの時聴いた音楽を後で思い出して、感ずるものが
一杯あるでしょう。

帰りに寄った四万騎農園では、兵頭さんが、全員に栗のジャムをお土産に出してくださいました。

皆様のご芳志で運営する福島応援プロジェクト茨城です。
今後ともよろしくご協力のほど、お願い申し上げます。

5泊6日はさすがに長丁場で、熱中症にさせないように常に飲み物を飲ませて、
怪我をさせないように気を配っていないとならないので、夜はぐったりとして疲労を感じました。
でも子どもたちの元気な顔を見ると、困難なことがあっても乗り越えていけるように、
いい思い出をたくさん持って帰ってもらいたいと考えると、朝には新たな力が沸いてきました。

昨日は予定より早く出発して、郡山、福島で無事に親御さんに子どもたちを送り届けた
長田と小張は、帰りのバスでは横になって体力を回復させて、その足で国会前に直行。

7時の抗議行動に間に合って、車中で2つ折にした9・11のチラシを配りながら
前へ前へと進みました。

そして記念すべき「決壊の瞬間」に立ち会って湧き上がる想いを共有できました。
最初に2,3人が車道に出たところを警察官が追うように動いて、その時!
人々がバラバラわっと車道に出ていったのです。

やった!と両手を挙げて、喜んだ年配の男性。一生懸命「内閣打倒、再稼動反対」と拡声器で
先導する、若者たち。音楽で盛り上げ、踊りまくる一陣。
キャンドルを手に、誰もが確固な表情で、訴えかけています。

やはり人間の数が決定的な要素ですね。
今後も皆さん頑張って、「脱原発」成就の日まで
あらゆる抗議行動に、参加を呼びかけていきましょう。

豊崎博光講演会&ホピセッション「千羽鶴の祈り」開催します。

2012-07-23 13:20:58 | 日記
9・11・2012「千羽鶴の祈り」
http://blogs.yahoo.co.jp/dgni0911
豊崎博光講演会「核と先住民、そしてフクシマ」
&ダンスと音楽で綴る ホピセッション

「核の被害は先住民で始まり、先住民で終わる」と、世界中の核の風下、
放射能の影響を長年見つめ続け、知らせ続けてきた豊崎博光氏は指摘します。
 ウランの採掘、世界で2千回以上行われた核実験は、すべて先住民族の土地で実施され、核廃棄物の最終処分場としても狙われ、押し付けられてきました。アメリカ先住民ホピ族の聖地、居留地域は、世界最大といわれるウラン鉱脈の眠る地。かつて米政府は、危険性を伝えることもなく、彼らをウラン採掘に当たらせました。作業に従事した先住民には、がんや白血病が多発。多くの人々が命を落とし、今なお苦しめられています。
「平和に満ちた人々」ホピは自然を畏敬し、感謝して生きる人々であり、彼らの
ダンスや音楽は、祈りとして聖なる大地に捧げる、生き方そのものの表現です。
 採掘からウラン燃料の加工、原発現場で働く労働者の被ばく、そしてあらゆる生物の受けてきた汚染――多大な犠牲を強いてやまない放射能・核の姿と、
 私たちが加害者になってしまった事実を豊崎氏とホピから学び、
ともに平和への道を辿りましょう。

9月11日(火)
18:00 開場
18:30~ホピフープダンス
19:00~豊崎博光講演
 「核と先住民、そしてフクシマ」
20:00~豊崎氏&ホピトークセッション
20:30~ホピセッション
21:00 終演

チケット 
前売 一般 1,000円 障がい者・学生 500円
当日 一般 1,500円 障がい者・学生 700円
高校生以下無料

主 催 脱原発ネットワーク茨城・「千羽鶴の祈り」実行委員会
共 催  常総生協/脱原発とうかい塾/原発とまちづくり研究会/常陸24条の会/つくば・市民ネットワーク/茨城ユニオン/ネットワーク500/千年先の未来・ツクろーかる/福島応援プロジェクト茨城/たんぽぽ会/花小路/核戦争を防止し平和を求める茨城医療人の会/雑木林で遊ぶ会/星野式ゲルソン療法を実践するランチの会/
チケット取扱い  ノバホール029-852-5881 友朋堂書店吾妻本店029-852-3665・桜店・梅園店 花小路029-857-8845

連絡先北村090-5826-8577石岡市 杉森090-5587-7693 村上080-3423-0930牛久市 青木0297-22-2516常総市  金子090-1057-3123 江口029-852-4336 小張090-9108-0464つくば市  坂本090-3094-7326 平岡029-897-1245土浦市 渡辺0297-72-1092取手市 村井(常総生協内)0297-48-4911守谷市 橋本0297-66-4675龍ヶ崎市

