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初釜茶会2018

2018-02-13 23:07:56 | お茶会関連

こんにちは、裏千家茶道部です。更新が滞っており、申し訳ありません。

新年明けて初めてのブログとなりますが、今年はお茶会や日々の活動の様子を、たくさんお見せしていけたらと思っております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、先日行われた初釜茶会の様子についてお伝えさせて頂きます。

当日は荒れた天候となりましたが、そんな中でも、お越し頂いたお客様方に、心より感謝申し上げます。燕喜館の庭にも雪が積もっていました。

 

待合の床には、扇面 寿似山(ことぶきやまににたり)を掛けさせて頂きました。めでたいことが山のようにあるという意味だそうです。

 

初釜茶会ということで、点心をお出ししました。部員がそれぞれ力を合わせたり、分担したりして作ってきた力作です。写真にはありませんが、お吸い物と日本酒も一緒にお出ししました。

席のお床の様子です。軸には、佳気満高堂(かきこうどうにみつと書いてあります。めでたい雰囲気が茶室に満ちている、という意味です。

 

お花はクリーム色のものが蝋梅、ピンク色のものが西王母で、先生が活けてくださいました。

明るい色合いで、新春の息吹が感じられる、素敵なお花でした✨

 

香合は振々(ぶりぶり)でした。昔の貴族の子ども達が、お正月に振り回して遊んだおもちゃをかたどっているそうです。孔雀の絵が綺麗ですね。

 

席の様子です。今回は濃茶と薄茶を、同じ部屋で続けて行いました。

 

濃茶のお菓子は花びら餅、薄茶のお菓子は戌(いぬ)と宝船で、どちらも美豆伎庵さんのものでした。写真がなく申し訳ありません。

 

釜は金森紹栄作の海老環付平丸釜、炉縁は高台寺蒔絵でした。

海老といい全体の形といい、釜がとてもかわいらしく、個人的に好きでした。

今回は、部員のほぼ全員が席に入ることができ、普段はない点心など、良い経験をさせて頂くことができました!

この初釜茶会を出発点として、今年も日々の稽古に励み、精進してまいりたいと思います。

次のお茶会は、卒業茶会になります。お世話になってきた、大好きな先輩方との最後のお茶会です。ご都合がよろしければぜひ、3月10日、燕喜館にいらしてください。お待ちしております。