帰宅途中、貸し農園のところで、顔見知りの方に出遭いました。今年の春、見知らぬ私に、菜花をくださった方です。見ると奥の方にはニラが咲き始めています。
「ニラの花も食べられるのですよ」と話すと、「うちでは花は使わないので、存分に採っていっていいよ」といわれたので、厚かましくニラの花を摘ませて貰いました。
園のニラは、漸くつぼみがつき始めたばかりですが、やはり農地は肥料が効いているのでしょうか、近づいてみると丁度良い加減の咲き具合でした。摘んだ花は、「お酢の物にして、一度食べてみて」と食べ方の説明をしながら、自分の分もちゃっかり両手一杯・・・・・(-_-;)
開花し始めの頃が、食べ頃です。咲き進むと種子がつき始めるので、もう食用には向きません。うっかりして取り損ねると横目で見るばかりです。
“ニラの花が食べられる”って話すと、全員が「エ-ッ。そんな・・・聞いたこと無いわ」と仰有います。
そこで私は決まって言います。「騙されたと思って、一度試してみて」と。
中には、“騙されたと思って試してみたら美味しかった”、とすっかり「ニラの花の酢のもの」にハマってしまった方もあります。
ニラは臭気があるので、喰わず嫌いのかたが多いようです。
「嫌いだけれど栄養を考えてレバニラにして食べるようにしているわ」とよく聞きますが、私は葉の方は炒め物や、卵とじ、から炒りして(油を引かないで、そのまま炒ること)お酢のものにしたり、細かく切って湯豆腐の薬味にしています。薬味といえばネギが定番ですが、ニラもネギに劣らない薬味となります。
「ニラの花が咲いたら、葉も硬くなるので、地際から切ってしまうわ。そうすれば又柔らかいのが生えてくるからね。」
野菜を作っている友人はそう言いますが、花がついたらそのまま切って捨てるのはモッタイナイ!!
野菜作りの皆さん、切って捨てる前に、騙されたと思って一度試してみてください。お口に合わなければ、どうぞお捨てください。
<酢の物の作り方の手順>です。
1-このくらい開いた時が食べ頃。
開きすぎると種子を結び、
口当たりが良くありません。
2-良く洗って熱湯で茹でます。
茹ですぎると食感が損なわれるようです。
私は、ゆっくり30~40数える程度で。
3-茹で上がったら、冷水に取り、
水気を切って絞ります。
三杯酢(酢・醤油・砂糖⇒3・2・1)で。
ポン酢、かぼすポン酢、ゆずポン酢など
お好みの味でどうぞ。
私は花の利用は、酢の物しか作ったことはありませんが、ツクレポで検索してみたら、天ぷら、炒め物など沢山のレポートがありました。
それこそ、今度は私が騙されたと思って、炒め物や天ぷらに挑戦してみます。
畑に植えもしないニラだろうと思うものがあって、
花をつけていたので、確認のため調べてみました。
そうしたらこのブログに出会いました。
私も植物は好きですが、見ると育てるくらいで、
あまり知識はありません。
でも知ることで、もっと植物を楽しめると思います。
それで、このブログにずっと教えてもらえたらいいなと思って、お礼とはげましのコメントを送らせて頂きました。