サヒロの個人美術館

趣味の油絵製作活動を写真付きで日記風にgooブログ。

お茶ノ水聖橋#2

2018-10-31 05:23:55 | 絵画
 ボールペンで描き終えたF6版キャンバスの下絵に、フェロシアンブルーのアクリル水彩絵具を水で溶き、ラフに濃淡を付け明暗の差、遠近の差を付けるとどうなるか描いてみた。写真は撮影条件の加減か白いキャンバスが黄ばんでいるが、実際に見える絵は明るく白い。



 絵を見て、少し違和感を感じたのは、駅プラットホーム辺りの遠近感が誇張され過ぎている点である。なんとかこれを修正してから、絵の具をアクリルに決定し、アイボリー系でプラットホーム、跨線橋、上り坂の歩道を、緑系で立木や草を、茶色系で歩道線路際の金属製柵、木の幹、その他影の部分をやはり濃淡を付けて描き足していく予定である。

お茶ノ水聖橋・・・・4年ぶりにスケッチ大会に参加

2018-10-20 18:44:58 | 絵画
 今年の10月の日曜日、お茶の水で毎年秋のこの時期に行われているスケッチ大会に4年ぶりに参加した。前回は2014年で初参加、油絵の道具一式担いで、聖橋の上から秋葉原方向をスケッチした(本ブログに投稿あり)。当時、聖橋あたりは改修?工事を行っており、お目当ての聖橋が描けなかった。次の年には聖橋を描こうと張り切っていたが、天気が悪く?行かなかった。その次の年も、その次も体調が悪かったり、用事ができて参加できなかった。今年は天気もよく、聖橋も工事中でないので描けることとなった。朝、受け付けに登録し、スケッチブック、鉛筆をもらって絵を描く場所を探した。結局、JRをはさんで液と反対側の湯島聖堂前の坂道の途中の歩道に陣取った。すでに先客がいらしたので、少し描くところをずらして描き始めた。
 今回は鉛筆でF6版スケッチブックに描き、午後の先生の講評少し前に、軽く色彩を入れてみた。アクリル水彩なので、普通の水彩絵の具のように全色だして色
を調整することが難しく、淡く色をつけてはみたものの見事に失敗した。
 午後スケッチを終了し、駅近くの路上で場所別にグループをつくって作品を並べ、先生が丁寧に講評してくださった。私の下手な絵でも、①歩道の上り坂が良く表現されている、②空(そら)の部分をもう少し増やした方が良い、③鉛筆での濃淡の表現は5段階ぐらい区別して描けるよう、とのコメントをいただいた。
 そこで、F6版のキャンバスに空を増やした構図を考え、鉛筆で作図をして、青のボールペンでより細かく書き込み、下図を作った。



 今後、この下絵に油絵またはアクリル水彩絵の具で色を載せていく予定である。