裏千家茶道部です。
今回は、先日6月8日に行われました
開学記念茶会についての報告を
させていただきたいと思います。
まず始めに、報告が遅くなってしまったことを
お詫びいたします。
写真等のデータが壊れてしまい、ブログに
載せられるまでに時間がかかってしまいました。
本当に申し訳ございませんでした…
当日は時折雨が降ったりもしましたが
茶会の時間帯は晴天に恵まれ、
絶好のお茶会日和でした。
裏千家茶道部は燕喜館の奥座敷にて
点前を担当しました。
掛軸は、
遠山無限碧層々
(えんざんかぎりなくへきそうそう)
と書かれています。
坐忘斎御家元の筆です。
こちらは、広大無辺な天地を前にして
思慮分別の入る隙もないほど美しい情景を
表した禅語だそうです。
花は、山あじさい、ほたるぶくろ、かわらなでしこ
しもつけ、金糸梅を生けました。
花入は竹 尺八で、此君亭の作です。
香合は、宗悦作の鮎蒔絵です。
文字通り、鮎が描かれています。
菓子は銘を「夏めく」といいます。
撫子を模しています。美豆伎庵の製です。
練りきりとなっており、中にはこしあんが入っている、目にも可愛らしく食べるのが勿体ないくらいのお菓子でした。
お客さまからも大変好評をいただきました!!
この写真は、右から
道寛作の桐蒔絵黒中棗
大亀老師書付の茶杓で、銘が「好日」
三代 長楽作の赤楽
玄山作の青楓です。
黒中棗の蓋の裏には、淡々斎の花押があります。
ちょうど同じ茶席にいらっしゃった方が
教えてくださったのですが、
淡々斎は十四代の御家元ですので、
花押も「十四」を模しているそうです。
花押の写真がないのですが
確かに「十四」を繋げて描いたような
花押がありました。
また一つ勉強になりました(^^)
また、赤楽は昨年度卒業された先輩方からの記念品です。これからも大切に使わせていただきますね!!
今回の茶会では、点前や亭主が日頃の練習の
成果を発揮できたのはもちろんですが
新入部員も大変立派な活躍をしていました!!
部員一人ひとりの活躍が輝いた茶会である
と強く感じました!!
みなさん本当にお疲れさまでした(^^)
お越しくださった皆さまも
本当にありがとうございました!!