ホピの預言
「平和に満ちた人々」ホピ族は史上初めての被曝者であり、
預言により人類すべてに警告を発している人々である
 第2次世界大戦終了後、ホピは先祖から伝わる「秘められた預言」を、国連を通じて世界に向け明らかにした。それは、『地下深くの「金の灰」(ウラン)には決して触れてはならない。「灰のつまったひょうたん」(原爆)が人類を滅亡へ導くことになる』との警告が現実となったからだ。1945年、広島・長崎に投下された原爆は、ホピの地から掘り出されたウランを原料としてつくられたものだった。2010年から始まった「にっぽん千羽鶴の旅」は、この事実への贖罪の想いから、デリック、ライオン、コシオによって挙行されたものである。「世界は今、物質への強欲のためにバランスを失っており、このままでは世界は終わる」 と警告し、正しい道を選べば発展の道が残されていると予言はいう。
  「2012年に人類は滅亡する」とうたわれたきっかけはこの予言による。

プロフィール
豊崎 博光 トヨサキヒロミツ(フォトジャーナリスト)
 神奈川県横浜市生まれ。アメリカの核実験場となったマーシャル諸島を取材以後、ウラン鉱石の採掘場や核実験場、事故を起こした原子力発電所など、核兵器の製造開発や原子力発電などによる人間や環境への被害、反核・非核運動や被害者大会の取材のために世界各地を訪れ、膨大な写真を撮り続ける。 数多くの写真展を開催、写真集を多数刊行する活動により、世界の核被害を知らしめてきた功績は多大である。拓殖大学「核の時代史」、中央大学「核におおわれた世界」などの講座で教鞭を執る。
著書:『核よ驕るなかれ』(講談社)、『アトミック・エイジ』(築地書館)で1995年第1回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞、『マーシャル諸島 核の世紀』(日本図書センター)で2005年日本ジャーナリスト会議賞を受賞。共著に、『水爆ブラボー3月1日ビキニ環礁・第五福竜丸』(草の根出版会)、『核の20世紀』(平和のアトリエ)、『原発・核』(日本図書センター)など。
デリック・スワイマ・デイヴィス (Derrick Suwaima Davis)
 アリゾナ州ホピ族・チャクタウ族 伝統的でモダンなネイティブアメリカンのフープダンスをこよなく愛し、通算5回ものフープダンスワールドチャンピオンの栄冠に輝く。
ライオン・ポリクワプテワ(Ryon Poleqaptewa)
 アリゾナ州ホピ族セカンドメサ(第二台地)サンクラン族。
伝統的なネイティブアメリカンスタイルの作曲家。ホピスタイルシンガー、ネイティブフルートの名手として数々の賞を受賞。
ケン・コシオ (Ken Koshio) 愛知県名古屋市出身。
 アリゾナ在住。和太鼓と歌で表現するフォークアーティスト。
「にっぽん千羽鶴の旅」は、平和を希求する人生観を表現するライフワークであり、プロデューサー役を担っている。

アクセス
ノバホール 〒305-0031つくば市吾妻1-10-1 TEL029-852-5881
●電車の場合 TXつくばエクスプレス つくば駅(秋葉原より快速45分) A3出口より徒歩3分
●車の場合 桜土浦ICより約15分、学園都市方面へ。大角豆(ささぎ)を右折、東大通  りを北へ約3km。学園東を左折、2つ目の交差点を左折。
駐車場は近隣の有料駐車場をご利用ください。
●高速バスの場合 東京駅八重洲南口高速バス3番乗り場より毎時15分間隔で運行 
  「つくばセンター行き」つくばセンター下車。 徒歩3分 

 脱原発ネットワーク茨城
〒305-0004つくば市柴崎955-5 ともいき舎(花小路内) TEL 029-869-9108 FAX 029-862-5450
 http://nonukes-ibaraki.seesaa.net/ 代表メールnonukes.ibaraki@gmail.com

振替口座 00100-2-466803 加入者名 脱原発ネットワーク茨城  カンパ歓迎

5泊6日の夏満喫ツアー実施目前

2012-07-20 10:23:23 | 日記


以下は夏ツアー参加者のお母さんとのメールのやりとりです。

先日の茨城県母親大会で福島の佐藤幸子さんが
「子どもの保養のサポートをしていると、いろいろな問題があります。
まず、パソコンに接続できない親が7割以上いるので、なんとか情報を届けたいが、
学校などで紙媒体のチラシを配って欲しいと頼んでも受け付けてもらえない。」
と言っておられました。

