裏門を出て直ぐのところで、ツリガネカズラを見つけ、思わず我が目を疑いました。
北アメリカ原産の蔓性落葉低木ですから、とても自然に生えたのではないのです。どうして此処にツリガネカズラが?と信じられなかったのです。
「稻毛一号橋」を渡ってすぐのところ、陸橋のつなぎ目の場所です。ひっそりと咲いているので、今まで全く気付かなかったのです。
生えている直ぐ下は交通量の多い道路です。恐らく、この道路が造られたとき、額田側の崖の土留めに植えられたのだろうと思います。
道路の反対側では、アメリカノウゼンカズラが防音壁一面を覆っています。
これも日本には自生していない植物ですから、防音目的で植栽されたのでしょう。
防音壁に植物を絡ませるのが、果たして防音効果があるのかと思えますが、実際に高速道路の防音壁には、甲子園のツタが使われていると聞いたことがあります。なんでも「アクティブ ノイズ コントロール」という考え方で、外観と防音目的で利用されているそうです。
しかし、このツリガネカズラが生えているのは、見る限りではその一本だけなのです。何故、何のために?と不思議でなりません。
早速枝先を切り取り、挿し木してみました。鉢植えにしてこの珍しい植物を、皆さんに見て貰おうと思ったのです。
ツリガネカズラの花は、カレー粉のような匂いがするので、別名を「カレーバイン」といいます。稲毛一号橋を通られる折り、花があれば是非嗅いでみてください。決して悪い匂いではありませんよ。
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