飯室山(向ケ丘遊園)に2019年春スケッチに出かけた時のネタでF10ア版クリル画の作成を開始しました。
①時間の都合で、現地でのスケッチはせずに、これはと思うところで写真を何枚か撮り、その中から作成の基本となる写真を選び、近辺の写真を考慮しながら、キャンバス上の構図を修正し、また要素の追加、削除、変形を行いました。
②F10号のキャンバスに、いつものように5cm間隔で格子を描き、①で決めた構図を鉛筆でキャンバス上に載せました(下の写真)。これに大まかに色を載せ、できあがりの絵を想像することにしました。画面の中央より少し上に青い空と地上の遠くに見える建物を分かつ水平線があり、その手前には飯室山展望台から見えるたくさんの樹木が、折り重なるように、あるいは展望を周りから覆うようにたたずんでいます。
③色を重ねていくとキャンバスに書いた格子の線が見えなくなってしまうので、工作用の角材で所定のキャンバスが収まるような枠を作り、左上から5cm間隔で木綿糸をはって格子をつくり、それにキャンバスを嵌め込みました。この状態で加筆してもなんとか描けることがわかり、この工夫により以後の絵画製作の大幅な効率化を図ることができるようになりました。
次回のブログでその後の経過を報告します。