去年は1日で30名以上申し込まれたのに、今年はいたって動きが鈍い。

このメールを読むと、根が深いと思わされました。

思い起こせば、講談師の神田香織さんから
「福島市内で公演した際、小張さんたちの保養のことを舞台で言おうとしたら
その話題は避けてくれと言われ、驚きました…」
というメールをいただいたのは今年の3月春ツアー直前でした。

なるべく体に影響の大きい小学生を対象に考えてきたのですが、
中・高校生も大変なのだなと思わされます。

24日から5泊6日の保養ツアー実施目前の小張・長田です。


毎日仕事と脱原発の市民活動に目まぐるしい生活を
おくっているので、子供たちとの時間がリフレッシュの時間でもあります。

小学校の教諭の経験もあり(健康上の理由で辞めてしまいましたが)子どもは大好きです。

宿泊施設に洗濯機もあり、なるべく自分のことは自分でするようにしてもらいますので
そんなにたくさん荷物を持たせなくても大丈夫だと思います。

ほかの人のものと間違えないよう名前を書いておいてください。

皆さんも私たちも、これからの厳しい日本社会を生きていくためには、
健康を維持していくために、免疫力を高めておかなければならないと考えます。
それにはビタミンを積極的に取りいれ、それを浪費する精製した白砂糖の摂取は
控え、塩分も最小限にしておきたいところです。

お菓子の類はあまり持たせないでください。果物などこちらで用意します。

せっかく自然の中で生活し、新しい仲間を作って欲しいので、ゲーム類は持たせないで
頂きたいと存知ます。

ではまた、連絡させていただきます。

小張佐恵子


お忙しいなかの返信有難うございます。

温かい文面に胸が熱くなりました。

本当にかわいい子なんですよ。親バカですが、、、
子供らしい子供。
喜んで一人でも行ける子で 本当に良かったです。何より身体の為に。


罪もない子供達、余り保養の意味が深くはわからないと思います。

こちらでは、もう保養を考えない、考えたくない、

考えることをやめてしまった人たちもいます。

あきらめてしまう人も。
また、行かせたくても行かせられないとか、行ってくれないとか、、、

今年上の子は受験生。

残念ながらどこにも保養に行ってはくれません。
下の子よりも きっと被ばく量は多いです。

外で部活もしていたし・・・

中学生以上の子供を持つ母達から、小さい子は守られて保養も多いけど、大きいとなかなかないと。
また、言うことも聞かない子もいますが、、



本来悩まなくてもいいことなのに、日々の生活でいつもつきまとう先の心配。


ただ幸いにして、皆さんのような方達に支えられ、何とか希望を持てます。

マイナスをプラスに変えます。

皆さんのような方に出会えるチャンスが出来ました。

子供達も皆さんのように人に優しく、役に立てるように育ってほしいと思います。

去年も 福井に疎開させましたが、素晴らしい人達に出会い一回り大きくなって帰ってきました。

皆さんに育てられている福島の子達です。


心から感謝しています。有難うございます。

福島応援プロジェクト茨城、起動全開します。

2012-07-18 08:42:59 | 日記
7月24日から福島応援プロジェクト「茨城の夏満喫ツアー」を実施します。
http://blog.goo.ne.jp/oueniba
母親大会他の催事で準備が遅れていましたが、ねじを巻いて起動全開します。
まだ大学生の夏休みが始まっていない時期なので、サポーターが不足気味です。
福島の子どもたちに楽しい夏休みをプレゼントしたいので、募金を含めてご協力をお願いいたします。


アーサー・ビナードさんの意見に共感!

2012-07-17 18:09:09 | 日記
昨日7月16日(海の日祝日)の月曜日は、
東海村で茨城県母親大会が開催され、参加してきました。
心配された参加者も最終1000名を越えて盛況でした。
午前中は村上村長さん、福島の佐藤幸子さん、茨城大の渋谷先生の特別シンポジウム分科会に参加。
午後は東海高校のジャズバンド演奏の後、アーサー・ビナードさんの講演会。
講演のエッセンスは「原発は原爆を作るための、隠れ蓑」「原発はプルトニウムをつくるためのもの」「エネルギーの問題ではまるきりない」ということ。

「這っても 黒豆」という諺をホワイトボードに書いて、知っている人は?と投げかけてもだあれも知らなかったのですよ。私だけじゃなくて良かった。
その心は、「黒いものを黒豆だといった人が、それが虫だとわかっても認めず、黒豆であると言い張ったことから、理屈に合わなくても、強情に自説を曲げないこと。また、そのような人」
今の日本の、世界中のそこいら中に溢れている人たちですね。