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開学記念茶会 2014

2014-06-19 22:47:49 | Weblog

裏千家茶道部です。
今回は、先日6月8日に行われました
開学記念茶会についての報告を
させていただきたいと思います。


まず始めに、報告が遅くなってしまったことを
お詫びいたします。
写真等のデータが壊れてしまい、ブログに
載せられるまでに時間がかかってしまいました。
本当に申し訳ございませんでした…




当日は時折雨が降ったりもしましたが
茶会の時間帯は晴天に恵まれ、
絶好のお茶会日和でした。



裏千家茶道部は燕喜館の奥座敷にて
点前を担当しました。







掛軸は、
遠山無限碧層々
(えんざんかぎりなくへきそうそう)
と書かれています。
坐忘斎御家元の筆です。

こちらは、広大無辺な天地を前にして
思慮分別の入る隙もないほど美しい情景を
表した禅語だそうです。






花は、山あじさい、ほたるぶくろ、かわらなでしこ
しもつけ、金糸梅を生けました。

花入は竹 尺八で、此君亭の作です。







香合は、宗悦作の鮎蒔絵です。
文字通り、鮎が描かれています。









菓子は銘を「夏めく」といいます。
撫子を模しています。美豆伎庵の製です。

練りきりとなっており、中にはこしあんが入っている、目にも可愛らしく食べるのが勿体ないくらいのお菓子でした。

お客さまからも大変好評をいただきました!!









この写真は、右から

道寛作の桐蒔絵黒中棗

大亀老師書付の茶杓で、銘が「好日」

三代 長楽作の赤楽

玄山作の青楓です。




黒中棗の蓋の裏には、淡々斎の花押があります。
ちょうど同じ茶席にいらっしゃった方が
教えてくださったのですが、
淡々斎は十四代の御家元ですので、
花押も「十四」を模しているそうです。

花押の写真がないのですが
確かに「十四」を繋げて描いたような
花押がありました。


また一つ勉強になりました(^^)




また、赤楽は昨年度卒業された先輩方からの記念品です。これからも大切に使わせていただきますね!!













今回の茶会では、点前や亭主が日頃の練習の
成果を発揮できたのはもちろんですが
新入部員も大変立派な活躍をしていました!!

部員一人ひとりの活躍が輝いた茶会である
と強く感じました!!

みなさん本当にお疲れさまでした(^^)


お越しくださった皆さまも
本当にありがとうございました!!