ルビーを思わせるような赤色のティー。
その色素成分は、疲労回復効果があり、眼精疲労の予防と快復に作用します。
そのティーの名は「ハイビスカスティー」。
ハイビスカスティーと云えば、南国の花としてよく知られている園芸種の「ハイビスカスの花をお茶にするの?」と多くの方は思われるかもしれませんが、ティーにするのは同じアオイ科でもローゼルHibiscus sabdariffaという別の種類なのです。
ローゼルはアオイ科の中でも食用として改良された品種なのです。最近では交配種や変種が多く作られており、現在では100種類以上あると云われています。
よく目にすることが出来るローゼルは、花色が淡いピンク色、淡黄色と濃いピンクの3種類です。萼はいずれも濃い赤色ですが、淡い黄色種の萼が、一番肉厚です。
一般的なのは淡黄色、萼が一番ふっくらしています。花色の濃い種類はどうも中国産のようで、温室では多年草となり、葉はお茶にも使えます。
東京オリンピックで、マラソンの優勝者エチオピアのアべべ選手が、このハイビスカスティーを愛飲していたことから一躍有名になりました。クエン酸を多く含んでいて酸味があり、疲労回復には、効果があったのでしょう。以来ハイビスカスティーは“スポーツドリンクの王”と呼ばれています。
ティーに使うのは、花ではなく萼の部分です。
花後にこの萼が生長し多肉質に肥大化します。この肥大化した部分を収穫し、乾燥させて利用します。ティ-ばかりでなく、ジャムやソースの色づけに使えます。原産地のアフリカでは、茎からは繊維を、種子は炒って調理に、葉も蔬菜として食用にしていたそうです。また生の萼片に、塩を一振りして一晩ねかせてから、水洗いすると梅干しの代用にもなります
試しに葉を(濃い赤花の種類を)お浸しにして食べてみたことがありますが、ごわごわした食感が、どうも・・・でした。調理法によっては酸味のある蔬菜として使えるかもしれません。
本来は多年草なのですが、日本での路地栽培では一年草扱いです。昨年の種を蒔きましたが、種まきのタイミングがよくなかったのか、今年は発芽せずガッカリしていると、それを知った習志野のTさんが、種から栽培された今年の苗を、ピンクの花と黄花の二種を数本ずつ持ってきてくださいました。
ローゼルの苗はあまり流通しておらず入手困難ですから、なんと有り難いことでしょう。
謝謝、感謝・・・です。
早速、目につきやすい場所に植えようとしましたが、未だ茅類、スギナ、ハマスゲなどが我が物顔で占拠しているので、植え場所の確保を優先するとその作業に半日かかり、夕方漸く植え付け完了。
生長が待ち遠しい!!
早く伸びろロゼリ草 出さぬと鋏でちょん切るぞ・・・・・猿蟹合戦のお婆さんの思いです。
先日“隠れ脱水”といって、自分では自覚のない脱水症状のあることを放映していました。
今年の脱水予防は、酸味のあるハイビスカスティーで・・・・・。
皆様も、いかがですか?
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