今年の油彩サークルの1年総決算にあたる作品展は、市民館のギャラリーで1週間行われた。私は油彩画としてF6版の絵を2点(「洞窟」、「真夏のシーボニア」)、アクリル水彩画としてF10版の絵を1点(「木枠と枯れ葉」)、合計3点出品した。
このブログでは「洞穴」について書き留めることとした。製作一日目はデッサン帳にモチーフとしてテーブルに並んだ多くのものをありのままにスケッチした。中央には木箱にずた袋をかけた上に置かれた鹿の頭骸骨。立派な角と大きく開いた眼孔が特徴的である。周りには錆びたブリキ製みずさしにさされた枯れたアジサイ?、アルコールランプ、ところどころ実がついた枯れ草が置かれているが、まとまりが無く絵にしにくい。F10のキャンバスに描けば全体は入るがあちこちに空間ができ間延びした絵になるかもしれない。
結局F6のキャンバスを使って、中央に鹿の頭蓋骨を画面一杯に描き、背景右手にアルコールランプを、左側には錆びた水差し刺されたドライのアジサイの花を画面からはみ出し気味の描き込んだ。しかし、左右対称気味の配置になるのと、単純な背景になるのを避けるため、洞窟の中を想定して暗闇の中にぼんやり浮かぶ洞窟出口を左手上方に配し、ランプも水差しの花も薄暗く描き、中央の頭蓋骨が主役になるようにした。
最終的には、中央の鹿の頭蓋骨の歯の並び、角の表面のでこぼこの詳細にてを加え、またずた袋の微妙な波打ちや垂れ下がりを表現し、各モチーフ下部や後部の影、洞窟出口から暗闇に差し込む僅かな光を表現した。
このブログでは「洞穴」について書き留めることとした。製作一日目はデッサン帳にモチーフとしてテーブルに並んだ多くのものをありのままにスケッチした。中央には木箱にずた袋をかけた上に置かれた鹿の頭骸骨。立派な角と大きく開いた眼孔が特徴的である。周りには錆びたブリキ製みずさしにさされた枯れたアジサイ?、アルコールランプ、ところどころ実がついた枯れ草が置かれているが、まとまりが無く絵にしにくい。F10のキャンバスに描けば全体は入るがあちこちに空間ができ間延びした絵になるかもしれない。
結局F6のキャンバスを使って、中央に鹿の頭蓋骨を画面一杯に描き、背景右手にアルコールランプを、左側には錆びた水差し刺されたドライのアジサイの花を画面からはみ出し気味の描き込んだ。しかし、左右対称気味の配置になるのと、単純な背景になるのを避けるため、洞窟の中を想定して暗闇の中にぼんやり浮かぶ洞窟出口を左手上方に配し、ランプも水差しの花も薄暗く描き、中央の頭蓋骨が主役になるようにした。
最終的には、中央の鹿の頭蓋骨の歯の並び、角の表面のでこぼこの詳細にてを加え、またずた袋の微妙な波打ちや垂れ下がりを表現し、各モチーフ下部や後部の影、洞窟出口から暗闇に差し込む僅かな光を表現した。